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2014年3月28日 (金)

「戦時徴用船」4/絶望的な抵抗

  

今日は3月28日。

  

2月8日放映の「ETV特集 戦時徴用船~知られざる民間商船の悲劇~」から、

大久保一郎氏の絵をできるだけ載せていきます。

  

アメリカ軍は、航空機の爆撃だけでなく、潜水艦による魚雷攻撃も始まりました。

3隻の潜水艦がチームとなって、輸送船団を攻撃するのです。

群狼作戦と呼ばれたそうです。

  

群狼作戦で沈む関西丸。

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ナレーターは言います。

 

船の上では、船尾の小さな砲台から、絶望的な抵抗が行われています。

  

「絶望的な抵抗」なんですよね。

水中の潜水艦への攻撃に、機銃がどれほど効果があったのか?

でも兵士は必死。叫んで撃ったんだろうなあ。 

  

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↑浮上したアメリカ軍の潜水艦に撃たれる船員。ショッキングです。

そんな中でも、助け合う人たち。

  

  

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救命艇のロープに必死にしがみつく人物にドキリとします。

全体的に暗い色調の中にさらに不吉な場面がとけ込んでいました。

  

  

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敵のパイロットを助ける救命艇。

こんな出来事もあったようです。

  

  

 

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機銃を撃つ兵士と、それを助ける船員。

  

   

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「戦時標準船」

鉄が不足、そして熟練工の不足によって、材料を徹底的に省略して、

急造した輸送船です。

1027隻が造られ、626隻が撃沈。

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戦時標準船の船体のもろさを表した大久保氏の絵です。

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これも戦時標準船の沈没を描いた絵です。

1000以上造られた船は、どれも「大○丸」だったのかな。

「大」の文字をつけたくなる脆弱な船だったのでしょう。

  

  

神戸市に行きたくなりました。このような施設があるのですね↓

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大久保一郎氏の絵の展覧会は、毎年どこかで行われているそうです。

こうやって見逃さずに見ることができた番組を縁と考えて、

ぜひ展覧会に行ってみたいと思いました。

いい番組を見れてよかったです。

  

   

大久保氏が勤めていた大阪商船は219隻の船と4759人の船員を失いました。

  

  

 

  

  








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