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2020年5月10日

2020年5月10日 (日)

「夏の騎士」① 騎士道は女性に愛と忠誠を誓う

  

今日は令和2年5月10日。

  

勤務校の図書室にある本です。

借りて読みました。

生徒が登校するようになったら、

読むことを勧めたい本となりました。

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「夏の騎士」(百田尚樹著/新潮社)

 

気になった文章を引用します。

(安西先生)「騎士というのは、日本で言えば侍だな。日本に武士道

があるように、西洋には騎士道がある。この二つはよく似ているが、

実は決定的に違うことがひとつある」

 安西先生はクラスを見渡して言った。

「さっきドン・キホーテの話でしたように女性に対する姿勢や。武士

道には女性は出てこないが、騎士道は女性に愛と忠誠を誓う。実はレ

ディーファーストというのは、その名残りなんや」

(42~43p)

  

なるほどです。

「ドン・キホーテ」「三銃士」

どちらも女性が重要です。

女性のために頑張ります。

  

  

 突然、陽介が口を開いた。

「4年の終わりに、女子だけ体育館に集まったのを覚えてるか」

 健太はうなずいた。そのことはぼくも覚えている。体育館の窓に黒

いカーテンが張られ、男子が覗けないようにされていたという噂だっ

た。その日は男子だけが早く帰れるということで、ぼくらは大喜びで

帰宅した。

「すごいスライドが上映されたらしいで」

「し、し、知ってるよ、あ、あ、あそこから血が出るビデオやろ」

 健太がいつも以上にどもりながら言った。

 その話はぼくも聞いていた。といっても、それが具体的にどのよう

な生理現象なのかは知る由もなかった。ただ、保健体育の教科書で、

女子は大きくなるとあそこから血が出るということを知って、腰が抜

けるほど驚いた記憶がある。そして、女子とは恐ろしい生き物なんだ

と思った。高学年になると、胸が膨らんだり、あそこから血が出たり、

低学年のころとはまるで違った生き物になる。それはまるで芋虫から

蝶になったりカブトムシになったりする完全変態の昆虫のようにも思

えた。女子と比べると、男子はバッタかゴキブリみたいな不完全変態

の昆虫だ。

(63~64p)  

   

 

先に成長する女子を、幼い男子はこんなふうに見るのかな。

完全変態、不完全変態の例えは面白いと思いました。

体育館に女子だけ集めて映像を見せ、男子は早帰り。

そんなことをやった小学校があったのかな?

私の体験ではありません。

  

  

 妄想の世界では、ぼくは常に輝ける存在だった。できないことはな

い。その気になればテストはいつだって満点がとれたし、学校の誰よ

りも速く走れた。ハットトリックもできたし、140キロのストレー

トを投げることもできた。いざとなれば空さえ飛べた。そして、有村

由希子は、ぼくに恋焦がれていたのだーー。

 小学校時代の自分の妄想を思い返すと、苦笑しかない。多かれ少な

かれ子供とはそういうものかもしれないが、ぼくの場合は、それがい

ささか度を過ぎていた。人は誰でも、自らが思い描く理想の自分がい

て、それは多くの場合、現実の自分とはかなりの開きがある。人はそ

の差を埋めようとして努力するわけだが、中には理想像を描くだけで

満足して、少しもその差を埋める努力をしない人間がいる。それが小

学校時代のぼくだった。

(85~86p)

  

 

私も小学校6年生で妄想していました。

マラソン日本一です。

中学校で現実を知って挫折しました。

 

つづく

「HSPでした」② HSPは疲れやすい

   

今日は令和2年5月10日。

  

前記事に引き続いて、

「ダメ人間だと思ったらHSPでした」

(染井アキ著/産業編集センター)より引用します。

  

 

 HSPは疲れやすい

 日頃から勝手に刺激に敏感に反応しまくっている&どこか緊張

しているせいか、疲労が抜けずその回復をはかるため、睡眠時間

がとてつもなく長くなってしまいます。人生の半分以上は寝てい

るんじゃないかと思うくらいです。(中略)

 HSPは脳が疲れている。それを知ったとき、この疲れやすさ

はそのせいか!と原因不明から解放されて、それだけで安心でき

たことを覚えています。脳が疲れているとはどんな感覚かという

と、頭の容量が常にいっぱいいっぱいという感じです。インプッ

トと思考することが大好きな上に、ちょっとしたことで刺激を受

けるので、頭の中にそれらがどんどん溜め込まれていき、何にも

していなくても、することがなくても、他人からどれだけ無駄な

1日を過ごしているように見えても、私は今までの人生で一度も

「暇」を感じたことがありません。というか暇という感覚がわか

りません。これも、人と違うな、と感じていたことの一つでした。

今考えてみればアウトプットしない限り容量が空くわけもなく、

動作がスムーズにいくはずがない。

 その特性を知った今、こうやって思考を文字におこしアウトプ

ットすることは、自分を上手に動かす上で大事なことであり、こ

れからの人生で必要なことの一つだと感じています。

(117~119p)

  

私はこの気持ちはわかります。

この点では私はHSPだと思います。

「暇」と感じたことは極めて少なく、

このブログのように、

各種通信を書いてアウトプットしてきました。

  

  

5月を褒めています。

  

