「大熊町学校再生への挑戦」⑥ 相双/大熊町立小学校の表札/地球上から2度と
今日は令和2年2月29日。
おまけの日。
前投稿に引き続き
「大熊町学校再生への挑戦」(竹内敏秀著/
福島県大熊町教育委員会編/かもがわ出版)より
引用します。2012年発刊の本です。
一つ疑問が解決しました。
137pに
「相双教育事務所」(相双=福島県相馬・双葉地区)
とありました。
☝ このサイトを見て以来「相双」って何だろう?と思っていました。
わかりました。
読み方は「そうそう」でした。
引用を続けます。
この表札、いいですね。
地区の人(河東地区)のために校名が残っています。
熊町小と大野小の校名も受け継がれています。
私たち大熊町民のように放射線に追われ、踏むべき土も失って
しまうような境遇の人間を、日本からはもちろん、地球上から
2度と生み出してほしくありません。しかし、このような事態
を招いたのもほかならぬ人間(日本人)なのです。人間を育て
る教育の責任は大きいと考えております。
大熊町は、全町避難のなかでも、原点に焦点を当てた教育の挑
戦と実践を続けてまいります。そして、安心と学ぶ喜びに裏打
ちされた「子どもたちの笑顔」に満ちた学校を目指します。
教育は、子どもたちと人々の心に希望の灯をともし、理想を追
求し続けるいとなみです。
(213p)
「地球上から2度と生み出してほしくありません」
が印象に残りました。
大熊町が体験した非常に辛い出来事を知って、
その体験を将来誰も体験しないように
私ができることをやっていきたいです。
以上で「大熊町学校再生への挑戦」からの引用を終えます。
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