2017年6月12日 (月)

「ウワサの保護者会 プログラミング教育」その5

  

今日は6月12日。

  

前投稿に引き続き、5月20日放映の番組

ウワサの保護者会 “プログラミング教育”って、なに?!」の

聞き書きをしていきます。いよいよラスト!  

   

  

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高山アナ:ノニさんの表情が明るくなってきましたね。

ノニ(保護者):てっきりツールを作ったり、システムを構築したり

  するのがプログラミングだと思っていたら、そうではなかった。

  そういうものを使って教育に生かすのであれば、

  やっていいと思います。

ウニ(保護者):あれだったらやる価値があるでしょうと、

  思いました。(紹介映像を見る)1年生への思いやりとか、

  吹奏楽部じゃなくても(楽器の)音を聴きたいと思うとか、

  そうやってみんなでアイデアを出し合ったり、話し合ったり。

  アウトプットのセンスをみんなで自由にやれる雰囲気も

  よかったです。

  さらに出来上がったものの達成感もあるかなあと思うと、

  ああいう授業があると学校も楽しくなる子もいるでしょうし、

  いいかなと思いました。

ショーグン(保護者):息子の通っていた小学校も、

  まさに同じような形でやっていて、うちの息子、

  暴れん坊であったけど、チームワークを学んだり、

  当然、葛藤があったり、

  「俺はこれを撮りたいのに、でもこっちだよ」って

  またそこで話し合いができたり。

  息子にとっては、非常に勉強になったと思います。

尾木直樹:子どもたちが自主的にアイデアを出し合って、

  対等な関係に見えましたもんね。協力して、

  実験やってみたりして、友達の捉え方が複眼的になりますよね。

  考え方、発想の多様性が可視化されるのは、

  今まであまりないですもんね。

  

ナレーター:子どもたちの学びの幅を広げるプログラミング教育。

  実は課題も多い。

  2020年から必修化は決まっているものの、

  その教育方法は決められていない。

  何年生のどの教科で、どれくらいの時間を費やすのか。

  具体的な導入方法は、各学校に任されているというのが実情だ。

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尾木:ある意味、現場への丸投げです。力量差がある。

  まず校長の段階でつきますよ。

  あるいは教育委員会の段階で、

  市がどうやってくれるかで変わってくるし、

  知り合いの校長はきっとやり切ります。力がものすごくあるから。

  だからそういう小学校に当たれば、そりゃあ・・・。

  どうしようもない校長先生はいないと、一様言っておきます。

  いろいろな先生がいるわけですよ、校長先生だって。

  そしたら保護者はたまったもんではないですよ。  

  

ナレーター:戸惑う教育現場を支える鍵となるのが、地域との関わり。

  専門的な知識を持った保護者や地域の人々が、学校と連携し、

  子どもたちを支えていくことも大切だという。

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(中略)

  

尾木:未来のためにね、教育は変わらないと行けないと。

  だからみんなで英知を絞って、

  まずプログラミングとは何なのかと、

  どういう現状で、それに対して小学校の先生方の現場は

  どうなっているのか、みんなで関心を寄せて

  見ていかなければいけないと思います。 

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以上で聞き書き終了。

「プログラミング教育」のことを

近い将来考えていくときに、聞き書きした言葉が

今以上に重要だと思う時が来る!?

そう思っています。

2017年6月10日 (土)

「ウワサの保護者会 プログラミング教育」その4

 

今日は6月10日。

前投稿に引き続き、5月20日放映の番組

ウワサの保護者会 “プログラミング教育”って、なに?!」の

聞き書きをしていきます。

  

  

プログラミング教育を先行して実施している小学校を紹介していました。

  

千葉県柏市立大津ヶ丘第一小学校です。

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訪れたのは6年生の授業。

課題は「学校のことを何にも知らない1年生に、

教室や場所を紹介する」こと。

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ナレーター:課題を解決するため、論理的に考える力をつけることが、

  授業の目的だ。まず担当する教室ごとに分かれ、

  1年生にどうやって伝えるかを考える。

  こちらはコンピュータ室担当。

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  子ども:プリンターの写真とともに、

    (その写真に)「ここから紙を印刷します」と説明を

    加えたほうがいいよね。

  子ども:「印刷」が(1年生には)わかんなくない?

