「アイデア大国オランダ」その6/オランダでオレンジ色になった作物は?
今日は令和元年5月2日。
平成31年4月30日の記事の続きで、
2018年12月1日放映の
「世界ふしぎ発見!知らなかった!びっくりアイデア大国オランダ」
より。
ここでクエスチョンです。
ミステリーハンター:オランダと言えば、チューリップをはじめ、
品種改良の歴史があります。
実は、私たちになじみ深いオレンジ色の作物が、
今の色になったのも、ここオランダでのこと。
その作物の原産はアフガニスタン周辺で、
もともとは赤や黄色などの品種が主流でしたが、
16世紀になると、オランダで品種改良が進み、
今のようなオレンジ色になりました。
では、その作物とは、いったい何でしょうか?
「ノーヒントでいいでしょうね、これは」と草野さん。
解答者から、「ふしぎ発見でこんな簡単な問題出ますかねえ」発言。
でも解答は一致しませんでした。
正解は・・・
ニンジン(人参)でした。
様々な色のニンジン↑
ナレーター:オランダ人は、赤や紫などの色の中から、
比較的味のよかった黄色いニンジンを厳選して栽培。
育てていくうちに、色が濃くおいしいニンジンになった。
エリックヤンさん:王室のオラニエ家は、オランダ語で
「オレンジ」という意味だから、ニンジンも
シンボルカラーのオレンジ色にしたとも言われているよ。
これは正解がすぐにわかりました。
以前、ニンジンについて調べたことがあったからです。
これです↓
ここでも道草 「かさこじぞう」の時代に、だいだい色の人参はあったか?(2008年1月29日投稿)
ここに書いてありました。11年前の私の文章を引用します。
人参はアフガニスタン付近の原産だそうです。
人参はそこを出発して、西に向かっていったヨーロッパ型人参と、
東に向かったアジア型人参にわかれるそうです。
日本に先にやってきて広まったのはアジア型人参。
中国経由で日本に伝わったのは16世紀。室町時代、戦国時代です。
アジア型は長めで、色は多彩だったようです
ヨーロッパ型は、オランダで品種改良され、オレンジ色の人参が作られました。
これが今の日本で身近な人参です。
オレンジ色の人参が日本にやってきたのは、江戸時代末期。
そして第2次世界大戦後、オレンジ色のヨーロッパ型人参が主流となります。
ヨーロッパ型人参の栽培のしやすさ、甘いおいしさなどが、
アジア型人参を上回ったのでしょうか。
検索して、すぐに記事が見つかるのが、
ブログのとてもいいこと。
すぐに「たぐる」ことができます。
ついでにここも参考にしよう。
ここでも道草 スーパーで「金時人参」と出会った(2008年12月14日投稿)
本年度の最初の社会科は、ピーマンを扱いました。
戦後、急速に広まった話でした。
ニンジンも授業で扱いたいですね。
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