「雪虫の飛ぶ日」②/「ゆめぴりか」2度の試練
今日は令和元年10月29日。
「雪虫の飛ぶ日 新十津川物語6」
(川村たかし著/偕成社)を読んだことで
気になったことについて書きます。
北海道の米の品種「ゆめぴりか」について。
最近、このCMを見かけます。
マツコ:ただいま
店主:ゆめぴりか
マツコ:帰って来ちゃった
店主:(うつむく)
マツコ:お待たせ
店主:(むせび泣く)
マツコ:おいしく炊いてね
ナレーター:「ゆめぴりか」が帰ってきました
店主:どこへ行ってた・・・
マツコ:やっぱり「ゆめぴりか」っておいしい。
なぜ「ただいま」「帰って来ちゃった」なのかなと
思っていましたが、解決しました。
2018年は、北海道のお米は不作だったのですね。
農家の人には申し訳ありませんが、知りませんでした。
☝ ここを読むと、2018年は「ゆめぴりか」にとって
大ピンチになるほどの不作だったようです。
9年ぶりということは、その年は2009年。
実はこの年は「ゆめぴりか」デビューの年。
☝ このサイトから引用します。
1997年の開発から約10年。
これまでにない味わいを持つ北海道米が遂に誕生しました。
しかしいよいよ全国デビューという2009年、
大規模な冷害に見舞われ不作に。
その経験を生かし、冷害対策を強化し
改めて米づくりの管理体制を徹底することに。
そして2011年、満を持して「ゆめぴりか」がデビューしました。
YouTube: 北海道米 ゆめぴりか CM 「すいません」
☝ 2011年CM・・だから「ゆめぴりかって、何ですか?」と
桐島かれんさんは聞いているのですね。
その名は瞬く間に全国へ広がり、美味しくなったと言われていた
今までの北海道米を超えるひと味違う美味しさに注目が集まりました。
数々の苦難を乗り越え、挑戦を続けてきた北海道の米づくり。
その集大成ともいえる「ゆめぴりか」は
北海道の米づくりに関わる人々が誇る最高峰のお米です。
そんな「ゆめぴりか」は誕生から10周年。
これからもその味を極め、進化を続けていきます。
「ゆめぴりか」は2度(2009年・2018年)の
試練を受けてきたのですね。
「新十津川物語」を読むと、何度も不作に苦しむシーンが
描かれています。
北海道開拓のたいへんさが伝わってきます。
その苦難の歴史は終わったわけではなく、
今もあるんだなと「ゆめぴりか」のことを知って気がつきました。
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