 

  

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子ども:(カメラに向かって)1年生向けっいうのがあって、

  ただ書くだけじゃなくて、わかりやすくしないといけないということを

  どうしようかと話し合っています。

  

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  子ども:1年生が使うところだけでいいんじゃん。

  子ども:じゃあ、プロジェクターは使うじゃん。

  子ども:情報モラルはいらない・・・

  子ども:まだいらない。

  子ども:情報モラルの張り紙はいらない。

  

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ナレーター:プログラミング教育では、課題を解決するためには

  どうしたらいいか、子どもたちの発想力も育まれている。

  

 

ナレーター:こちらは職員室を担当する班。

  

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  子ども:おもしろい感じに文をまとめたりして、1年生も楽しめる。

 

ナレーター:次に素材になる写真を撮影する。

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  子ども:加納先生いますか?

      おもしろいと思ってほしいので、「変顔」(してください)。

  先生:本当に?

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ナレーター:変顔(の写真)で、職員室にはおもしろい先生もいることを

  伝えたい。

  一方、音楽室を担当するこの班は・・・・

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子ども:(このような)楽器って、吹奏楽部にならない限り、

  音が聴けないので、他の学年の人だって音を聴いてみたいはずだから

  音を録った方がいいかなあと思って。

 

ナレーター:音楽室にあるさまざまな楽器の音を録音。 

  

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  子ども:無理。いきなり無理。

  子ども:よかったのに。

 

  

ナレーター:そしてその翌日。

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  集めた素材を使って、いよいよプログラミングを始める。

  教えるのは、担任に加え、柏市から委託を受けたIT教育の専門家。

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  子どもたちが使うのは、指示の書かれたブロックを組み合わせて、

  プログラミングできるソフト。

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  例えば「ずっと」と「10歩動かす」を組み合わせると、

  すると指示されたキャラクターは、ずっと10歩を繰り返す。

  視覚的の操作ができるので、子どもたちにも簡単だ。

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ナレーター:カーソルを合わせると、写真や文字が表示される

  というプログラムを使い、それぞれの場所に何があるのか紹介する。

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ナレーター:こちらは理科室担当。

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  子ども:ここの水道、どうするの?

  子ども:水道(の写真)ってある?

  子ども:使う素材に(アップの写真は)ないよね。

  子ども:水道がありますって、ふきだしでいいじゃん。

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音楽室担当

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子ども:(カメラに向かって)鉄琴をたたいているところを、

  写真を動かしてできるようにしようと思っています。

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ナレーター:思いついたことを実現するために、

  プログラミングの中で試行錯誤を繰り返す。そして・・・

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子ども:(カメラに向かって)こんな感じで

  鉄琴をたたいているようになります。

ナレータ-:パソコンだけではない総合的な学び。プログラミング教育。

  子どもたち、どう感じた?

 

子どもたちの答

子ども:この授業を活かして、柏市のいいところとか、

  学校全体のいいところとか、そういうのをいろいろな人に

  伝えられたらと思う。

子ども:家で使える家事をやってくれるロボットとかを作りたい。

  食洗機とかもさらに使いやすく改良してみたいと思います。

  お母さんにいろいろやってもらっているので、

  ちょっと楽をさせてあげたい。

子ども:災害から身を守るロボットを作って、

  みんなに感謝されるようにしたい。

 

近い将来、プログラミング教育の内容を考えるときに、

今回の聞き書きが役に立つような気がします。

あと1回で、聞き書きを終えることができるかな。

(つづく)

 

  

「ウワサの保護者会 プログラミング教育」その3

  

今日は6月10日。

  

間が開いてしまいましたが、5月24日の投稿のつづき。

ここでも道草 「ウワサの保護者会 プログラミング教育」その2(2017年5月24日投稿)

5月20日放映の番組

ウワサの保護者会 “プログラミング教育”って、なに?!」の

聞き書きをしていきます。

  

  

高山アナ:全国でプログラミング教育の普及活動に

  取り組んでいらっしゃいます平井聡一郎さんです。

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平井:今日やるのは、プログラミングなのにコンピュータを使わない

