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2019年5月 2日 (木)

「アイデア大国オランダ」その6/オランダでオレンジ色になった作物は?

  

今日は令和元年5月2日。

  

平成31年4月30日の記事の続きで、

2018年12月1日放映の

世界ふしぎ発見!知らなかった!びっくりアイデア大国オランダ

より。

  

ここでクエスチョンです。

  

ミステリーハンター:オランダと言えば、チューリップをはじめ、

  品種改良の歴史があります。

  実は、私たちになじみ深いオレンジ色の作物が、

  今の色になったのも、ここオランダでのこと。

  その作物の原産はアフガニスタン周辺で、

  もともとは赤や黄色などの品種が主流でしたが、

  16世紀になると、オランダで品種改良が進み、

  今のようなオレンジ色になりました。

  では、その作物とは、いったい何でしょうか?

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「ノーヒントでいいでしょうね、これは」と草野さん。

解答者から、「ふしぎ発見でこんな簡単な問題出ますかねえ」発言。

でも解答は一致しませんでした。

Rimg1937  

正解は・・・

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ニンジン(人参)でした。

 

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様々な色のニンジン↑

ナレーター:オランダ人は、赤や紫などの色の中から、

  比較的味のよかった黄色いニンジンを厳選して栽培。

  育てていくうちに、色が濃くおいしいニンジンになった。

  

  

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エリックヤンさん:王室のオラニエ家は、オランダ語で

  「オレンジ」という意味だから、ニンジンも

  シンボルカラーのオレンジ色にしたとも言われているよ。

Rimg1941

これは正解がすぐにわかりました。

以前、ニンジンについて調べたことがあったからです。

これです↓

ここでも道草 「かさこじぞう」の時代に、だいだい色の人参はあったか?(2008年1月29日投稿)

 

ここに書いてありました。11年前の私の文章を引用します。

 

人参はアフガニスタン付近の原産だそうです。

人参はそこを出発して、西に向かっていったヨーロッパ型人参と、

東に向かったアジア型人参にわかれるそうです。

日本に先にやってきて広まったのはアジア型人参。

中国経由で日本に伝わったのは16世紀。室町時代、戦国時代です。

アジア型は長めで、色は多彩だったようです

ヨーロッパ型は、オランダで品種改良され、オレンジ色の人参が作られました。

これが今の日本で身近な人参です。

オレンジ色の人参が日本にやってきたのは、江戸時代末期。

そして第2次世界大戦後、オレンジ色のヨーロッパ型人参が主流となります。

ヨーロッパ型人参の栽培のしやすさ、甘いおいしさなどが、

アジア型人参を上回ったのでしょうか。

  

 

検索して、すぐに記事が見つかるのが、

ブログのとてもいいこと。

すぐに「たぐる」ことができます。

 

ついでにここも参考にしよう。

ここでも道草 スーパーで「金時人参」と出会った(2008年12月14日投稿)

  

本年度の最初の社会科は、ピーマンを扱いました。

戦後、急速に広まった話でした。

ニンジンも授業で扱いたいですね。

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