空間認識を育てる地図指導の基本
今日は5月2日。
中学校で社会科地理を教えるにあたって、
次の記事は、基本を教えてくれました。
※TOSSランド 中学生に空間認識を育てることを意識した地図指導
2012年の記事です。
記事を書いているのは、染谷幸二先生。
中学社会科における基礎基本として、
どの生徒にも空間認識を育てたい。
私が、日頃の授業で心がけている方法を3つ紹介する。
詳細は上記サイトを見てください。
ここには、ダイジェストで転記して、肝に銘じたい。
1.国名が出てこない授業をやめる。
・高校入試で55の国名が登場する。
授業でも50くらいの国を扱いたい。
・これらの国の位置が瞬時に地図中に指摘できるようにしたい。
・1時間の授業でできるだけたくさんの国名を登場させるように、
心がける。
2.地図帳で確認しない授業をやめる。
・国名が出てきた場合は、必ず地図帳でその位置を確認する。
・さまざまなページで、何度も確認する。
・確認した国名は赤丸で囲む。
・余裕があるときには次のような指示をする。
①アフリカ大陸で、赤丸がついている国は何か国ありますか。
②日本と同緯度の国で、赤丸がついているのは何か国ありますか。
③赤道上の国で、赤丸がついているのは何か国ありますか。
④南半球で赤丸がついている国は何か国ありますか。
・この指示は、「点」でなく「線」「面」で地図を見る力を育てる。
※なるほど!
3. 同じ地図しか使わない授業をやめる
・様々な地図を見せることで、気づきがあるからである。
以上です。
18年ぶりに中学校社会科地理を教えている現在、
こういう基本を教えてもらえることはありがたいです。
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