 欝々した時期を抜けて気付いたのは、5月はめちゃ綺麗!5月は

美しい!5月はキラキラしとる!5月は泣ける!5月は鬱を抜ける

手助けをしてくれるといっても過言ではない!です。

 5月の何がいいかって、まず、時期。時期最高。日照時間が少な

い寒いときを経て光が多くなる頃。必然的に過ごしやすい気温の日

が多くなる。冬が終わり、桜の時期を抜けて、新緑が芽生え、優し

い緑たちが陽の光に照らされ、その木漏れ日も風も風によってなび

く葉のざわめきさえも、全てがキラキラして、この世はなんて美し

いんだと泣けてくるほどきらめく世界。

 街路樹を見上げれば、柔らかく生命力にあふれた緑が透けていて、

その先には、輝く眩しい光と澄んだ水色の空。自分の心が淀んでい

ればいるほど、それに対比したその美しさに圧倒される。毎度5月

の緑と光と空を体感しても毎回新鮮に驚くほどに美しい。人生であ

と何回5月を体験できるのかと思ってしまうほどに。

(120~121p)

 

まさに今がその5月。

5月の良さは共感できますが、

それをたっぷり味わえる山に登れないのがとても残念。

3月22日に鳳来寺山に行ったのが最後です。

  

  

 HSPの文章は、改行多めの絵文字少なめ

 どうでもいい情報化もしれませんが、これもよくあることだと思

うので、記しておきます。

 私は日頃からツイッターランドの住人で、そこでHSPやHSS

の言葉をプロフィールに書いてある方を200人近くフォローして

いるのですが、その方達の文章を見ていると、刺激を無意識に避け

る傾向にあるのか、絵文字を避け、改行をよく使い、字だけで伝わ

るように読みやすくしている方が多いように思います。

 ふと、自分はどうなんだ?と思ったら、自分も同じでした。

(124p)  

  

改行が多いのは一緒です。

見やすさを考えていますね。

そういうところまで気を遣うのはHSPなのかな。

私も半分くらいHSPだと、この本で思いました。

読む前は、どっぷりHSPだと思っていましたが、

もっと生き辛い人たちがいることがわかりました。

 

以上で「ダメ人間だと思ったらHSPでした」からの引用を終えます。

「HSPでした」① HSPは他人の気分に左右される

  

今日は令和2年5月10日。

  

この本を読みました。

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「ダメ人間だと思ったらHSPでした」

(染井アキ著/産業編集センター)

  

 ハインリー・センシティブ」・パーソン(英:Highly sensitive

person,HSP)とは、生得的な特性として、高度な感覚処理感受

性(あるいは生得的感受性)を持つ人のこと。

 HSPは生まれ持った気質であり、生涯、変わることはない。人

口の約15%~20%を占め、男女によって偏りは見られない。同

様の性質は、人間以外にも100種以上の生物にも見られる。

                     ウィキペディアより

 ウィキちゃんありがとう。もう少し詳しく言うと、HSPは外部

からの刺激に敏感で、物音や光、におい、味、触覚などの五感が過

度に反応し、それだけでなく相手の感情や雰囲気、目に見えないエ

ネルギーに対しても敏感で心の境界線がもろく同調しやすいため疲

れやすい傾向にあるらしいです。自分の中では簡単に言うと「極度

敏感超気にしい」と捉えています。

(6p)

  

自分もHSPかなと思って、読み始めた本ですが、

どうも私はどっぷりHSPではないようです。

HSPの方は、もっと生き辛い生活をされているようです。

 

  

 HSPを調べ進めるうちに、HSSという気質があることを知り

ます。これは"High sensation Seeking"の略で好奇心旺盛の刺激

追求型の気質らしいです。

 世の中にはHSPとHSSの気質、両方を持ち合わせている人間

がいるらしく、今はそれに自分も当てはまるのではないかと思って

います。

(17p)

  

 

私は「好奇心」はあるつもりなので、HSSであるのかなと思いま

したが、読んでいるうちに、これでもないなと思いました。

この人たちほどの生き辛さは感じていなと、再度思いました。

  

  

  

 HSPは他人の気分に左右される

 これこそが仕事が続かない要因の見事第1位!

 とにかく、いつも人の気分が勝手に入ってきます。

 (中略)

 私の場合、一番厄介なのが人の怒りです。怒っている人がいれば、

自分になんら関係がないことでも、その雰囲気を目の当たりにする

だけで、頭はパニックになります。

(47~48p)

  

 

これは生徒にもいると思います。

教室内である生徒を教師が強めに注意した時に、

その場にいた生徒で情緒不安定になる場合もあると思います。

配慮が必要です。

    

  

 HSPは共感能力が高い

 人生をややこしくさせている部門見事第1位!

 共感能力。感情移入。

 この気質が自分では特に強いと感じていて、エンパス(強い共感

力を持っている人)かもしれないと思っています。

 職場で人の気分に左右されるのもこの気質ですが、勿論職場以外

でもいろいろあります。HSPを知って調べていくうちに、「コレ

だよ、コレが意味不明だったんだ!」と最大限に思ったことは、

「病院に行ったら、お見舞いや付き添いでも気分が悪くなること」

です。本当に病院に入ると途端にグッタリします。普通の病院でも

苦手なのに特に入院患者がいるような大きい病院では入口からグッ

タリし始め、力が入らなくなり、涙が出やすい状態になります。子

供の頃からなので、不思議に思っていたもののなんでか分かるわけ

もなく、成人した頃、家族は病院に行っても普通だったので、余り

に自分だけがおかしいと思い、「もしかしたら霊感があるのかも!

」と、病院内をグッタリしながら360度見回したことがあります。

勿論、霊は見えませんでした。今でも病院は苦手で、病院で働いて

いる人を尊敬する次第です。

(103~104p) 

    

病院でグッタリするのは、共感能力の高さゆえなのですね。

私も毎週心療内科に通っています。

待合室にいると、他の患者さんを見て、

きっといろいろな事情があってここに来ているんだろうなと

同病相哀れむみたいな気持ちになっています。

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