最近は、こんなビールを買っています/”濃い”と”コク”
今日は11月15日。
前投稿の続きでビールのこと。
意外においしくて、”濃い”と感じた「冬のどごし」
そのデザインには「華やぐコク」と書いてありました。
最近飲んで濃いなと感じたのが、研究発表の晩に飲んだ「EBISUI 琥珀エビス」
CMの宣伝では「目に美しく、コクも深い」でした。
”濃い”と感じているのは、「コク」?
そう言えば、「濃い味 糖質ゼロ」はよく見かけるけど、
「濃い味 デラックス」を店頭で見かけなくなりました。
なぜ?何かの作戦?
しかし、よく「濃い味」なんていうネーミングを考えたよな。
そのまんまだし、漢字「濃」はおしゃれなイメージではありません。
「澄みきり」の「澄」はおしゃれだし、縦書きで「り」の字が生きています。
濃い味を好むようになったのは、自分の味わう能力が、
加齢とともに衰退している証拠でしょうか?
まてまて、話が脱線しました。この疑問に戻ります。
”濃い”と感じているのは、「コク」?
次のサイトが参考になりました。
※@DIME(アットダイム) 検証リポート】説明できる?ビールの「コク」と「キレ」(2014.03.21)
「コク」とは?
こう書いてありました。
鈴木隆一氏(AISSY代表取締役社長/慶応義塾大学 研究員)によると・・・・
コクとは「味の総和」のこと。
食品中に基本五味(甘味、塩味、酸味、苦味、旨味)がバランスよく含まれていると、
コクが感じられるという。
ひとつひとつの味は濃くなくても、これらがうまく合わされば、
結果的には濃い味になり、コクがあることになるという。
逆に、味が濃くても何かひとつの味だけが強く、その他の味がしないような場合は、
コクがあるとはいえない。
そうなんだ。「濃い」は「コク」と関連ありそうです。
ちなみに、ビールでよく使われる「キレ」については、
次のように書かれていました。
キレは「後味がどれだけ早く消えているかで測る味」のことを指すという。
上記の「@DIME」では、お気に入りの「澄みきり」は、
「スーパードライ」に匹敵するコクとキレを併せ持つことが書いてありました。
興味深く読んでしまいました。
よかったら読んでみてください。
その部分を少しだけ引用。
分析の結果、両者(”澄みきり””スーパードライ”)に共通しているのは、
キレがずば抜けていること。
ともに、ビールのキレの平均値を軽くオーバーし、
リニューアルでさらに強めていることがわかった。
キレが強いだけに、酸味がともに高めだ。鈴木氏も「両者は酸味が高めでキレが強く、
苦味はそれほど強くない割にコクがある。系統的には似ています」と評する。
酸味が強くなると、味の抑制効果が働き、他の味をシュリンクしてしまう。
にもかかわらず、ビールのコクの特徴ともいえる
「苦味」を感じさせることを両者は実現しているようだ。
「両方とも飲んだ瞬間、苦味を感じさせることができているのでしょう。
最初に苦味を感じさせることができれば、後は酸味が効いてグッとキレが増します。
飲んだ瞬間、苦味がないとキレはあまり大きくなりません」(鈴木氏)。
『キリン 澄みきり』については、味覚分析上では『アサヒスーパードライ』と全く遜色がないとし、
これまで、各社の新ジャンルの味覚分析を行なってきた経験と合わせ、
ダントツの完成度を誇ると評価する。
リニューアル後はコク、キレともに増し、ともにビールの平均をオーバー。
コクに至っては、『アサヒスーパードライ』をも上回る結果を出したのには正直、驚いた。
もう~ゾクゾクしてくる説明です。
「澄みきり」の回し者?
今度「澄みきり」を飲む時には(今晩か!)、コクとキレを味わいながら飲むことにします。
今朝は朝からビールの話。
気楽にスタートした土曜日です。
待てよ、今晩は、地区の人たちとの飲み会あり。
「澄みきり」を飲むのは明晩です。
コメント