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2019年1月23日 (水)

今頃気がついた「10min.ボックス 地理」/素晴らしい1分37秒

  

今日は1月23日。

  

小学校勤務の時には、よくNHK for Schoolを使いましたが、

中学校勤務になって、社会の授業で、映像はほぼ毎時間使っていますが、

NHK for schoolを使っていませんでした。

不覚でした。

  

いい番組があるではないですか。

これです↓

Photo 

10min.ボックス 地理です。

  

これはいい。

たとえば、次の教科書の文章。

Photo_2 「新編 新しい社会 地理」(東京書籍)110p

  

この説明を文章を読んだだけの理解と、

NHK for Scholの上記サイトから行ける

下の映像を一緒に見た場合の理解では、

雲泥の差だと断言できます。

Photo_3

体験が少ない生徒の方が、イメージを浮かべることは難しいのです。

映像はそれを補えます。

大人(私)だって、このたった1分37秒の映像に助けられました。

うれしいことに、NHK for Schoolの番組は、

ちゃんと番組中の説明が読み物化してあります。

長年映像を利用してきた身として必要を感じている読み物化。

それを実行している、とてもいいサイトです。

  

今回紹介する映像「白豪主義から多文化主義へ」の

読み物化された文章を引用します。

ねらい

オーストラリアの移民施策の変化と歴史的な背景について考える。  

内容

オーストラリアの移民の始まりは18世紀の終わりに

イギリスから来た白人です。

気候のよい海沿いに町を作り住み始めました。

一方、もともとオーストラリアに住んでいたアボリジニと

呼ばれる先住民たちは、内陸の乾燥地帯に追いやられました。

19世紀半ば、金鉱が発見されゴールドラッシュが起こり、

ヨーロッパやアメリカ、中国からたくさんの人々がやってきました。

中でも、安い賃金で働く中国人が増えたことに

白人は驚異を覚えます。

そこで白人を優先し、有色人種の移民を禁止する

白豪主義という政策がとられました。

しかし20世紀半ばにアジアの国々の経済成長が進み、

アジアとの貿易が増加。また世界からも白豪主義は

人種差別であると非難され、1979年に移民制限が撤廃されます。

以降、各国から移民を広く受け入れるようになったのです。

現在のオーストラリアでは、様々な文化を受け入れ、

尊重する「多文化主義」と呼ばれる政策がとられています。

 

そして貴重な映像の写真を、転載します。

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Photo_15  

良く工夫された映像です。

制作者の力を感じます。

利用すべきです。

素晴らしい1分37秒です。

 

  

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