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2012年4月

2012年4月22日 (日)

2012年3月終わりの大川入山

   

今日は4月22日。再スタートから9日目。

   

私の病気がひどかった時は午前中何もできませんでした。

だんだん回復してきて、午前中も動けるようになってきた時はうれしかったです

朝から動けるようになって、3月の終わりに山登りを実行しました。

夏休み以来久々の登山。選んだ山は、やっぱり大川入山

その時に出会った風景を10枚厳選。

RIMG05731枚目 大川入山も出世しました。こんな大きな看板ができました。

RIMG05752枚目 もう雪はない?
  

RIMG05843枚目 大川入山の姿。いつもながら惚れ惚れする山姿。

雪もまだ残っていました。

   
  

RIMG05984枚目
  

RIMG06045枚目 大川入山に登るたびに必ず撮る場所。

登山道が空に向かて延びていくように見える場所です。

向こうに雲があれば「坂の上の雲」状態です。

  

RIMG06096枚目 頂上への道
  

RIMG06126枚目 頂上  

RIMG06337枚目 左上が頂上
  

RIMG06428枚目
  

RIMG06439枚目 こんな道を気持ちよく歩いてきました。

心配していた体力も大丈夫でした。

下山時には、歩くリズムを思い出して軽快に?歩けました。

やっぱり山はいい。
  

 

10年ほど前に、同じ病気になった時に始めたのが山登りでした。

山登りが私の病気にはいいと、当時信州大学の発表もあったので、

せっせと登っていました。

少しずつ復帰に向かっていると感じた登山でした。

山の四季の表情を復習

  

今日は4月22日。再スタートから9日目。

   

20日朝のニュース「早ズバ生卵」で、山の四季の表情をクイズでやっていました。

RIMG0710
  

春と夏が消えていて、クイズでした。

私はわかったぞう。

2009年の4月に勉強していました。

「春山淡冶(たんや)にして笑うが如し」html

春・・・山笑う

夏・・・山滴る(したたる)

秋・・・山装う/山粧う(よそおう)

冬・・・山眠る

     

復習ができました。

それでは3月に登った大川入山の報告を次の投稿で。

まだ笑う前の春山です。

  

   

(追加)4月23日に撮影した「笑った山」の写真を2枚載せます。

雨上がりがよく笑っています。

RIMG0723
  

RIMG0733

 

発酵/ワイシャツとコンポスト

 

今日は4月22日。再スタートから9日目。

   

先日、2か月ぶりに学校に出勤。

全く2か月学校に行っていなかったのですが、更衣室に洗濯物がありました。

ワイシャツ2枚。2か月そのままでした。

発酵している?じゃないかと思いましたが、大丈夫でした。

2か月前、あまり汗もかかずに着替えたのでしょう。

よかったよかった。

   

毎日夕飯をつくるようになって、気がついたこと。

調理で出た残飯は、庭にあるコンポスト(堆肥)をつくる容器に入れています。

RIMG0720
  

最近、この中に蛆虫(ウジムシ)が大量に発生。

蛆虫については以前書きました。

「五月蠅い3」html

蛆虫を見たことがない子どもが多いのに驚きました。

何と、うちの娘も見たことがないらしい。

今なら、この容器のふたを取ると簡単に見えます。(娘は躊躇した)

   

蛆虫をこのままにしておきたくない。

しかし、殺虫剤で殺せば、堆肥を作る菌もダメにしてしまうでしょう。

この悩み。・・・こういう時はインターネット。

同じような悩みを持っている人は必ずいて、どうにかしているだろうと考えました。

次々ありました。

たとえば、ここ。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1018685815

   

石灰をまき始めました。蛆虫に効果があり、発酵も進むそうです。

4日目にして効果が出てきたのを感じます。

いいぞいいぞ。

また新しい世界に踏み込んだ気分。

真鍮(しんちゅう)とブラスバンド

  

今日は4月22日。再スタートから9日目。

   

前投稿のつづき。

真鍮

聞いたことはもちろんありますが、よくわかっていない物質でした。

調べていたら、なかなか面白い。

   

銅と亜鉛の合金。

金に似た光沢のため、金の代用品とされ「貧者の金」と呼ばれていました。

真鍮の代表的製品は、金管楽器。

295d825064afeb693c0c654673d55c16
http://blog.goo.ne.jp/sliding-cafe/e/c59b45932d6b0b7b4cfb535f437106ad

   

「ブラスバンド」

金管楽器を主体に、打楽器などを加えて編成された楽団。吹奏楽団。

この「ブラス」というのは、実は真鍮のこと。

真鍮(ブラス)を使った楽隊(バンド)なので「ブラスバンド」

硬貨のことを調べていて、ブラスバンドの語源に行きつきました。

ラッキー!

