モノが語る戦時下の時代展6.千人針
今日は1月20日。
豊川市民俗資料館の企画展「モノが語る戦時下の時代展」を見てきたまとめの最終回。
本当は映画「永遠の0」で参考にされた三脚付双眼鏡を見に行くことがメインでした。
もちろん見てきました。
少し欠損している部分もありましたが、堂々とした三脚の上に、
大きな双眼鏡が載っていました。
あの双眼鏡で、少しでも早く敵機を見つけようとしていた人がいたんですよね。
本当はこのままずっと見つからずに時が流れてほしいとも思ったのでしょうか。
千人針の実物を見る機会も得ました。
説明にはこう書いてありました。
【千人針】
千人針は、太平洋戦争に日本で盛んに行われた合力祈願(ごうりききがん)のひとつ。
※合力祈願=多数の人の祈願によって目的を達成させる
出征する人、出征して戦地にいる人の武運長久を祈って作られた。
1mほどの白布に赤い糸で千人の人に一人一針ずつ縫って結び目を作ってもらう。
兵士はこれを銃弾よけの護符として腹に巻いたり、
帽子に縫い付けたりした。
Wikipediaに次のようなことも書いてありました。※Wikipedia 千人針
・穴の開いていない五銭硬貨や十銭硬貨を縫いこむことも行われ、それぞれ意味がありました。
・「五銭」は「死線(しせん=四銭)」を越える意味。
・「十銭」は「苦戦(くせん=九銭)」を越えるという意味。
・1938年に作られた映画「千人針」が、日本の最初のカラー映画だそうです。
私が企画展で見てき千人針は、白布ではなく黄色でした。
長い年月で変色したものでしょうか。
以上、金曜日の夕方、企画展を30分ほど見学したことがきっかけで、
思ったよりたくさん勉強ができ、ブログにまとめることができました。
骨董屋に初めて行ったのもいい体験でした。
2月は再び骨董屋に行きます。初めて購入する体験もする予定。
最後に企画展のパンフレットの写真を載せます。
皆さんもいかがですか?
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