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2015年8月25日 (火)

葛切り購入/クズの花を以前見たぞ

 

今日は8月25日。

  

こんなのを見つけました。

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冷蔵庫でしっかり冷やして食べたいなと思いました。

よく見るとこう書いてあります。

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こんにゃくと寒天をしようとありますが、

肝心の「くず」は使っているのかな?

  

調べてみました。

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ありましたよ、「くず」と書いてあります。

ちゃんと使われていました。

  

   

夏休みに読破した本の1冊

「身近な雑草の愉快な生きかた」(稲垣栄洋著/ちくま文庫)より。

「くず」も雑草。「くず」について書いてあるところを引用します。

  

クズは非常に生育量の旺盛な雑草として名を馳せている。(中略)

そのスピーディな生育の秘密は二つある。

一つは茎がつる性であることにある。

直立する茎は、倒れないように中身を充実させて強い構造に作らなければならないが、

つる性植物はその必要がないので、

ぐんぐんと茎を伸ばすことができる。

もう一つの秘密は太い根にある。

葛粉の原料ともなる太くて大きい根に多量のエネルギーを蓄積していることも、

旺盛な生育を可能にさせている一因である。

敵にまわすと恐ろしいタイプは味方につけるとこれほど心強いものはない。

雑草としても悪名高きクズも、

かつては有用植物として人間生活になくてはならない存在だった。

葛切りや葛餅、葛湯の材料になる葛粉は葛の根を粉末にしたものである。

風邪薬の葛根湯も字のとおりクズの根から作られる。

また、クズのつるは繊維が強いのでそのまま薪をしばる縄として使われたり、

繊維を取り出して葛布(くずふ)を織るのに使われたりした。

まさに日本人の暮らしになくてはならないベストパートナーだったのである。

(166~169p)

 

「葛根湯」は風邪気味の時にはまず飲んでおく薬です。

たいがいは「葛根湯」で快復します。

葛布については知らなかったので調べました。

隣県の静岡県が盛んな場所だったようです。

※参考:静岡県郷土工芸品振興会 掛川手織葛布

  

クズの花を以前載せたことがありました。

ここでも道草 7月下旬の花々 クズ(2012年8月20日投稿)

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いい花です。新城市で見かけました。

確か神奈川県の大山登山でも見かけたことを思い出しました。

写真を探しました。あった!

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うん、これはクズです。

2013年8月18日に大山の登山口近く(伊勢原市)で撮影しました。

繁っていました。

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