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2020年4月26日 (日)

「コロナ休校の春①」/文部科学省4月23日の事務連絡

  

今日は令和2年4月26日。

  

今日の朝日新聞朝刊を見たら、

「いま子どもたちは/コロナ休校の春①」というコーナーが

始まっていました。

初回の今回は、Zoomを使った実践を行っている

埼玉県越谷市の新方(にいがた)小学校のことが

紹介されていました。 

Epson301  

Zoomを使った朝の会は全員でできるわけではありません。

インターネット環境が整っていなくて、親がスマホを

職場にもっていったら、参加できません。

 

記事を引用します。

  

 田畑(栄一)校長は「あくまで目的は子どもたちの安否確認。Z

oomは手段に過ぎません」と話す。参加できない子の家庭には担

任が電話で様子を尋ねる。「午後なら参加できる」という声があり、

午後3時半からの「遠隔学級会」を設定したクラスも。手探りが続

く。

 文部科学省は21日に全国へ「平常時のルールにとらわれず」に

ICTを活用し、デジタル教材の活用や双方向のオンライン授業を

導入することを促した。だが、市教委から学校に貸与されるパソコ

ンはセキュリティーが厳しく、Zoomは使えない。

 また今後オンラインで授業まで実施するとなれば、教育の機会均

等の原則を考えると「全員参加が必要」だと田畑校長は考える。

「市教委や県教委がそこを目指せるよう、国がルールや環境を整え

てくれたら一番いいのですが」

 

  

太字で書いたことは驚きました。

そのようなお達しがあったのですね。

ここで見ることができました。☟

文部科学省事務連絡 令和2年4月23日

どさっと引用します。

読んでおくことで、行動が変わると思います。

  

1.ICT の活用の推奨について

文部科学省としては、新型コロナウイルス感染症対策による臨時休業等を踏まえる
と、各自治体及び家庭におけるICT 環境整備の状況に配慮しつつ、あらゆる機会にICT
を最大限にご活用いただくことが子供たちの学びの機会の保障に効果的であることか
ら、家庭においてもICT を積極的に活用いただきたいと考えています。
自治体の中には十分整備されたICT 環境をこの機会にフル活用している自治体もあ
りますし、環境が十分でなくても、家庭のパソコン・タブレット等を活用して課題を
出したり、ICT を活用して健康観察や学習成果を確認しつつ、電話等でフォローした
りする取組を行っている自治体もあります。このようにICT を活用することで、子供
たちの学びの機会を保障することは極めて重要です。
また、ICT は、学校と家庭との連絡をメール等で行うなど、校務でも積極的に利用
されるものです。さらに、教職員が端末を持ち帰る、または自宅の端末を利用するな
どして、テレワークを行うことも積極的に推奨されます。
これらの取り組みを積極的に行っている学校現場とそうでない現場との格差が広が
っていくことは適切ではありません。
文部科学省としては、全国的な長期休業というこれまで類を見ない緊急時であるこ
と、各学校や家庭でICT 環境が様々であることを鑑みると、平常時における学校設置
者や各学校の一律のICT 活用ルールにとらわれることなく、家庭環境や情報セキュリ
ティに十分留意しながらも、まずはその積極的な活用に向け、現場を最もよく知る教
員が家庭とともにあらゆる工夫を行えるよう対応いただきたいと考えています。

  

2.家庭学習の際のICT の具体的な手段について
文部科学省としては、令和2年度補正予算案のとおり、「GIGA スクール構想の加速」
により子供たちの学びを保障できる環境を早急に実現できるよう努めてまいります
が、既に新型コロナウイルス感染症対策のための臨時休業が延長されている学校も相
当数生じてきております。各自治体におかれては、各学校や家庭の環境が様々な中で、
それらのリソースを最大限活用して臨時かつ早急にICT を活用する方法として考えら
れる以下の主な対応も踏まえつつ、平常時のルールにとらわれることなく自治体や家
庭におけるICT 環境を最大限に活用するよう現場による臨機応変な対応をお願いしま
す。
① 家庭でパソコン・タブレットやスマートフォン等ICT 機器を所有している場合には、
それが児童生徒の家庭学習にも活用されるよう、家庭の理解を得つつ進めること。
その場合には、臨時休業期間中の児童生徒の学びの保障にパソコン・タブレット
やスマートフォン等のICT 機器が有効であることについて、保護者の十分な理解を
得た上で、情報モラルや健康への影響等にも保護者に十分留意していただくこと。
その際には、教育委員会や学校において端末の貸出や代替措置を講じるなど、家庭
でこれらのICT 機器を活用できない児童生徒の学びに十分配慮すること。
② 家庭にWi-Fi 環境などがない場合が想定されるため、各学校では家庭の通信環境に
ついて至急把握すること。その際、保護者や児童生徒などが使用する家庭のスマー
トフォンやモバイルルーター等を活用できる場合には、それを通信手段として活用
すること。
この場合にも、スマートフォン等が自宅等にいる児童生徒と学校をつなぐ有効な
手段であることについて、保護者の十分な理解を得ること。
これに関し、総務省から4月3日付で電気通信事業者関係団体に行われた要請を
受け、複数の電気通信事業者において、携帯電話の通信容量制限等について特別な
支援措置の実施を公表しているので、各社の支援措置を確認し、必要に応じ活用す
ること。当該支援措置は、各電気通信事業者において、教育の重要性へのご理解の
下で特別に配慮いただいたものであるため、各教育委員会においては、当該支援措
置の趣旨について学校を通じ保護者や児童生徒に理解いただくとともに、学習目的
での利用に限るよう周知徹底する等の取り組みを行うこと。
③ 学校で既に整備されている端末を持ち帰って活用することが可能な場合には、平常
時のルールにとらわれることなく積極的に持ち帰りを推奨して活用すること。
その場合には、アクセス制限など情報セキュリティの確保等に十分配慮すること。
また、学校の端末を貸し出す場合は、家庭における当該端末の適正な管理について
協力を求めるとともに、各教育委員会において、当該端末の不具合や故障が生じた
際の問い合わせに対応できる体制を整えることが望ましいこと。さらに、②による
各家庭の通信環境に留意し、家庭に通信環境がない児童生徒の学びにも十分配慮す
ること。なお、文部科学省としても、今後、端末の持ち帰りに関するガイドライン
をお示しする予定であるが、取り急ぎ、(別紙)の持ち帰りのルールのサンプルも
参考にすること。
また、家庭での学習が不可能な設定でも、設定変更により可能とできる場合も多

いので、導入(設定)事業者と相談すること。
端末の整備にあたっては、各自治体や家庭におけるICT 環境の整備状況等を踏ま
え、例えば、卒業までの期間やICT リテラシーが高くより効果的な活用が期待され
ることを考慮して、最終学年に対して端末を優先的に整備するなどの対応をするこ
と。

 

 

「平常時のルールにとらわれることなく」という言葉が、

ワクワクします。

「現場を最もよく知る教員が家庭とともに

あらゆる工夫を行えるよう対応いただきたい」もいいです。

そう思いませんか?

コメント

特別支援を必要とする子どもたちには難しいことだと思います。どう工夫したらよいのかと。

コメントをありがとうございます。
どんな工夫があるか・・・
メールを使う方法なら可能かなと
考えています。
詳しくはメールで送ります。

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