番画〈499〉:26年前の「ライバル日本史 田沼意次と松平定信」
今日は令和3年11月7日。
番画です。
寛政の改革を教えるにあたって、
我が家にあるビデオで1本だけ、
松平定信について扱った番組がありました。
教材研究で、その1本を見ました。
〈499〉「ライバル日本史 大江戸低成長の処方せん
田沼意次と松平定信」(1995年5月11日放映)
〇徳川吉宗がとった政策は「増税」と「倹約」に分けられる。
そのうちの「増税」路線をとったのが田沼意次であり、
「倹約」路線をとったのが松平定信であるとしていた。
〇26年前のこの番組であっても、田沼意次は悪者扱いではなく、
よいところに目をつけた老中とされていた。
〇田沼意次のとった政策が気に入らなかった松平定信は、
株仲間の解散など、意次がとった政策を取りやめにして行った。
〇飢饉に備えて、お米を備蓄する政策は、天保の飢饉で役に立った。
〇倹約を進めるにあたって、出版物まで取り締まるようになった。
〇田沼意次も松平定信も、庶民に良かれと思ってやったことなのに、
最後は批判されて失脚している。
〇26年前の「ライバル日本史」は30分間番組であった。
「歴史秘話ヒストリア」が45分間番組であったためか、
45分間のイメージがあった。
〇田沼意次と松平定信を対比して教えることができたら、
わかりやすいだろうなと思った。
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