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2019年7月 9日 (火)

銀閣その6/月見第3ステージ 月と銀閣をともに楽しむ

  

今日は令和元年7月9日。

  

前投稿に引き続き、2010年10月9日放映の

「ワンダー×ワンダー 銀閣 幻の”月の御殿”」 より。

  

月見の第3ステージの話を書きます。

  

2007年秋から始まった修復工事の時に、

銀閣北面に、埋められたほぞ穴が2つ発見されました。☟

(黄色の部分です)

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このほぞ穴は、北面に建造物があった証拠ということで、

次のような建物があったと考えられています。

修復責任者の中尾さんたちが考えたものと思われます。

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外階段で下に降りて、そこには渡り廊下がありました。☟

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廊下の先には、また建物がありました。☟

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大胆な推理です。

  

廊下の先にあった建物が第3ステージの場所です。

水面から出てしまった月を、

今度はこの建物から見ました。

上空を通り、銀閣の向こうに沈んでいく月を、

夜遅くまで楽しんだのです。

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第3ステージは、月だけでなく、

銀閣も見る景色の中に入れて楽しんだと思われます。

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午後6時から、午前3時まで。

月見を楽しむために造られたのが銀閣ではないかと、

大森先生は考えたのです。

  

この番組で納得した私は、授業で紹介していました。

  

以上で「ワンダー×ワンダー 銀閣 幻の”月の御殿”」 

の読み物化完了。 

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