 

 

硬貨の成分/銅が主成分なんだ

  

今日は4月22日。再スタートから9日目。

   

前投稿のつづき。

硬貨について調べたこと。

硬貨に「平成24年」というように元号が刻印されている理由。

前投稿で紹介したサイトから引用。

http://homepage2.nifty.com/osiete/s497.htm

硬貨は、金、銀、銅、錫、アルミなど、様々な金属でできていますが、

これらの金属の値段は相場によって大きく変動するため、

製造コストをにらみながら、毎年、金属の含有比率が調節されているそうです。

だから、硬貨には、金属の含有比率がすぐにわかるように製造年が記されているということです。

  

そうなんだ。

ではそれぞれの硬貨はどんな成分でできているのだろう。

   

1円玉はアルミニウム。

5円玉は黄銅(銅と亜鉛の合金/銅が1000分中の600以上700以下)

10円玉は青銅(銅と錫、亜鉛の合金/銅が1000分中の950)

50円玉と100円玉は白銅(銅とニッケルの合金/銅が1000分中の750)

500円玉はニッケル黄銅(銅と亜鉛、ニッケルの合金/銅は1000分中の720)

   

意外でした。

1円玉以外はすべて銅が主成分でした。

10円玉はいかにも銅!でしたが、他の硬貨もそうだったのですね。

金?銀?・・・記念硬貨のことでしょう。

さらに勉強になったのが黄銅。

  

「黄銅の別名は( ① )です」

  

①に入る言葉がわかりますか?

   

   

   

正解は「真鍮(しんちゅう)」です。

次の投稿で「真鍮」について書きます。

 

 

平成24年の100円硬貨と早くも対面

  

今日は4月22日。再スタートから9日目。

   

3月27日に財布の中に「平成24年」の100円硬貨があることに気がつきました。

今は確か・・・平成24年。まだ3月。なかなか早い対面でうれしくなりました。

RIMG0697100円裏 RIMG0698100円表
  

当然ですが、輝いています。

   

さて、ここで疑問。

「平成24年」とある硬貨は、やっぱり平成24年になって作られたのだろうか。

調べてみました。

このサイトが参考になりました。

http://homepage2.nifty.com/osiete/s497.htm

   

「平成24年」の硬貨は、やっぱり平成24年1月~12月に作られた硬貨です。

できたてのほやほやでした。

このサイトに、昭和64年硬貨についても書いてありました。

昭和64年は1月1日~7日しかありません。

したがって「昭和64年」の硬貨はすごく少ないのではと考えます。

昭和64年は例外だったようです。

天皇崩御によって、急きょ「平成」となったので、すぐに新しい硬貨はできませんでした。

なので、平成になっても「昭和64年」硬貨は作り続けられました。

昭和64年よりも少ない年もあります。必ずしも昭和64年が最も少ないわけではありません。

しかし、50円硬貨と100円硬貨は作られませんでした。もし、あったら偽硬貨?

 

「合奏」「バベルの塔」「女占い師」のマンガ

  

今日は4月22日。再スタートから9日目。

   

前投稿のつづき。

   

ギャラリーフェイク 第15巻」(細野不二彦作/小学館文庫)を読みました。

 

ギャラリーフェイク 15 (小学館文庫 ほB 25)
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フェルメールの作品で、1990年に盗まれた「合奏」に関する話でした。

フェルメールの贋作者ハン・ファン・メーヘレンの名前も登場します。

なかなか面白いストーリーでした。

マンガはもちろんフィクションですが、このマンガによると、

半年後には、「合奏」の真作が無事に修復されて戻ってくることになています。

本当にあった事件を巧みに使ったマンガ。お薦めです。

難点は、男の人の顔が主人公以外よくない。なんか貧相。

    

第16巻も一緒に手に入れて読みました。

こちらには、ブリューゲルの「バベルの塔」が出てくる話があると知ったからです。

※参考:「バベルの塔をじっくり見たい」html

でも、こちらは「バベルの塔」は脇役でした。

第16巻で面白かったのは、ラトゥール(フランス)という画家の絵「女占い師」が絡む話。

このマンガで初めてこの絵を知りましたが、ちょっと愉快な絵です。

Onna
「女占い師」(1630年頃)

中央の男に、占い師の老婆がコインを示して話をしています。

そうやって気を引きつけている間に、老婆の3人の娘が男から貴金属を奪おうとしています。

「だまし」がテーマの絵です。

そしてマンガも「だまし」がテーマでした。

主人公が見事にだまされます。

   

美術品の薀蓄を盛り込んだマンガ。ちゃんとこういうマンガもあるのですね。 

   

 

フェルメールの盗難事件

   

今日は4月22日。再スタートから9日目。

  

前投稿のつづき。


合奏
   

フェルメール作の「合奏」です。

この絵は1990年に盗難に遭い、いまだに発見されていないそうです。

30数点しかないフェルメール作品。1点でも行方不明というのは残念なこと。

調べてみると・・・知らなかったことがいくつか出てきました。

贋作のマンガがある。

ギャラリーフェイク」(細野 不二彦作/小学館文庫)

そして「合奏」に関する話もあるとのこと。

映画もある。

消えたフェルメールを探して / 絵画探偵ハロルド・スミス」(レベッカ・ドレイファス監督・撮影/2005年)

盗まれた「合奏」を探偵が探すドキュメンタリー映画・・らしいけど、どんな映画なのだろう?

