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2014年1月20日 (月)

モノが語る戦時下の時代展5.雑誌

  

今日は1月20日。

  

今日で豊川市民俗資料館の企画展「モノが語る戦時下の時代展」をまとめたいです。

   

今回は「戦時中の雑誌」について

こんな説明がありました。

  

【戦時下の雑誌】

戦局が激しくなると、「不急不要」たされた雑誌類の整理統合が

内閣情報局により進められた。

言論統制も行われ、戦時下の雑誌類は、

戦争推進のためのプロパガンダ的役割を担っていた。

   

  

『不急不要』たされた」の記述が気になりました。

「不急不要」とは?

調べたところ、「重要ではなく、急ぎでもないこと」とありました。

その後に「たされた」でいいんですよね。

「充たされた」「果たされた」という感じで、「たされた」が送り仮名になることがあります。

それと同類でしょうか。つまり基本形は「不要不急たす」う~ん。

 

  

【国策宣伝雑誌「写真週報」】

「写真週報」は昭和13年(1938年)に内閣情報部により創刊された雑誌で、

その名の通り、写真を多用した国策宣伝雑誌でした。

安価な値段で書店や、駅売店、写真材料店などで販売された。

  

  

写真週報」という雑誌名を意識したのは初めて。

このような雑誌があったのですね。

写真をインターネットで探しました。

ヨタ坊っちゃまのゴミ屋敷 捨てられないモノが、こんなにある

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↑昭和19年6月21日発行

  

この号のように、表紙に書かれた文が過激です。

上記のサイトには、たくさんの「写真週報」の表紙写真がたくさん載っています。

確かにサブタイトルのように「捨てられないモノが、たくさんあり」

  

  

  

【雑誌「週刊少国民」】

戦時下の子供向け雑誌

子供向け雑誌にも時局が色濃く反映されています。

少国民とは、日中戦争から第二次世界大戦までの日本において

子どもたちを指した言葉です。

  

  

少国民」という言葉が気に留まりました。

「小市民(しょうしみん)」のイメージがあるのか、気が弱い人が浮かんできてしまいます。

「少国民」は日中戦争から第二次世界大戦までの日本において、

銃後に位置する子供を指した語でした。

これは、ドイツのヒトラーユーゲントで用いられた「Jungvolk」の訳語だそうです。

現在では死語です。参考:Wikipedia 少国民

 

1098703古本 あじさい屋  雑誌

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