行きたくなった備中松山城 その2
今日は5月16日。
前投稿に引き続き3月10日に放映された「歴史秘話ヒストリア
戦国・名城の魅力まるわかり!謎と驚きのお城 400年物語」の
聞き書きです。
ナレーター:結果、昭和14年、地元の町が予算を捻出して
天守の復興プロジェクトが始まりました。
天守は全て解体し新しい柱などで作り替え。
崩れかけていた石垣も新たに積み直されました。
ナレーター:ところが順調に進んでいた矢先、
「天空の城」ならではの大きな壁が立ちはだかります。
お城があるのは麓の町から遙か遙か山の上。
建設業者が「重い瓦を2万枚も運ぶのは無理」だと
言ってきたんです。
町の予算もギリギリ。
天守の復活は諦めるしかないのか・・・。
ナレーター:そこに思わぬ手助けが。地元の学校の生徒たちです。
ナレーター:その頃はちょうど夏休み。
男子も女子も手伝いに参加。
2㎏の瓦を何枚も背中に背負い、山の上に運んだのです。
松本幸さん:汗がびっしょりで、
それこそ汗まみれになっていたんですね。
松山城がどんなにきれいになるんだろうかなあとは思いました。
ナレーター:2万枚の瓦運びは、子どもたち、
そして町ぐるみの協力で、2ヶ月かけてようやく終わりました。
ナレーター:昭和15年11月。天守の修復作業が完了。
美しさを取り戻した「天空の城」は、力を合わせた人々の
ふるさとの絆、そのものなのです。
番組のラストに次の写真が紹介されました。
説明はありませんでしたが、おそらく瓦運びをした生徒の写真でしょう。
白黒の写真はいいですね。
歴史を感じます。
この写真を撮影した時から長い年月が経ったことを感じます。
でもその時その場に人々はいて、
1人1人人生を持っていたのですよね。
今日から生活のBGMは中島みゆきのアルバムです。
「ヘッドライト・テールライト」を思い出します。
備中松山城にかかわった人たちはテールライトですね。
しっかり、光ってますよ。
備中松山城。行きたいところがまた増えました。
コメント