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2014年12月 7日 (日)

親野智可等先生のアイデア「漢字しりとり」をやってみよう

  

今日は12月7日。

  

1006字の漢字カードを完成させ、その使い方をいろいろ模索しています。

そんな時に、親野智可等さんから、いい情報をもらいました。

  

12月1日に届いたメルマガ「親力で決まる子供の将来 No.1695」のタイトルは、

「『漢字しりとり』で漢字が好きになる」でした。

※参考:このメルマガを登録する場合はここ→「親力」メルマガ

  

内容は、このサイトで読めます。

ママノート 「漢字しりとり」で漢字が好きになる

  

引用します。

  

●これはどういう並び方?

次の漢字の並び方を見て、何か気がつくことがありますか?

春→間→問→右→有→胃→男→努

そう、簡単ですね。

前の漢字の一部、つまりパーツが、次の漢字にも使われています。

 

これを「漢字しりとり」と言います。

前回の「漢字の当て字作文」と並んで、この「漢字しりとり」も漢字遊びの一つです。

これも授業でやったときはかなり盛り上がり、

子どもたちは休み時間にもやっていました。

 

これのいいところは、知らず知らずのうちに漢字を構成するパーツを

意識するようになることです。

 

画数の多い漢字も単純なパーツの組み合わせですから、

パーツに強くなることで漢字が得意になれるのです。

●遊び方あれこれ

2人で対戦してもいいですし、1人で遊ぶこともできます。

2人で対戦するときのルールは、続きを書けなくなった人が負けです。

ただし、相手の人も続きを書けなければおあいこです。

その場合は、ひとつ前の漢字を取り消して書き直し、改めてそこから続けます。

1人で遊ぶ場合は、自分ひとりで何個まで続けられるか挑戦します。

先ほど例は8個でしたが、がんばれば20個、30個、100個と続けられます。

私のクラスでも、休み時間に楽しみながら延々と続ける子もいました。

 

たくさん続けられたら、「すごいね。漢字が得意だね」とほめてあげてください。

そうすると、子どもは漢字が好きになります。

この漢字遊びは、ほめるネタ作りとしてもイチオシです。

  

●「部首」でなく「パーツ」にする

遊ぶときは、漢字の一覧表、漢字辞典、電子辞書などを見ながらやります。

文部科学省のサイトには学年別漢字配当表が出ています。

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/syo/koku/001.htm

 

 

「同じ部首のある漢字」というルールにすると大変になってしまうので、

もっとゆるやかに「同じパーツのある漢字」ということにします。

例えば、「間」や「関」の部首は「もんがまえ」ですが、

「聞」の部首は「みみ」であり問の部首は「くち」です。

大人でもほとんどの人は、「聞」や「問」の部首を「もんがまえ」と思い込んでいます。

部首はそれくらい難しいのです。

「同じ部首のある漢字」というルールにすると、こういったことを厳密にしなければなりません。

それでは気楽な遊びとしてはできなくなりますので、「同じパーツのある漢字」にしてください。

  

  

   

う~ん、どの内容も外せなくて、全文引用してしまいました。

さすが親野先生、ナイスなアイデアです。

遊ぶ時には「漢字一覧表」などを見ながらやると書いてありましたが、

これが私の教室なら、掲示板を見ることになります。

それはそれは大きな一覧表です。楽しそうです。

  

  

  

もう一つ、親野先生のメルマガから、次の内容から行動を起こそうと思います。

ママノート 日ごろから温度計に親しんでいると、理系的な発想と能力が鍛えられる [前編]

ママノート 日ごろから温度計に親しんでいると、理系的な発想と能力が鍛えられる [後編]

詳しくはまた後日書きます。

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