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2016年11月21日 (月)

これも教材・教具?「冬隣」

今日は11月21日。

  

前投稿に引き続きサイドバーの

「教材・教具のネタ帳」のことを書きます。

  

試みにYahoo!の検索窓に「教材・教具のネタ帳」とうって

検索ボタンを押してみました。

次の画面になりました。

Photo

4番目に「ここでも道草」が登場。

気づいてくれているかな?

ここにブログ「教材・教具のネタ帳」の追っかけがいることを。

  

  

今回も引用です。

  

ちあきなおみの「冬隣」について。

教材・教具のネタ帳

この曲については、以前・・・2008年に書いています。

ここでも道草 冬隣 (2008年11月9日投稿)

以前書いていたこともあって、熟読した内容です。

引用します↓

  

 

冬隣

歌:ちあきなおみ 作詞:吉田旺 作曲:杉本眞人

あなたの真似して お湯割りの
焼酎のんでは むせてます
つよくもないのに やめろよと
叱りにおいでよ 来れるなら
地球の夜更けは 淋しいよ……
そこからわたしが 見えますか
この世にわたしを 置いてった
あなたを怨んで 呑んでます

写真のあなたは 若いまま
きれいな笑顔が にくらしい
あれからわたしは 冬隣
微笑むことさえ 忘れそう
地球の夜更けは せつないよ……
そこからわたしが 見えますか
見えたら今すぐ すぐにでも
わたしを迎えに きてほしい

地球の夜更けは 淋しいよ……
そこからわたしが 見えますか
この世にわたしを 置いてった
あなたを怨んで 呑んでます


YouTube: 冬 隣-ちあきなおみ

四季風 11/15

「冬隣」という歌謡曲がある。

1980年代末に、ちあきなおみが

しんみりと語りかけるように歌い、

ファンの間では「喝采」と共に、

活動を休止したままの彼女の代表曲として知られる。

過日、いまカラオケでこの歌がはやっていると聞かされたが、

冬の隣とは、秋、春のどっちなのか。

俳人なら秋の季語だとご存じだろうが、

春と認識される方も多い。

60歳すぎから趣味で俳句、短歌を始めた明治の文豪、

坪内逍遥に「冬隣裸の柿のをかしさよ」の句がある。

葉がほとんど落ちた木に残る柿の実を「おかし」と表現、

秋の情趣をにじませた。

ちあきの「冬隣」は、自分を残して逝った男に、

あの世から私が見えますか、

来れるなら私を叱りに来てよと語りかけ、

「あれから私は冬隣」と切なく歌う。深まる秋の哀愁である。

そう、秋は深まるものなのだ。

状態や程度が次第に深くなっていくという意味の

「深まる」の言葉が日本の四季で使われるのは秋だけである。

四季の中で、いちばん心に染み入る季節でもあるのだ。

庭のサザンカが昨日、やっと一輪咲いた。

「山茶花の長き盛りのはじまりぬ」(富安風生)。

晩秋が冬、初春に確実につながっていく様をサザンカは見続ける。 

  

「四季風」は山口新聞のコラムです。

サイト上でも見ることができます。

山口新聞 コラム 四季風 2016年11月15日  

  

「『深まる』の言葉が日本の四季で使われるのは秋だけである。」

特に印象に残った文章です。なるほど!

私の通勤路の傍らにあるサザンカの花は12月で終わりです。

初春まで咲くのかなと疑問に思いましたが、

サザンカの中には、そのような品種もあるようです。

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