深澤先生の奥さんの文章から学んだこと
佐藤幸司先生のことをスタートにして、
この1ヶ月は、道徳教育改革集団について勉強しました。
機関誌の「道徳教育改革第2号」では、改革集団代表の深澤久先生と、
教育の鉄人の杉渕鉄良先生の先の3月の授業競演?のことが特集されていました。
杉渕先生は、この2年ほどご指導を受けている人で、
目指すべきあこがれの人です。
その2人の授業名人の授業は参観できませんでしたが、
参観した人のレポートなどを読み、授業の概観は見えてきたように思えます。
録画した映像とかがあればいいなと思います。
授業を参観された人の中に、深澤先生の奥さんもおられて、報告文を寄せていました。
(ちなみに奥さんも小学校の教師)
勉強になった文を引用します。
「自分の固定観念を今回ほど、意識したことはなかった。これは、どういう事かというと、私の場合は、不都合があっても、考えないということだ。(深澤)久さんの場合は、子どもをこうしたいということがはっきりしていて、では、どういう手だてをとればいいかということを、考えて実践しているということなのだ。」(「道徳教育改革第2号」より)
たとえばの例の一つに算数のことが書いてありました。
「算数で、個々の課題に一生懸命取りかからせる手だてとして、名前の磁石を順次、移動させる方法をとっていた。これは、自分もやっているのだが、違いは磁石である。自分は、名前入りの板磁石でやっているが、黒板からはがしにくく、しかも、だんだん割れてしまう。今回は、板磁石と丸磁石の両方を用意し、移動させる場合は丸磁石を使っていた。非常に具合がいい。思いつかなかった。」(「道徳教育改革第2号」より)
自分の教室にも、名前を明示した丸磁石はありません。
早速、今日の帰りは100均をのぞいて、丸磁石を見てこようと思います。
子どもをこうしたい、とは教師はだれでも思う。でもその後の工夫に悩み、がんばって実践する力。
そこで差がつくと思います。
私も担任している子どもたちをこうしたい!という気持ちはあります。
そのための手だてを、ダイナミックなことから、些細なことまであれこれ考え、
実践していきたいと思います。もっともっと。
こんばんは。私も「道徳教育改革」購読しています。
下のコメントにありました6月2日の講座、私は参加しました。半日でしたが、とても良かったですよ。
懇親会はなかなか強烈でした。SFコラボのお話も出ていました。お二人が意氣投合されている様子がよくわかりました。
私は7月の神戸に参ります。二日間みっちり学びます。道草さんは行かれますか?また宜しくお願い致します。
投稿: ふっとわーく | 2007年6月25日 (月) 22:21
おはようございます。
コメントをありがとうございます。6月2日ん出られたんだ。いいなあ。8月4日の会を今、どうしようか迷っています。
神戸は僕も2日間、みっちり勉強しに行きます。鉄人と仙人に教えてもらいます。
投稿: いっぱい道草 | 2007年6月26日 (火) 03:34