番画〈525〉〈526〉:英雄たちの選択 葛飾北斎/タイムスクープハンター 判じ絵
今日は令和3年11月23日。
今日の夕方、葵風館の図書館に行ってきました。
読んだ本を返して、予約してあった本を借りてきました。
その時にビックリしたのが、学生たちが、
図書館の席が満席になるほどズラッと勉強していたことです。
頑張っているなあと思いました。
祝日だから満席になるほどいたのでしょう。
自分も勉強しないとなあとその時に思いました。
私の勉強は、授業のために映像を見ることや本を読むことです。
夕食後、2本映像を見ました。
番画です。
〈525〉「英雄たちの選択 森羅万象に挑んだ絵師
画狂 葛飾北斎」(2021年9月29日放映)
〇今までこのブログで葛飾北斎のことは何回か記事にしてきた。
興味のある人。この番組を見て、より理解を深めようと思った。
12月には、授業で葛飾北斎を教える予定でもある。
〇90歳まで生きて、最後まで絵の上達を願っていた人。
自分は100歳まで生きてハレーすい星を再び見ることを
目標にしているが、
父親を見ていて90歳までは元気に頑張れるとなぜか信じている。
今から30年の生き方の指標としてこの番組を見た。
自分は「道草」という言葉を柱にして生きていこうと思った。
こんなことを思いながら見た番組だった。
〇今年1月に「青楼美人繫昌図」という絵が発見された。
6人の画家の合作。その一人が葛飾北斎だった。
ライバルの歌川豊国も描いていた。
〇北斎は19歳の時に勝川派に入門している。
勝川派の描き方を習得するが、その他の流派の勉強もする。
〇北斎は勝川派から独立する。
当時としては流派から抜けることは珍しかった。
〇北斎は曲亭馬琴とタッグを組んで挿絵画家として有名になる。
源為朝が主人公の話だった。
〇55歳で「北斎漫画」を出版。絵の手本として売れた。
〇「万物絵本大全図」という版下絵が発見される。
出版されなかったものである。
江戸で大火があって、版元も焼けてしまい出版できなかった可能性。
〇ベロリン・ブルー(ベロ藍、プルシアン・ブルー)との出合い。
71歳でベロ藍を使った版画作品「富嶽三十六景」を制作する。
〇美人画、役者絵が主流だったが、名所絵が広まるようになる。
〇「富嶽三十六景」が完成した頃から、
安藤広重の「東海道五十三次」の制作が始まる。
〇長野県小布施に「北斎館」がある。北斎が活動した場所であった。
※ここでも道草 小布施の観光案内(2017年6月17日投稿)
何となく記憶にあったので、「小布施」で検索したら、
☝この記事を発見。
ここにも「小布施には『北斎館』があります」と書いてあった。
「北斎館」に退職したら行ってみたい。
〇絶筆とされる「富士越龍」天に昇る龍の絵と富士山。
〇三女、お栄 北斎の弟子 葛飾応為
美人画は北斎でもかなわない。光と影を描き分けるのが特徴。
〇北斎とお栄の合作の作品がある。
北斎のような発想豊かな絵をお栄は描けなかったが、
細部の着色などをサポートしていたと考えられている。
〇北斎が死に際で言った言葉。
「あと10年 いやあと5年の命があれば、
真の絵描きとなれたものを」
〈526〉「タイムスクープハンター 判じ絵!なぞなぞ挑戦状」
(購入したDVDを視聴)
〇江戸時代の話。生徒を江戸時代漬けにしたいと考えた1本。
〇判じ絵の絵師が主人公。
〇判じ絵の挑戦状を受け取った主人公が、
友達と謎解きをして宝を目指す話。
〇面白い展開だった。30分間番組。
いつか授業で見せる1本としてキープ。
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