  プログラミング、Unplugged Computerと言っているモノです。

  実は高山ロボットというのが届きまして、このロボットは性能が悪い。

  言われたことしかできません。

  コンピュータってそうですよね。

  プログラミングされたことしかできない。

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ナレーター:missionは、高山ロボに扮した高山アナが、

  カップにコーヒーをそそぎ、イスに座り飲めるように指示を出す

  というもの。

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平井:人間だったら簡単に、「そこのテーブルに行って、

  コーヒーついで飲んでください」って言えばすんでしまうんですけど、

  なかなかこのロボットはそうはいきません。

  これを一つ一つ命令を出してもらいます。

  

保護者の人たちや尾木さんたちが答えていってできた命令がこれ↓

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高山ロボの行動を想像しながら言葉にしていきました。

そして命令通りに動き始めます。

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実際に動いてみると、困ったことが起こります。

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「45度傾ける」という命令が、どの方向に傾けるか不明。

  

そうやっていろいろ修正してできあがったのが次の命令一覧↓

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保護者の感想。

 

ユーカリ(保護者):こんだけたくさんいろいろ書かなくては、

  考えなければ、ロボットは動いてくれないんだということを、

  初めてプログラミングらしきことを体験したんで、

  すごく発見でしたね。

尾木:これって家庭でお母さん方の弱点ですよ、ぼくから言わせると。

  「ちゃんとやりなさい」ちゃんとってどうやってやればいいの?

  お母さんにもすごく役に立つ(教育)。

  親子関係を変えるね、きっかけにもなるでしょうし、

  これだったら家庭でもやれますよね。

ナレーター:課題を解決するために、どんな手順を踏めばいいのか、

  論理的に考えること、それがつまり、プログラミング的思考なのだ。

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「プログラミング的思考」はよくわかりましたが、

授業のイメージがなかなかもてません。

  

この後、実際に先駆けてプログラミング教育が行われている学校が

紹介されました。次の投稿で。

2017年6月 7日 (水)

身近なことあれこれ・・・サボテン・カシワバアジサイ・ブランコウサギ・30周年

 

今日は6月6日。

  

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↑我が家のサボテンの花

だいぶお疲れのサボテンですが、

見事な花を咲かせていました。

6月4日の撮影です。

  

  

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カシワバアジサイ 6月4日撮影

5年前に同じ線路沿いの場所にある

カシワバアジサイを撮影しています。

ここでも道草 5月下旬の花々26/カシワバアジサイ(2012年6月10日投稿)

5年経っても、ちゃんと咲いています。

  

  

 

通勤路の横にある家で、いいなと思ったもの↓

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通勤を楽しいものにしてくれています。

  

  

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↑「30周年特別醸造」とあります。

スーパードライは30周年。

それにたった2年足したのが自分の勤務年数。

山の学校に勤める若かりし時に出会ったスーパードライは、

出だしから目立っていました。

「辛口」に魅かれたかも?

2017年6月 4日 (日)

「放課後等デイサービス」は2012年スタート

 

今日は6月4日。

  

特別支援学級の先生たちで、昨年度の夏休みには、

就労継続支援事業を行っている施設や

障害者職業能力開発校を見学に行きました。

今年度は「放課後等デイサービス」を行っている施設を見学予定です。

  

放課後等デイサービスとは?

  

いろいろ調べました。

次のサイトから引用したいです。

LITALICO(リタリコ)発達ナビ 放課後等デイサービスとはどんな施設?

 

放課後等デイサービスとは、

障害のある就学児童(小学生・中学生・高校生)が

学校の授業終了後や長期休暇中に通うことのできる施設です。

放課後等デイサービスでは、生活力向上のための

様々なプログラムが行われています。

トランポリン、楽器の演奏、パソコン教室、社会科見学、

造形など習い事に近い活動を行っている施設もあれば、

専門的な療育を受けることができる施設もあります。

この放課後等デイサービスは

2012年の児童福祉法改正により設置されました。

(児童福祉法 第六条の二の二)  

 

2012年だから、つい最近のことです。

まだ5年の新しい支援事業です。

児童福祉法第六条の二の二については下記のサイトから引用

児童福祉法

  

