障害者職業能力開発校 中途退校
今日は7月25日。
前投稿に引き続き、夏休み期間中に見学に行く場所のこと。
就職する時の橋渡し役のような施設を2つ見に行くと書きました。
もう一つは、国が設置する障害者職業能力開発校です。
国が設置する障害者職業能力開発校は
全国に13校あります。以下のとおりです。
北海道障害者職業能力開発校
宮城障害者職業能力開発校
中央障害者職業能力開発校
(国立職業リハビリテーションセンターの職業訓練機能)
東京障害者職業能力開発校
神奈川障害者職業能力開発校
石川障害者職業能力開発校
愛知障害者職業能力開発校
大阪障害者職業能力開発校
兵庫障害者職業能力開発校
吉備高原障害者職業能力開発校
(国立吉備高原職業リハビリテーションセンターの職業訓練機能)
広島障害者職業能力開発校
福岡障害者職業能力開発校
鹿児島障害者職業能力開発校
愛知県には県が運営する
「愛知県春日台職業訓練校」もあります。
知的障害のある方を対象とした全国で唯一の
全寮制による障害者職業能力開発校です。
打ち合わせで聞いてきたことによると、
障害者職業能力開発校に入学するのは、ハローワークを通します。
働きたいと思っている障害者が、
なかなか就職できない時に、
ハローワークから障害者職業能力開発校入学を勧められるようです。
1年間の訓練期間があり、その期間中に
企業からの求職があり、訓練生の能力が
企業の求めているものと一致すれば、晴れて就職となります。
したがって、中途退校する訓練生がいるそうです。
1年間訓練を終了することはいいように思えますが、
開発校の場合は、中途退校の方が喜ばしいことなのだそうです。
障害者職業能力開発校は
もともと身体障害者や知的障害者等に対して、
その能力に適応した普通職業訓練又は
高度職業訓練を行うための公共職業能力開発施設でした。
しかし、今は精神の障害をもつ人もたくさん入学しているそうです。
中には、一度就職したけど、うつ病を発症してしまい、離職。
再就職をめざして入学してきた人もいるそうです。
訓練生も10代から40代までさまざまな年齢層だそうです。
この障害者職業能力開発校に在学しているということは、
就職はしていないということです。
本人も不安に思い、そして家族も不安に思っていることでしょう。
頑張って就職できるといいなと思いました。
(もう少し書きたいことあり。次の投稿で)
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