ニホンミツバチの戦い方
今日は8月10日
6月22日放映の「世界一受けたい授業」に百田尚樹さんが講義をした時の話は、
以前書きました。
※ここでも道草 小さな好奇心→人生を変えるほどの大きな発見(2013年6月23日)
その時の講義の内容を、ここに書き留めておこうと思います。
秋になるとスズメバチのエサがなくなってくると、
スズメバチは、ミツバチの巣を集団で襲うのだそうです。
スズメバチはミツバチを全滅させて、巣の中にいる幼虫をエサとして奪っていきます。
ミツバチのうち、ヨーロッパ出身のセイヨウミツバチは、
アジア出身のスズメバチとの戦い方を知らず、
正面から攻めて全滅させられてしまいます。
しかし、ニホンミツバチは違います。
ニホンミツバチの戦い方。
↑スズメバチがやってくると、巣から1匹ニホンミツバチが出てきます。
これが実はおとり。
↑そのおとりに襲いかかるスズメバチ
その後、すごいことが起こります。↓
↑次から次にニホンミツバチが出てきて、スズメバチを取り囲み、
スズメバチを熱で殺してしまうのです。
↑「熱殺」というそうです。
ニホンミツバチは、ハネを動かすことで体を熱くします。
その温度は48度↓
↑上記のようにニホンミツバチがスズメバチより
2度耐えられることを利用した殺し方なのです。
「蜂球(ほうきゅう)」と言うそうです。
すごい知恵だなあと思いました。
他のサイトで調べると、たくさんのスズメバチが襲ってきた時には、
ニホンミツバチは逃げていくそうです。
この番組を子どもたちに見せました。
その子どもたちが、1学期の暑い日に、若い先生と遊んでいました。
先生が床に転がり、その上に子どもたちが6~7人乗っていました。
「先生、スズメバチ!オレたちニホンミツバチ!」との声。
なるほど、先生は重さよりも熱さで汗をかいて大変そうでした。
面白いことを言うなあ~子どもたち。
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