第六条の二の二  

この法律で、障害児通所支援とは、児童発達支援、医療型児童発達支援、

放課後等デイサービス及び保育所等訪問支援をいい、

障害児通所支援事業とは、障害児通所支援を行う事業をいう。

(中略)

○4  この法律で、放課後等デイサービスとは、

学校教育法 (昭和二十二年法律第二十六号)第一条 に規定する

学校(幼稚園及び大学を除く。)に就学している障害児につき、

授業の終了後又は休業日に児童発達支援センター

その他の厚生労働省令で定める施設に通わせ、

生活能力の向上のために必要な訓練、

社会との交流の促進その他の便宜を供与することをいう。

   

  

再びLITALICOのサイトから引用。

 

この(児童福祉法)改正に伴い、

今まで不足していた障害児自立支援施設を増やすために、

大幅な規制緩和がなされました。

そのため住んでいる地域で、

乳幼児の頃から高校を卒業するまで一貫したサービスを

受けられるようになりました。

それとともに、現在多くの放課後等デイサービスが誕生し、

保護者が複数の施設を選択したり、

施設を比べながら選べるようにもなりました。

   

以上の引用で、放課後等デイサービスのあらましはわかります。

その他、LITALICOのサイトはより詳しく書いてあるので、

関心のある人読んでみてください。私は読みました。

  

ここで豊川市のHPのコピーを載せます。

障害者福祉サービスのうち子どもを対象としたサービス一覧です。

Photo  

これを見ると児童福祉法に出てきた「児童発達支援」

「医療型児童発達支援」「保育所等訪問支援」がどういうものかが

わかります。そしてその他にも、

いろいろなサービスがあるんだなあと思いました。

  

  

夏休みの施設見学会では、放課後等デイサービスを中心に、

これらの福祉サービスの実際を見聞できたらいいと思います。

昨年に引き続き、私が施設見学会のお膳立て係のリーダー。

頑張ります。

収穫間近の小麦畑 タネ蒔きはいつだった?

 

今日は6月4日。

  

昨日、小麦畑を見ました。

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はたと思いました。

小麦はいつタネを蒔いて、いつ収穫するのか?

もうじき収穫するのはわかりますが、

この小麦はいつタネを蒔いたのだろう?

  

調べました。 

このサイトが勉強になりました。

コムギの話@NBRP 2.コムギの栽培

   

d.秋まきコムギと春まきコムギ

  

秋まきコムギというのは、秋に種子をまき、

翌年の春から夏に収穫するコムギです。

このコムギは一定期間低温にあたらないと穂が出ません。

一方、春まきコムギは、春にまき、

その年の夏から秋に収穫するコムギで、

低温にあたらなくても穂が出ます。

もし、秋まきコムギを春にまくと、どうなるのでしようか?

葉がしげるばかりで穂が出ません。

しかし、苗を冷蔵庫に1カ月ほど入れてから、

暖かい場所に植えると、何枚かの葉が出た後、

穂が出てきます。

 

秋蒔きと春蒔きがあることを知りました。

6月に収穫するのは秋蒔きのようです。

前年の11月頃に蒔くようです。

(他のサイトでは秋蒔きではなく

 冬蒔きと説明しているものもありました)

  

さらに面白いことが書いてありました。  

  

本来、コムギは秋まきでした。

秋まきコムギは冬の寒さを体験してはじめて穂を出します。

しかし、コムギは、ヨーロッパの北部のとても寒い地域では、

その冬の寒さに耐えることはできません。

そこで、寒さにあわなくても

穂を出す性質をもったコムギの品種が選ばれ、

これを用いて春まき栽培がおこなわれるようになりました。

このようにして、春まきコムギが生まれたのです。

現在では、北ヨーロッパ、ポーランド、ロシア、

北アメリカ大陸北部、北海道の一部で、

春まきコムギが栽培されています。

  

このようなことを知るのはうれしいですね。

人間の歴史が絡んでくるからです。

過去の人間の工夫が春蒔きを誕生させたのです。

最初からあったわけではないのです。

 

小麦畑の横を通ったことで、いいことを知りました。

2017年6月 3日 (土)

