斎藤茂太さんの言葉その3「病気になるなんて、自分は運がいい」
本「いい言葉は、いい人生をつくる」(斎藤茂太著/成美文庫)からの引用。
病気や失敗は、自分で望んでそうなるものではない。
だからこそ、「なんでオレがここで挫折しなければならないのか」と考えるのではなく、
「自分はまたとないチャンスを与えられたのだ」と考え方をスイッチしてしまったほうがよい。
すごく落ち込んでいて、とうていスイッチチェンジなどできそうもないというなら、
言葉だけでもいい。
「病気になるなんて、自分は運がいい」と何度も口にすることだ。
言葉には言霊(ことだま)があり、
何度も口にしていると知らず知らず、その気になってくることがあるからだ。(135p)
かつて病気療休したことがある自分にとっては、
斎藤茂太さんのこういった言葉で何度元気をもらったことか。
自分の力をほんの少しでいい。他人のために役立てたいものである。
「そういうことは成功者のすること」と思いこんでいる人がいるかもしれない。
だが、自分の力を他人のために使うこと自体が、
ひとつの成功的な生き方だといえまいか。(195p)
人生をこの頃考えるようになってきたなあ。
コメント