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2018年5月 2日 (水)

空間認識を育てる地図指導の基本

今日は5月2日。

  

中学校で社会科地理を教えるにあたって、

次の記事は、基本を教えてくれました。

TOSSランド 中学生に空間認識を育てることを意識した地図指導

 

2012年の記事です。

 

記事を書いているのは、染谷幸二先生。

 

中学社会科における基礎基本として、

どの生徒にも空間認識を育てたい。

私が、日頃の授業で心がけている方法を3つ紹介する。

  

詳細は上記サイトを見てください。

ここには、ダイジェストで転記して、肝に銘じたい。

  

1.国名が出てこない授業をやめる。

 ・高校入試で55の国名が登場する。

  授業でも50くらいの国を扱いたい。

 ・これらの国の位置が瞬時に地図中に指摘できるようにしたい。

 ・1時間の授業でできるだけたくさんの国名を登場させるように、

  心がける。

 

2.地図帳で確認しない授業をやめる。

 ・国名が出てきた場合は、必ず地図帳でその位置を確認する。

 ・さまざまなページで、何度も確認する。

 ・確認した国名は赤丸で囲む。

 ・余裕があるときには次のような指示をする。

  ①アフリカ大陸で、赤丸がついている国は何か国ありますか。

  ②日本と同緯度の国で、赤丸がついているのは何か国ありますか。

  ③赤道上の国で、赤丸がついているのは何か国ありますか。

  ④南半球で赤丸がついている国は何か国ありますか。

 ・この指示は、「点」でなく「線」「面」で地図を見る力を育てる。

  ※なるほど!

  

3. 同じ地図しか使わない授業をやめる

 ・様々な地図を見せることで、気づきがあるからである。

 

  

以上です。

18年ぶりに中学校社会科地理を教えている現在、

こういう基本を教えてもらえることはありがたいです。

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