通算5300本目の投稿\「COCORA」からの引用/

 

今日は6月3日。

  

前投稿に引き続いて

COCORA 自閉症を生きた少女 小学校篇

(天咲心良著/講談社)より引用します。

  

  

数日後、今度こそ何とかしようと、鍵盤ハーモニカに挑んだ

私だったけど・・・・・先生たちも喜んでくれたけれど、

でも、またしても私は、癇癪をおこしてしまった。

『息を吸いながら弾く』がどうしてもできない。

頑張っているのに、できない。

息を吸い込むことに集中すると、指をどうすればいいか分からなくなる。

指に気を取られていると、息を吸うことを忘れる。

吸いながらは弾けないから、息継ぎをしなければいけないけれど、

どうやったら息継ぎができるのかが、分からない。

指を言われたとおりに動かそうにも、動かない。

※一次障害:二つ以上のことを同時にできない。

何もできないクセに、プライドだけは人一倍高かった私は、

人前で『できない』自分を晒(さら)すことが

死ぬほど嫌でたまらず、またも号泣しながらパニックを起こしてしまった。

私は叫んだ。鍵盤ハーモニカを投げて、怒りを露(あらわ)にした。

ワンワン泣きじゃくった。

どうしたらいいのか分からなかった。

どうしてできないのかが、分からなかった。

思ったようにできないこと。それは、子供にとっては当たり前のこと。

でも、私は人一倍、思ったようにできなかった。

小さくても、心だけは一丁前。

私の心の中には、すでに劣等感が芽生え始めていた。

※自閉症スペクトラム障害(ASD)の二次障害:

適切な対応を受けないことにより、劣等感や自己評価の低下、

不安感に苛(さいな)まれるようになり、情緒不安定になりやすくなる。

(53p)

  

「劣等感や自己評価の低下」「不安感」

子どもたちにできたら持たせたくない感情です。

でも手を誤ったり、不用意な一言で簡単にそうなってしまう恐れ。

日々気をつけていますが、難しい。

  

   

なんと私は五歳でありながら、いまだに『追いかけっこ』の

正しいルールを理解できていなかったのだ。

いや、『鬼ごっこ』と言われていればよかった。

『鬼ごっこ』ならオニに追いかけられて逃げる、

触られたら交代、と、何となく分かる。

でもその時先生に言われたのは、『追いかけっこ』であって、

『鬼ごっこ』ではなかった。

私の中で、鬼ごっこと追いかけっこは、

同じものであると認識されていなかったのだ。

※一次障害:ゲームや遊びのルールが分からない。融通が利かない。

(55p)

  

他の子には当たり前でも、障害のある子には当たり前ではない。

そんな”当たり前”のことを、集団指導をしていると忘れがち。

  

   

私は誰もいない園の運動場をフラフラと歩いては、

わずかに生えた雑草を眺めたり、

遊具の塗料が錆びてはがれてできた、無作為で魅力的な模様を、

ずーっと眺めたりして物思いに耽(ふけ)る。

そうするととても気持ちが落ち着いて、

ようやく喧噪(けんそう)から離れてホッとできるのだ。

ぼんやりしていて外の世界の理屈はてんで分かっていないクセに、

小難しく物事の理論や成り立ちや、あり方を考えることは、

私の大好きな『遊び』の一つだった。

覚えることじゃなく、私は、考えたり発想したりすることがしたかった。

そういうことのほうが好きだった。

だから一人でずっと考え事をしていることが多くなった。

考えることが、楽しかった。

月はなんで落ちてこないのか、風はどこから吹くのか、

そんなことばかり考えていた。

そして、風と話ができたらいいのにとか、

水たまりの中に魚が住んでいればいいのにとか、

魔法が使えればいいのにとか、いろんなことを想像して、

一人で遊ぶようになっていった。

頭の中では、私は自由だ。どこにでも行ける。何でも、できる。

一人でいろんな空想をしたり、その中にどっぷりと浸って遊ぶ。

それが私の中で『一番楽しい遊び』になり、

外の世界と私とを隔てる大きな囲いになった。

※一次障害:ひとりで自分の世界(ファンタジー)にふけることが多く、

一定のパターン化された空想やファンタジーに没入する。

私は一人でいる時にニコニコ笑っている事が多くなり、

そういう時だけ静かに穏やかに過ごすようになった。

(59P)

