20170721報告4.NHK for school 4本の新番組
今日は7月25日。
前投稿に引き続き、7月21日の報告です。
いよいよ本題。この日の研修会の報告です。
「NHK for school×アクティブ・ラーニング
実践ワークショップ in北名古屋市」
せっかくの映像の宝の山「NHK for school」をより有効に使いこなしたい。
そんな気持ちで参加した研修会でした。
勉強になったことを箇条書きで書き並べていきます。
〇服部里衣子さん(NHK青少年教育番組部)の話。新番組「ドスルコスル」の紹介
10月12日放映スタート。3~6年の総合の時間に使える番組です。
現在、6月に放映されたパイロット版を見ることができます。
※ドスルコスル コスル編こうする!商店街を救え~横浜市立戸部小学校~
〇実際に見てみると、「ドスル編」で課題が提示され、
「コスル編」で子どもたちで課題に対してできることを実行しています。
2話完結のようです。
〇パイロット版「ドスルコスル」の冒頭で次のように登場人物が言っています。
ドスル:大人も頭をかかえる社会の課題。
コスル:みんなはどう向き合っていく?
ドスル・コスル:ドスルコスル!
〇番組のコンセプトが、短いセリフで表現されていて素晴らしい。
「みんなは」というところが大事です。
課題解決を大人の仕事と傍観するのではなく、
子どもでもできることを考え実行していこうというわけです。
番組名の「ドスルコスル」も「どうするこうする」から
生まれたことがよくわかります。
楽しんで番組名を考えているなあと思いました。
思い浮かんでこれでいこう!と決めた方の喜びの顔が思い浮かびます。
何といっても全国番組のタイトルを決めるんだから、楽しいだろうなあ。
〇同じく10月スタートの番組「メディアタイムズ」の紹介。
パイロット版がここで見ることができます↓
〇番組のコンセプトがHPに示されていました↓
これまた興味のある内容です。
〇3本目に「Why?プログラミング」を紹介。
この番組については昨年気がついて、子どもたちに見せました。
※ここでも道草 記事「プログラミング どう教える」(2016年5月22日投稿)
〇4本目が「しまった!」です。服部さんが最も現在入れ込んでいる番組のようです。
番組のコンセプトは、やっぱりHPより。
〇番組名「しまった!」は「しらべる」の「し」、「まとめる」の「ま」、
「つたえる」の「つた」を合わせたものだそうです。
4文字目の「た」は、「タブレット」の「た」とも考えたそうですが、
タブレットがいつまでもあるとは限らないからと却下になったようです。
これからタブレット!と思っているのに、いつまでもあるとは限らないと
その先まで見ておられるのだなあと思いました。
〇「しまった!」の「インタビュー編」を見させてもらいました。
どうやってインタビューしたらいいか、
失敗体験の後でデーモン閣下から教えてもらえます。
ちなみにインタビュー成功の3つのポイントとは、
①役割分担をしておく
②テーマに沿った質問をあらかじめ準備しておく
③メモはキーワードで書く でした。
勉強になります。
〇もう1本見てみました。「しまった!」インターネット検索編
これもいい内容でした。
インターネット検索では、検索サイトで出てきた一覧の見出しと「説明文」も読んで
見たいサイトを絞り込むと言っていました。
普通にやっていたことではありますが、まだ初心者の小学生には教えるべきことだと
思いました。
こういう内容の勉強をする時代になったのですね。 (つづく)
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