「巨大カルデラの謎に迫る」その8/7300年前の噴火
今日は令和元年8月17日。
前2本の記事はさかなクンの番組のことを書きましたが、
今回は再び、2018年5月30日放映の
「滝沢秀明の火山探検紀行 巨大カルデラの謎に迫る」より。
鬼界カルデラがどうやってできたかを再現した映像を
見せてくれました。聞き書きします。
ナレーター:これは、最新研究に基づいて、
7300年前に起こった超巨大噴火を再現した映像です。
噴火は突然始まりました。
海底の岩盤が切り裂かれ、700度を超える超高温のマグマが、
連続して噴き出しました。
やがて地下の膨大なマグマが、
直径20kmを超える輪を描くように噴出。
噴出物は海の上を走るように広がります。
火砕流です。
当時、九州南部には、縄文人が集落をつくって
暮らしていました。
押し寄せる火砕流のスピードは、時速200kmになります。
一瞬のうちに、集落を呑み込みました。
鬼界カルデラの噴火によって、
九州南部にいた縄文人の暮らしは、壊滅したと考えられています。
火砕流が海の上を走る!
恐ろしいと思いました。
火砕流に呑み込まれた人たちは、何が起こったのかもわからずに
亡くなったのでしょう。
つづく
コメント