「HSPでした」② HSPは疲れやすい
今日は令和2年5月10日。
前記事に引き続いて、
「ダメ人間だと思ったらHSPでした」
(染井アキ著/産業編集センター)より引用します。
HSPは疲れやすい
日頃から勝手に刺激に敏感に反応しまくっている&どこか緊張
しているせいか、疲労が抜けずその回復をはかるため、睡眠時間
がとてつもなく長くなってしまいます。人生の半分以上は寝てい
るんじゃないかと思うくらいです。(中略)
HSPは脳が疲れている。それを知ったとき、この疲れやすさ
はそのせいか!と原因不明から解放されて、それだけで安心でき
たことを覚えています。脳が疲れているとはどんな感覚かという
と、頭の容量が常にいっぱいいっぱいという感じです。インプッ
トと思考することが大好きな上に、ちょっとしたことで刺激を受
けるので、頭の中にそれらがどんどん溜め込まれていき、何にも
していなくても、することがなくても、他人からどれだけ無駄な
1日を過ごしているように見えても、私は今までの人生で一度も
「暇」を感じたことがありません。というか暇という感覚がわか
りません。これも、人と違うな、と感じていたことの一つでした。
今考えてみればアウトプットしない限り容量が空くわけもなく、
動作がスムーズにいくはずがない。
その特性を知った今、こうやって思考を文字におこしアウトプ
ットすることは、自分を上手に動かす上で大事なことであり、こ
れからの人生で必要なことの一つだと感じています。
(117~119p)
私はこの気持ちはわかります。
この点では私はHSPだと思います。
「暇」と感じたことは極めて少なく、
このブログのように、
各種通信を書いてアウトプットしてきました。
5月を褒めています。
欝々した時期を抜けて気付いたのは、5月はめちゃ綺麗!5月は
美しい!5月はキラキラしとる!5月は泣ける!5月は鬱を抜ける
手助けをしてくれるといっても過言ではない!です。
5月の何がいいかって、まず、時期。時期最高。日照時間が少な
い寒いときを経て光が多くなる頃。必然的に過ごしやすい気温の日
が多くなる。冬が終わり、桜の時期を抜けて、新緑が芽生え、優し
い緑たちが陽の光に照らされ、その木漏れ日も風も風によってなび
く葉のざわめきさえも、全てがキラキラして、この世はなんて美し
いんだと泣けてくるほどきらめく世界。
街路樹を見上げれば、柔らかく生命力にあふれた緑が透けていて、
その先には、輝く眩しい光と澄んだ水色の空。自分の心が淀んでい
ればいるほど、それに対比したその美しさに圧倒される。毎度5月
の緑と光と空を体感しても毎回新鮮に驚くほどに美しい。人生であ
と何回5月を体験できるのかと思ってしまうほどに。
(120~121p)
まさに今がその5月。
5月の良さは共感できますが、
それをたっぷり味わえる山に登れないのがとても残念。
3月22日に鳳来寺山に行ったのが最後です。
HSPの文章は、改行多めの絵文字少なめ
どうでもいい情報化もしれませんが、これもよくあることだと思
うので、記しておきます。
私は日頃からツイッターランドの住人で、そこでHSPやHSS
の言葉をプロフィールに書いてある方を200人近くフォローして
いるのですが、その方達の文章を見ていると、刺激を無意識に避け
る傾向にあるのか、絵文字を避け、改行をよく使い、字だけで伝わ
るように読みやすくしている方が多いように思います。
ふと、自分はどうなんだ?と思ったら、自分も同じでした。
(124p)
改行が多いのは一緒です。
見やすさを考えていますね。
そういうところまで気を遣うのはHSPなのかな。
私も半分くらいHSPだと、この本で思いました。
読む前は、どっぷりHSPだと思っていましたが、
もっと生き辛い人たちがいることがわかりました。
以上で「ダメ人間だと思ったらHSPでした」からの引用を終えます。
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