なぜお米を研ぐのかを知りました/無洗米の知識
今日は8月16日。
前投稿に引き続き、
5月16日放映の「林修のニッポンドリル テーマは”お米”」
(東海テレビ)より。
お米業界の技術的大革新として「無洗米」が紹介されました。
次の質問。あなたはどちらですか?
私は”もちろん”研ぐ派。
無洗米のイメージはよくないです。
ここで林先生から、基本的なことを聞く質問。
いかにふだん自分は考えていないかを知る
鋭い質問です。なぜだろう。
何となくきれいにするというイメージ。
この番組で学習します。
粘着性のある肌ヌカを落とすために洗うのです。
このことを知っただけでも、
この番組を見た甲斐がありました。
肌ヌカのみを落とせばいいのですが、
洗いすぎて白い部分まで削ってしまうと、
その部分はうま味なので、味が悪くなるそうです。
無洗米は、この肌ヌカのみを取り除いたお米なのです。
さらに林先生から、次の質問。
そうですね。きっと洗っていると思っていました。
スタジオでも、事前に洗っているに挙手した人多し。
しかし、違うんですね。
ヒントはこれ↓ (ひんとじゃないか?)
「?」に入るのは、「肌ヌカ」です。
肌ヌカの粘着性を利用して、肌ヌカで肌ヌカを
吸着させて、取り除くそうです。
この製法には名前があります。
BG製法です。
同じお米ならば、無洗米の方がおいしいという人もいます。
そのおいしさに迫るために、無洗米を作っている
東洋ライスさんの工場を訪問。
具体的に、どのようにして肌ヌカを取り除くかは、
企業秘密のため、詳しくは紹介されませんでした。
BG製法を開発した方です↓
雑賀社長によると、研いだお米の場合、
先ほども書いたように、うま味が流されてしまうことがあります。
それだったら、無洗米の方がいいということです。
比較です↓ 銘柄は同じです。
表面を拡大した写真です↓
写っている粒々が、肌ヌカです。
無洗米は見事に少ないです。
さらに・・
網目状になっているところに、うま味成分があるのですが、
研いだお米だとこうなっています↓
網目壊れているところがあります。
つまり、網目も流されてしまっているのです。
無洗米の方がうま味が残っているのです。
あまりいいイメージのなかった無洗米ですが、
食べてみようかなと思えるようになりました。
番組でも言っていました。
これを機会に、無洗米との食べ比べをしてみては
いかがですかと。
実行したいことが増えました。
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