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2019年10月 4日 (金)

おいしい焼き鳥学その4/なぜネギが選ばれたのか?ネギの葉の表は?

今日は令和元年10月4日。

  

 

前投稿に引き続き、9月14日放映の「二代目 和風総本家 

おいしい焼き鳥学」より。

 

再び私の苦手なネギの話。

なぜ焼き鳥にはさむ野菜にネギが選ばれたかです。

 

Img0549  

江戸時代に焼き鳥が誕生した時に、

どの野菜を使うか見まわした時に、

根菜類が考えられました。

イモ、レンコン、ニンジンなど。

ただこれらの根菜類は、皮をむく手間が必要です。

そして皮をむくと劣化が早いです。

Img0550  

ネギは違います。

Img0551  

ネギは腐りにくく、切るだけだし、さらに肉の臭みも取ります。

Img0552  

さらにさらに串にさしやすい。

焼き鳥にとって完璧な野菜なのです。

ちなみに、豆知識を教えてくれた鳥繁では、

トマト、銀杏(ぎんなん)、ししとう、アスパラ、しいたけが

串に刺されメニューとしてありました。

Rimg2111

どれもおいしそうでした。

   

 

苦手なネギについて、以前読んだ本に書いてあったことを

書き留めておきます。少々焼き鳥ネタから脱線です。

 

Illustrain02vegetable19  

植物の葉には表裏があり、茎に向かっている方が表です。

ネギの緑色の部分も白色の部分も葉です。

ネギには茎がなく、葉が筒状になっています。

どちらが表?裏?

緑の雑学事典」(北嶋廣敏著/グラフ社)には

次のように書いてありました。引用します。

 

ネギの葉には白い部分(葉鞘部/ようしょうぶ)と

緑色の部分(葉身部/ようしんぶ)があり、

一般には白い部分は白根(しらね)、

緑の部分は葉と呼ばれている。

(20p)

 

ややこしい!

  

ネギの葉はなかが空洞で筒状(管状)になっている。

いったいどちら側が表なのか。

(中略)

ネギの筒状の葉の内側はぬるぬるしている。

そのぬるぬるしている側が表である。

つまり、ネギの葉は裏側だけを見せているわけである。

(20p)

  

苦手なネギで、触ることも避けてきましたが、

葉の表のぬるぬる・・やっぱり苦手ですが、

一度確認してみようかなと思います。

これがネギの葉の表なんだ」と確認しながら。

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