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2014年6月 8日 (日)

今日はワーキングメモリの勉強3 「どこどこ」から作文指導

  

今日は6月8日。

  

前投稿のつづき。

「特別支援教育教え方教室40」(明治図書)から引用しています。

   

「アタマげんきどこどこ」(騒人社)についての特集から引用してきました。

  

「アタマげんきどこどこ」から作文指導につなげた実践を書いていきます。

 

〇絵本「どこどこ」シリーズは、状況がタイトルと絵で一目で分かる。

 絵で話のイメージが膨らむので、絵の中の人物のやり取りを口頭作文にすると楽しい。

 絵の中の人物になって「会話文」を交えて書くと日常の経験が反映されて、

 低学年の作文指導にぴったりだ。(36p田村ちず子)

※おもしろい実践だと思う。作文を書いて、どの子になって書いているかを

 他の子に探させることをやっていました。なかなか濃い実践です。

  

  

〇国語科では、教科書の挿絵から「お話を作る」という学習がある。

 いきなり教科書の挿絵からお話を作るのは、ステップが大きく困難である。

 よって、教科書に入る前に、スモールステップで「お話を作る」という学習を

 繰り返し経験させておく必要がある。

 そこで、活用したのが、「アタマげんきどこどこ」である。

 「アタマげんきどこどこ」を使って、以下の5つのステップでお話作りを実践した。

 ①「どこどこ」を見て、分かったこと・気づいたこと・思ったことをできるだけ

  たくさん箇条書きする。

 ②「どこどこ」を見て、想像したことをできるだけたくさん箇条書きする。

 ③「どこどこ」の人物に吹き出しとセリフを書き込む。

 ④お話の例示を聞く。

 ⑤お話を作る。   (42p南達也先生)

  

  

※「アタマげんきどこどこ」はこういう使い方もできるなと思った実践でした。

 まずはワーキングメモリトレーニングで使いたい教材ですが、

 作文に力を入れている今年度は、最後の南先生のような使い方もやってみたいです。

  

  

以上、3回にわたって、「特別支援教育教え方教室40号」(明治図書)の

「アタマげんきどこどこ」特集から引用しました。

「アタマげんきどこどこ」を中心に、

小嶋先生の「毎日使える!ワーキングメモリートレーニングキット」を絡めて、

トレーニングを進めていきたいと思います。

 

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