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2019年8月17日 (土)

「巨大カルデラの謎に迫る」その7/タテジマキンチャクダイのシマ模様

 

今日は令和元年8月17日。

 

前投稿に引き続き、

今年の8月3日に放映された「潜れ!さかなクン~火の島 

薩摩硫黄島の海へ~」より。

  

さかなクンのお魚紹介が面白かったので、

もう1本、記事を書きます。

薩摩硫黄島の南の海に潜った時に見た魚です。

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☝ オジサン

この魚の名前、以前聞いたことがあります。

下あごにあるひげから「おじさん」を連想して

この名がついたようです。参考:ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑

  

 

 

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☝ ムスジコショウダイ

阪神タイガースファンならきっと喜びそうな模様です。

うちの息子もファンなので、教えてあげよう。

  

  

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☝ ハナミノカサゴ

「海の貴婦人」と呼ばれる優雅な魚。

「ミノカサゴ」は尾びれに模様はないけれど、

「ハナミノカサゴ」は模様があります。

ヒレに毒があるそうです。

   

  

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☝ タテジマキンチャクダイ

模様が目立つ魚ですが、幼魚の時から変化しているそうです。

幼魚です。☟

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幼魚と成魚で模様が違う理由を、さかなクンはこう言っていました。

聞き書きです。

 

さかなクン:成長によって、どんどん色と模様が変わってくるんですが、

  なぜかと言いますと、タテジマキンチャクダイちゃんは、

  とっても縄張り意識が高い魚で、親も子も同じ色・模様ですと、

  「出てけぇ!」と攻撃を受けてしまいます。

  そこで、小さい時は、「私は全く違うお魚よ」と違うお魚の

  ふりをしてるんです。

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さかなクンは、もっと小さなタテジマキンチャクダイの稚魚を発見。

さかなクンだから見つけることができるんだよなあと思える

小さな稚魚です。☟ 小指のつめぐらいです。

動画だとわかるのですが、写真だと発見が難しいです。

黄色の矢印をつけました。

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もっとわかりやすい写真を2枚。

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こんなふうに変化します。

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ここでさかなクンが、絵を描きながらの解説。

次のことがわかりました。

〇目がわかってしまうと、大きな魚に襲われやすい。

 そこで本物の目を隠そうとする。

 目の中にも、胴体の続きでシマ模様がある。

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〇模様が目のようになっていて、他の魚をだます。

〇稚魚の模様を「ウズマキ」と言う。

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〇小指のつめぐらいの稚魚が成長すると、

 15cmくらいの幼魚になる。☟

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〇黄色い模様も出始めて、稚魚と成魚の中間のような

 色と模様になる。

〇成魚。本物の目を隠すために、アイバンドという

 模様ができる。☟

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これで出来上がり! ☟

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番組のタイトルの中に「さかなクン」があると、

薩摩硫黄島の魚の話が中心になります。

個性がよく出た番組でした。

  

つづく

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