  

長く引用しました。

でもこの部分は何度も読んで頭に刻みたいと思いました。

「自分の世界にいるな」と思う子はいます。

どんなことを考えているのかヒントになりそうです。

  

   

今日の引用はここまで。

「COCORA」からの引用/知覚異常の感じ方

 

今日は6月3日。

  

図書館で借りたけど読み切れなかった本

COCORA 自閉症を生きた少女 小学校篇

(天咲心良著/講談社)より引用します。

  

前回はここで引用しています↓

ここでも道草 テレビや本で「発達障害」を勉強する(2017年5月17日投稿)

  

 

なにより、口の中に入ってくる、食材ごとに違う感触が、

私は恐ろしかった。薄気味悪い感覚。

まるで、画鋲や紙屑でも口の中に放り込まれたようだ。

もともとお腹が減ったとも感じていないのに、

無理矢理食べさせられる理由が分からず、

私はいつも理由もなく放り込まれた『異物たち』に混乱する。

※一次障害:知覚異常により、偏食や小食であることが多い。

(32p)

  

口の中の知覚異常。このような気持ちになるのですね。

そして食べ終わった後にも、苦痛が待っています。

続きの文章です。

  

そして、無理矢理放り込まれたものが胃に落ちていくと、

今度は胃がきつく張っていく感覚が私を襲う。

『満腹になる』という感覚が、私には自分が内側から

食い破られるようとしているような恐ろしい感覚に思えたのだ。

だから、何があってもお腹一杯になどなりたくはなくて、

私は恐怖から必死に抵抗した。

しかし、それでも先生は口の中に食べ物を

詰め込むのをやめようとはしない。

私はいつも、『食べ過ぎて、食べ物でいっぱいになって、

体が張り裂けるんじゃないか』という恐ろしい妄想に

取り憑かれて、体が破裂してしまうことを本気で恐れていた。

(32p)  

  

この感覚を、実際に体験していない人が

気づいてあげることは難しい。

  

  

家族で出かけるたびに私は疲れ果て、

外に出るのが嫌になっていった。

運よく車に酔わなかったとしても、

行った先でどうしていいか分からず、不安になり混乱し、

場にそぐわない行動をして、また結局怒られてしまうのが

いつものパターンなのだ。

※一次障害:慣れない場所ではパニックを起こす.

(42p)

 

私は、突然目の前に現れた見慣れないもの・・・・・

特に、自分がこれから関わっていかなければいけないものに対して、

びっくりするほど強く、拒絶反応を示した。

※一次障害:見慣れないもの、新しいものに対してパニックを起こす。

そして、それを少しでも受け入れようとする努力が

「なぜなぜ」攻撃だったのだ。

なぜこんな形をしているのか、なぜ音がするのか、

なぜこんな感触なのか、なぜこんな色なのか、

いつからあるのか、どうしてこれを使わなければいけないのか、

それによって自分がどういう影響を受けるのか・・・・

そういうことを私は知りたがった。

なぜなら、未知のものが怖くて仕方がなかったから。

(51P)  

 

このような子は知っています。

改善するためにはどうしたらいいのでしょう。

まだ読み切っていないこの本を読めばわかるのか?

藁にもすがる思い。

  

   

幼稚園生の大前提として「さぁ、これを着なさい」と

制服を渡されるわけだけど、今まで着ていた洋服と制服では、

まったく肌触りが違う。

とりあえず着させられるが、すごく気持ちが悪い。

※一次障害:身体感覚などが異常に敏感で洋服によっては

拒絶反応を示す。

腹が立つぐらい気持ちが悪いのだ。

例えるなら皮膚に触れる場所全部に毛虫が這っているような感覚だ。

そして、皮膚に擦れるとザラリと皮膚を剥がすような痛みが走る。

(46p)

 

このような感覚なんだ。

こうやって表現してもらってやっと想像できる感覚です。

今までそのような教え子が身近にいたのだろうか?

