谷口仁史さんから学ぶ/何が好きか→価値観を知るヒント
今日は11月26日。
前投稿のつづきで「プロフェッショナル 仕事の流儀
寄り添うのは、傷だらけの希望 子ども・若者訪問支援 谷口仁史」
(2015年8月31日放映)のことを書いていきます。
以前は働いていた30代後半の息子。
引きこもりになってしまい10年近く。
親に暴力をふるうこともあり。そこへ谷口さんが出向く場面。
ここで「アウトリーチ」についての説明が入りました。
ナレーター:谷口は、当事者が相談に来るのを待つのではなく、
現場に出向く”攻め”の支援のエキスパートだ。
「アウトリーチ(訪問支援)」と呼ばれるこの手法は、
かつてはリスクが大きいと、敬遠されてきた。
だが今では、谷口らの活動によって、
アウトリーチは現場の主流となりつつある。
谷口はいつも現場に着くと、事前に集めた当事者の情報を再確認する。
今、興味があることはどんなことか。
口癖や性格はどういったものか。
どんな言葉を嫌がるのか。
徹底的に頭に叩き込む。
アウトリーチは最初のアプローチで全てが決まる。
当事者と信頼関係を築くため、谷口が心がける一つの流儀がある。
「価値観のチャンネルを合わせる」
谷口:自分のこと、だれも分かってくれないといった
ネガティブな感覚なんですね。
われわれ訪問するときには、
少なくともこの人だったら分かってくれるかもと
思ってもらわなきゃいけない。
まずは本人が好きなことを理解をして、
本人の価値観にチャンネルを合わせていく。
純粋にね、どんなアニメが好きだとか、
どんな映画が好きなんだ。
実はそういったことが、本人の価値観を知るヒントになるってことも
あるんですね。
ここにも勉強になる1文があります。
どんなものが好きなのかを知ることで、
「本人の価値観を知るヒントになる」です。
なるほどと思います。
現在教えている子どもたちが、いったい何が好きなのか、
お前はわかっているのか?と自問自答。
たいしてわかっていない。
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