田んぼの傍らでスイカを御馳走になる
昨日の学校からの帰り、定点観測している田んぼの近くを走っている時に、鉄塔にたくさんのサギが休んでいるのを発見。撮影。
サギが飛び立つときに、大量の白いフンを落下させているのを目撃。量に驚き。
屋根を白くされた、お墓を白くされたと糞害に憤慨している人の話を聞きます。サギは美しい鳥だと思いますが、あのフンは厄介。
ふと足もとの田んぼに目を移すと、水がほとんどありませんでした。
わざと水を抜いて、根をしっかり張らせると聞いたことがあります。それを実行しているのでしょうか。
田んぼの中によく見ると雑草が時々生えています。ヒエです。
20数年前、農家に住み込んでアルバイトをやりました。その時によく「ヒエ抜き」をやりました。よっく見ると、ちゃんとヒエは稲に隠れて育っています。田んぼの中を歩き回って、ヒエ抜きをしました。思い出しました。
このヒエを撮影している時に、横から軽トラがやってきて、運転席のいかついおじさんが「悪いこと、しちゃあ駄目だよ」と声をかけてきました。
「まあ、その顔からして、悪いことする人ではなさそうだ」
「通勤路なんで、田んぼを見ていました」
おじさんは撮影していた田んぼの持ち主。田んぼにゴミを捨てていく人がいるそうです。それで、「悪いこと、しちゃあ駄目だよ」と声をかけたとのこと。
その後、おじさんと会話がはずみ、軽トラにあった取れたてのスイカも御馳走になりました。
「甘くなくて悪いのう」と言われました。とんでもない、まさかこんな所でスイカを御馳走になるなんて思いもよらず。ありがたいスイカです。
ジャンボタニシの話をしたら、怒りだしました。「だれかが勝手に放棄したジャンボタニシのおかげで、農家だけが困っている。放棄した人に厳罰を与えにゃいかん」
やはりジャンボタニシの害は深刻なようです。
45分くらい話をしました。雲に見とれたり、田んぼの観察をしたり、スイカを御馳走になりながらおじさんと話したり、しっかり道草した帰路でした。面白かった。
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