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2016年10月16日 (日)

「真田丸」シリーズ24.アイデアに驚く「幸村」改名

 

今日は11月16日。

  

先週のドラマ「真田丸 40 幸村」より聞き書きします。

  

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書を書き終わった信繁が言います。

  

信繁:(大助に)手伝ってくれ。

大助:はい。

信繁:この文字を一字ずつ切り分けてほしい。

大助:一字ずつ。

信繁:切り分けたら、それを丸めて、この壺の中に入れる。

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信繁から刃物をもらう大助。

信繁はその場を立ち去り、大助は言われた通り実行する。

(中略)

再び部屋で相対する親子。

信繁:大助。父は新しい名を名乗ることにした。

  その新しい名を、これから決める。

  一文字は決まっている。兄上が捨てた「幸」の字をいただく。

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信繁:これは我が父「昌幸」の「幸」でもある。

  わが真田一族に代々受け継がれる文字だ。

  さて、後は残りの一文字だ。

  お前に決めてもらう。

大助:私に!

信繁:この壺の中から、目をつむって、1枚だけ選んでくれ。

  どの文字も、私に関わりの深いものばかりだ。

大助!しかし、そのように大事なことを、

  くじで決めてよろしいのですか?

信繁:大事なことだからこそ、くじで決めるのだ。

  父は、八百万(やおよろず)の神に託したのだ。

  さあ、大助。

壺に手を入れて1枚を選び出そうとする大助。

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信繁:選んだか?

大助:決められません。

信繁:どれでも良い。

  

大助:選びました。

選んだ紙の塊を大助は信繁に渡す。

信繁はその塊をほぐし・・・・

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信繁:(苦笑い)これも入れてしまったのか。

  「九度山村」の「村」だ。

大助:やり直しますか?

信繁:いや。面白い。

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最初は「村」「幸」と並べた信繁。次は「幸」「村」と並べる。

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信繁:真田左衛門佐(さえもんのすけ)幸村。よい名だ。

  

ナレーター:その日、信繁は真田幸村となった。

  後に日の本一のつわものと呼ばれる、

  戦国最後の名将の誕生である。

Rimg0581   

   

先週、なぜ40回が「幸村」というタイトルなのか不思議でした。

ラストにこんな話が待っていました。

三谷幸喜さんの面白いアイデア!

「幸村」という名を、このようなアイデアでドラマに持ち込むなんて!

「幸」を選んだ理由が、兄が捨てた名だから。

関係深い文字を壺に入れさせて「村」を選ぶ。

その「村」も、「これも入れてしまったのか」と言って

くすっと笑わせる。憎いねえ。

  

アイデア重視の自分としては大喜び。

同僚の先生は「バカらしくて(録画を)早送りした」と言っていました。

まあ仕方ないですね。

人それぞれ。

  

裏解説の絵が良かった。

Unnamed122 http://www.mag2.com/p/news/222909

この絵を描いた人がこう書いています↓

とうとう幸村になった信繁!

ここからはフィクションもガンガン取り込んでいく…!? (みかめ)

  

三谷幸喜さんのフィクション宣言とする「幸村」改名。

なるほどと思いました。

三谷さんのどのようなアイデアが出てくるか。

ワクワクします。さあ、41回が始まります。

今日のタイトルは「入城」です。

「真田幸村」はどうやって大坂城に入るのかな?

   

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