  

マンガも映画も見てみたい。

フェルメール。こだわるといろいろあって、やっぱり面白い。

フェルメールの贋作事件

  

今日は4月22日。再スタートから9日目。

   

以前、オランダの画家フェルメール(1632-1675年)について書きました。

「天空の破片」b

   

それ以後、「フェルメール」への関心が高まり、2冊本を読みました。

私はフェルメール 20世紀最大の贋作事件」(フランク・ウイン著/ランダムハウス講談社) 

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もっと知りたいフェルメール 生涯と作品」(小林賴子著/東京美術)

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この2冊とも、フェルメールについての贋作について書いてありました。

フェルメール没後、作品が30数点と少なく、

それらが個人コレクションだったため公開されていなかったこともあって、

フェルメールの名声は、没後立ち消えになっていたそうです。

19世紀後半になって再評価されて有名になり、

まだ作品はあるのではないかと思われていました。

贋作を作る人にとって、フェルメールは魅力があったというわけです。

    

20世紀最大の贋作事件を起こしたのは、ハン・ファン・メーヘレン(1889~1947年)。

彼は、フェルメールと同時代の絵を手に入れて、

その作品の絵具をそぎ落とし、そこに自分の絵を描きました。

フェルメールの使っていたのと同じ絵の具を調合して作り、

古く見せるために、ひび割れを人工的に作りました。

そしてフェルメールの技法をまねて絵を描きました。

ただフェルメールが描かなかった主題の作品を作りました。

贋作といえば、有名な絵の精巧なコピー程度に思っていた私の発想を変えてくれました。

私はフェルメール」の中で、ハンが2作目のフェルメールの贋作になる「エマオのキリスト」を作りあげ、

売買するまでの過程は、実に克明に書かれていて、読んでいて共犯者になった気持ちになります。

Tc2_search_naver_jp「エマオのキリスト」(1937年)

この作品は、多くの専門家をあざむき、フェルメール作品として高額で売られ、

オランダの美術館にフェルメールの作品として飾られました。

ハンが逮捕され、「エマオのキリスト」は自分が描いたものだと言っても、

多くの人は信じませんでした。

   

フェルメールをめぐって、こんな事件があったことを知って、不謹慎にも?うれしくなりました。

何にこだわっても、面白いことにぶつかります。 

2012年4月21日 (土)

「きもちのこえ」(大越桂著)・・・初めて字を書く時

     

今日は4月21日。再スタートから8日目。

  

前投稿のつづき。

きもちのこえ」(大越桂著/毎日新聞社)より。

桂さんが、気管切開で声を失った後に、

初めて字を書く時のシーンは劇的です。

ここだけ、「詩」になっています。

   

(前略)

織姫先生(※養護学校の先生)はすごい贈り物をくれました。

少しだけ動く手で、字を書いてみたら、と言うのです。

(どっひゃー!!! なにーーー!!! やりたいやりたい!!!)

と私。

動きはもちろん、ど緊張。

母はほとんど半信半疑。こっくりさんでしょ、と疑っている。

試しに左手にペンを持たせてもらう。

ついつい緊張で、腕が後ろに引き込まれる。

先生が腕を押さえて曲げてくれながら、緊張の落ちる場所を探す。

いいところで紙を当てて、レッツゴー!

   

かつらの「か」だ。

動かそうとすると腕はこわばる。

行きたくないほうに行く。

わざわざ何で反対に行くのか、頭にくる。

腕の緊張は全身に広がって、汗だくだ。

ペンが紙に当たると、その刺激がよくわかった。

ここから書くぞと脳から命令する。

   

実は私は字をとっくに知っていた。

小学校のときに、近くで勉強している人の字を必死でぬすみ見していたのだ。

「か」の形だってイメージバッチリである。

それなのに、行きたいほうに腕が行かないのだ。

しかし!

織姫先生は一生懸命腕の緊張を戻しながら、

私が自分で動かした一瞬をわかってくれたのです。

 

「か」のカーブをカーブを感じ取ってくれたのです。

はっきり言って、緊張の中の動きを感じ取るのは難しいことだと思います。

ですから、私が意志で動かしている動きがある、

そのことを知ってもらえたことが感動そのものでした。

きっとこれで、通じる人になれる。

その予感と、喜びと、疲れでドンと覆われました。

もちろん吐いてしまいました。

かつら、と書くのに10分もかかりました。

でも、私が書く、というチャンスをはじめて与えてもらったのです。

書かされているのではないのです。

私の手の動きを、辛抱強く待ってくれているのです。

しかも、無駄なまひを遠ざけて、

その中に現れる一瞬の動きに神経を払ってもらえるのです。

このチャンスに応えなくてどうするんだ!

全力で書きました。

(中略)

これで通じる人になれる。

これで石でなくなる。

これで物でなくなる。

これで本当に人間になれる。  (172~175p)

  

   

表現したい!という気持ちが爆発した感じ。

よかったぞう。

桂さんならではの体験とその時の細かい気持ちまでが伝わってくる文章です。

他の本も読んでみたくなります。

     

 

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