いたとしたら、全く気がついてない。

   

次の投稿につづく。

「美の壺 感じのいい”石ころ”」を見て

 

今日は6月3日。

  

3月17日放映の「美の壺 いい感じの”石ころ”」より。

  

石を愛する人たちが紹介されました。

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宮田珠己(たまき)さん。

浜辺でいい形をした石ころを拾っては収集している方。

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その宮田さんが地元愛知にやってきました。

愛知の渥美半島に気になるお寺の名前を見つけたからです。

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そのお寺の名前は瑠璃寺(めのうじ)。

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「瑪瑙(めのう)」とどのように関連したお寺なのか、

宮田さんは解き明かしたいようでした。

宮田さんは現在どこにお住まいかは知りませんが、

名前を見て興味を持ち、行ってしまうのはいいなあ。

もう少し自分に時間があれば、やってみたい行動です。

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宮田さん、瑠璃寺に来てしまいました。

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瑪瑙寺」の「瑪瑙」の由来は本尊にありました。

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正月・九月の21日のみ御開帳の秘仏である本尊は、

宝玉瑪瑙観音像と呼ばれています。

およそ800年前に西行法師がもたらしたと言われる石仏で、

その石が瑪瑙だったのです。

ナレーターが言います。

  

美しい石に古くから人々は祈りを託してきたのです。

  

なるほどね。

  

  

番組後半は「石花」の紹介でした。

石花(ロックバランシング)

この番組でこのような造形があることを初めて知りました。

  

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どうして石はこのような形で静止できるのか?

不思議な造形です。

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この集まりは「石花会」と言っていいのかな?

ちとせさんが7年前に始めた「石花」

仲間が100人以上になっているそうです。

  

石花を作っている人たちの声です。

 

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ただ石のいうことを聞いて、

どっちにいくのかなって。

   

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一瞬軽くなるところですね。

全てが整った時にふわっと。

 

体験者は語る。貴重な声です。

わかるような気がします。

  

ちとせさんが川辺で造り始めました。

 

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石と石は点で接しているように思えます。

なぜこのような形で静止するのか、やっぱり不思議です。

  

ちとせさんは今度は草刈正雄さんの前で、

作品を造ります。

出来上がった作品を見草刈さんが言ってました。

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なにこれ!

  

この叫び、わかります。同感です。

テレビをたった30分見たことで、

また新しい世界と出会えました。

※参考ちとくの石花(ロックバランシング)

※参考Ishi-Hana 石花会

↑ここでいろいろな作品を見ることができました。

 

番組中に流れていたローリングストーンズの

”Like a Rolling Stone”


YouTube: The Rolling Stones "Like a Rolling Stone"

検証:浜松 気賀「清水家」「パンプキンズハウス」

 

今日は6月3日。

 

前投稿に引き続き、5月29日の浜松巡りの報告。

  

大河ドラマ「おんな城主 直虎」では、

5月28日放送では浜松市の気賀(きが)が舞台となりました。

Photo

Photo_2NHK大河ドラマHPより

NHK大河ドラマHPでは、

大きなセット「気賀の町」を見ることができました。

Photo_3NHK大河ドラマHP

細かな配慮がされたセットであるとわかります。

このセット、どこに作られたのでしょう?

  

気賀が舞台だった大河ドラマ放映の翌日、

私たちは気賀に行きました。

気賀では老舗のうなぎ屋「清水家」に行き、

うな丼を食べました。※清水家HP

今回同行した親戚のおじさんがご馳走してくれました。

その時に出されたビール瓶の写真。

Rimg4515  

ビールのラベルの上に大河ドラマのシールが貼ってある?

確かめました。違いました。

ちゃんとラベルに大河ドラマの部分が印刷されていました。

今だから見ることができるラベルですね。

  

  

この清水家から歩いて数分のところにあったのが

パンプキンズハウス

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以前から知っていて気になっていた建物ですが、

アド街ック天国」で紹介された場所に、

また実際に行くことができました。

ここでも道草 アド街ック天国 浜松」番外:「パンプキンズハウス」「ぬくもりの森」(2017年4月30日投稿)

 

これで5月29日の報告を終えます。

  

最近の写真

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楽餓鬼

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