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2019年8月28日 (水)

「二ホンGO!」その3/「大ジョッキ」「大地震」をなんて読む?

  

今日は令和元年8月28日。

  

前投稿に引き続き、2010年5月20日放映の

みんなでニホンGO!」より。

  

  

「人、二人説」とは違う内容です。

教えてくれたのは、NHK放送文化研究所の

塩田雄大さん。

Rimg2086_4

最初に塩田さんから次のような問い。☟

Rimg2083_2

「おおジョッキ」か「だいジョッキ」の選択です。

私は悩んだ末に「だいジョッキ」かなと思いました。

正解はどちらでもいいそうです。☟

Rimg2087_4 

NHK放送文化研究所で、インターネットで

アンケート調査をしたところ、

次の図のように地域差があったそうです。☟

Rimg2089_3  

西日本が「だいジョッキ」、東日本が「おおジョッキ」が

多くなりました。

似た現象として、大きな地震のことを何というかがあるそうです。

NHKでは、大きな地震のことを「大(おお)地震」としています。

Rimg2090_2

その放送に対して、「大(だい)地震」ではないんですかと

西日本の方が、問い合わせをしてくるのだそうです。

Rimg2085  

西日本の人は「大〇〇〇」の場合に「だい」と読む傾向が

あるようです。

ただなぜそうなのかは、塩田さんには謎だそうです。

 

塩田さんの発言を聞き書きします。

  

塩田:将来を考えるとおそらく「だいジョッキ」に

  向かっていくと思うんですね。

  実はですね、年代差もあってですね、

  高齢の方には「おおジョッキ」が多いんですけども、

  若い方ではほとんど「だいジョッキ」

  なっているんですね。

  おそらく日本全体が「だいジョッキ」で

  統一されるんじゃないかと思います。

   

私が悩んだのは、「だいジョッキ」「おおジョッキ」の

どちらにもなじんでいる年代だからかなと思いました。

そして地域も、愛知県なので、境界です。

「大地震」も今は「だいじしん」と読む派ですね。

でも「おおじしん」でも違和感はありません。

  

   

繰り返しますが、この番組は9年前の番組です。

この9年間で、「だいジョッキ」がさらに浸透したでしょうか?

そもそも、「おおジョッキ」「だいジョッキ」とは言わずに、

「なまちゅう」「なまだい」と言うことが多いかな。

その場合は「なまおお」と言うことはないな。

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