親野智可等先生のアイデア「漢字しりとり」をやってみよう
今日は12月7日。
1006字の漢字カードを完成させ、その使い方をいろいろ模索しています。
そんな時に、親野智可等さんから、いい情報をもらいました。
12月1日に届いたメルマガ「親力で決まる子供の将来 No.1695」のタイトルは、
「『漢字しりとり』で漢字が好きになる」でした。
※参考:このメルマガを登録する場合はここ→「親力」メルマガ
内容は、このサイトで読めます。
引用します。
●これはどういう並び方?
次の漢字の並び方を見て、何か気がつくことがありますか?
春→間→問→右→有→胃→男→努
そう、簡単ですね。
前の漢字の一部、つまりパーツが、次の漢字にも使われています。
これを「漢字しりとり」と言います。
前回の「漢字の当て字作文」と並んで、この「漢字しりとり」も漢字遊びの一つです。
これも授業でやったときはかなり盛り上がり、
子どもたちは休み時間にもやっていました。
これのいいところは、知らず知らずのうちに漢字を構成するパーツを
意識するようになることです。
画数の多い漢字も単純なパーツの組み合わせですから、
パーツに強くなることで漢字が得意になれるのです。
●遊び方あれこれ
2人で対戦してもいいですし、1人で遊ぶこともできます。
2人で対戦するときのルールは、続きを書けなくなった人が負けです。
ただし、相手の人も続きを書けなければおあいこです。
その場合は、ひとつ前の漢字を取り消して書き直し、改めてそこから続けます。
1人で遊ぶ場合は、自分ひとりで何個まで続けられるか挑戦します。
先ほど例は8個でしたが、がんばれば20個、30個、100個と続けられます。
私のクラスでも、休み時間に楽しみながら延々と続ける子もいました。
たくさん続けられたら、「すごいね。漢字が得意だね」とほめてあげてください。
そうすると、子どもは漢字が好きになります。
この漢字遊びは、ほめるネタ作りとしてもイチオシです。
●「部首」でなく「パーツ」にする
遊ぶときは、漢字の一覧表、漢字辞典、電子辞書などを見ながらやります。
文部科学省のサイトには学年別漢字配当表が出ています。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/syo/koku/001.htm
「同じ部首のある漢字」というルールにすると大変になってしまうので、
もっとゆるやかに「同じパーツのある漢字」ということにします。
例えば、「間」や「関」の部首は「もんがまえ」ですが、
「聞」の部首は「みみ」であり問の部首は「くち」です。
大人でもほとんどの人は、「聞」や「問」の部首を「もんがまえ」と思い込んでいます。
部首はそれくらい難しいのです。
「同じ部首のある漢字」というルールにすると、こういったことを厳密にしなければなりません。
それでは気楽な遊びとしてはできなくなりますので、「同じパーツのある漢字」にしてください。
う~ん、どの内容も外せなくて、全文引用してしまいました。
さすが親野先生、ナイスなアイデアです。
遊ぶ時には「漢字一覧表」などを見ながらやると書いてありましたが、
これが私の教室なら、掲示板を見ることになります。
それはそれは大きな一覧表です。楽しそうです。
もう一つ、親野先生のメルマガから、次の内容から行動を起こそうと思います。
※ママノート 日ごろから温度計に親しんでいると、理系的な発想と能力が鍛えられる [前編]
※ママノート 日ごろから温度計に親しんでいると、理系的な発想と能力が鍛えられる [後編]
詳しくはまた後日書きます。
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