「槍ヶ岳山頂」を読む
今日は12月13日。
図書館で借りてきて、この本を読みました。
「槍ヶ岳山頂」(川端誠著/BL出版)です。
2011年に上高地~槍ヶ岳~大天井岳~常念岳~蝶ヶ岳~上高地を歩きました。
この本のコースと多くだぶるので、思い出しながら読みました。
川端さんといえば、「落語絵本シリーズ」「風来坊シリーズ」を
子どもたちに読み聞かせしていました。
それらの絵本とは、違ったタッチの絵でした。
山々の絵がすごく良かったです。
大天井岳から西岳に向かう山の東側を歩く絵は
自分が撮ったこの写真を思い出しました。
↑ここでも道草 2011北アルプス7・・・槍ヶ岳~大天井岳(おてんしょうだけ)
水俣乗越に下りていく絵は、こんなところがあったなあ、
たいへんだったよなあと思い出して見ました。
雨の中の登山風景もとても上手でした。
槍ヶ岳の頂上から、歩いてきた山並みを見るシーン。
「あそこからきたんだ」という感想は、共感できます。
ああ、山に誘う絵本ですね。
燕山荘で日の出を見るシーン。
4時53分。ご来光。
「雲海」って、ほんとにそうだ。
その雲の水平線を赤くそめて、
金色の光をはなちながら、
太陽がのぼってくる。
金色の光が
ぼくにもとどいていると思うと、
なんだか勇気がわいてくる。
空の色、あたりの色が、
どんどんかわっていく。
太陽のスピードを
はじめてしった。
確かに、日の出・日没時に太陽のスピードを感じます。
担任している子どもは、日の出を見たという体験があまりない模様。
日の出は見ないとね。そして新鮮な日光を感じ、太陽のスピードを知ってほしいと思います。
日の出の時刻が遅くなって、地元でも日の出は味わえますが、
やっぱり山の日の出がいいなあ。
2007年に鹿島槍ヶ岳付近で見た日の出です。
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