「英雄たちの選択 福島正則」その2.誠実な人は相手にも誠実を求める
今日は6月11日。
小牧山に行った時に小牧市観光協会の人に、
サクラの写真を撮って投稿してくださいとチラシをもらいました。
そういうことは好きなので、実際にやってみました。
※ここでも道草 3月31日 小牧山城址に行ってきました2.花々のこと(2016年4月1日投稿)
今日、思いついて小牧市観光協会のHPに行ってみました。
そしたら、次のコーナーに私の写真が載っていました。
※小牧市観光協会 平成28年小牧山さくらまつり デジタル写真館 写真集
「4月1日 いっぱい道草様」と書かれた写真です。
選ばれた10名の方には小牧のスイーツが
プレゼントということでしたが、
いまだに届いていないということは、選ばれなかったのでしょう。
残念。
それでは前投稿に引き続き、
3月17日放映の
「英雄たちの選択 屈辱に生きるか?誇りある滅びか?
福島正則 広島城改修事件」からの引用です。
渡邊佐和子アナ:豊臣家を滅ぼして天下を完全に手にした徳川、
その後わずか2か月後に秀忠が出したのが、武家諸法度です。
この後の正則の選択にもかかわってくるので、
ちょっと押さえておきたいんですけど・・・
磯田道史:天下人が天下を治めるための、安泰にするためのもの。
だいたい2つの行為が天下人は全国の大名にできます。
1つは「城を普請せよ」とか「戦に来い」というような
役務命令行為ですね。
もう一つが、全国の武士に対して、「お城を造るな」とか
「造った場合には許可を求めよ」あるいは結婚の時に
許可をする許認可行為。この2つを発揮することで、
実質上、全国の武士に対する指揮監督権を
維持するわけですよ。
山本博文:だからもう、武士としては自分の自立性は、
ほぼ諦めないといけないという時代になったということが
はっきりするわけです。
その象徴がこの「武家諸法度」なわけですね。
要するにそれぞれの大名の領地は
大名の財産だったわけだけど、
これからはそうじゃなくて徳川家のためにというか、
日本のためにそれぞれの地域をきちんと治めるべき人材で、
治めなさいって言っているわけですね。
中野信子:秀忠は、自分の力のなさを利用してシステム作りを
したんだと思いましたね。
カリスマがいなくても回るシステムさえ作ってしまえば、
盤石なものになるだろうと、結果としてそういうシステムを
作ることができた優秀な2代目だと思いますね。
やっぱり中野信子さんの話は面白い。
そして「武家諸法度」のことが少し深く知れて気分良し。
中野さんの秀忠に関する話は他にも面白いところがありました。
中野信子:ひとつ押さえておかなければならないのは、
秀忠の性格ですよね。
秀忠の性格というのは、誠実な人だったと言われてますよね、
誠実性が高いというのは、裏を返せば、
相手にも誠実性を求めるということなんですね。
なので、不条理なことをされると、処罰しやすいとか、
あとリベンジを考えやすいんですね。
誠実性が高い人は、相手にも誠実性を求める。
不条理なことをされると処罰・リベンジをする。
ドキドキする説です。中野さんの話はこういう説が
ポンポン出てくるから新鮮に感じます。
番組でも紹介していました↑
福島正則がとった行為が、秀忠の怒りをかい、
改易につながったということです。
しかし、福島正則の改易は、最初から”ありき”の話だった説もあります。
次のブログを読んで知りました。
家康の遺言だったのです。
どうなんでしょうね。
こうやって見た番組のよかったところを引用して残しておいたら、
とても自分にとってより貴重なブログになりますが、
そうもいきません。見ただけの番組の多いこと多いこと。
少し余裕のある土曜日の朝だからできるのかな。
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