通算4300本目の投稿/こんな漢字が出ました1.「弁」
今日は5月6日。
連休最終日。
楽しいことも、結果的には辛いことも
いずれは過ぎ去る。
4日晩の「月曜から夜ふかし」はやっぱり良かったです。
写真を並べます。
さあ、どんな漢字が出たと思いますか?
「弁える」は「わきまえる」
写真の右側の女性が正解を言いました。
新聞記事に載っていた「漢字検定1級のギャル」はこの人でした。
※参考:ここでも道草 今晩はどのような漢字に出会えるかな(2015年5月4日投稿)
「弁」には「区別する」「道理にしたがって処理する」という意味があるそうです。
なのでこのような読み方もあるとのこと。
「弁」について少し調べてみました。
Wikipediaによると、「弁」が意味するものは、
当用漢字による漢字制限で多数の「べん」の音を持つものが
「弁」に集約されたので、広範囲に渡るのだそうです。
※参考:Wikipedia 弁
そこで、最近、「薬を振る」でお世話になった「デジタル大辞泉」で調べてみました。
※引用:コトバンク 弁
以下のように書いてありました。
べん【弁/×辨】
べん【弁/×瓣】
べん【弁/×辯】
べん【弁〔辨〕〔辯〕〔瓣〕】[漢字項目]
つまり「辨」「辯」「瓣」「辮」といった意味も含むようになったということです。
それでは本来の「弁」の意味は?
上のデジタル大辞泉によると、9番目の意味の「ずきん状の冠」になります。
そうなのか?
「弁」はかんむりの形からできた文字だそうです。
※「常用字解」(白川静著/平凡社)574p参考
やっぱり9番目の意味だけでした。
「弁」としては、たくさんの意味を抱えてしまい大変ですね。
「弁える」だけで今回は終了。 (つづく)
今回が4300本目の投稿。
4200本目が3月7日でした。
2ヶ月でほぼ100本。
春休みやゴールデンウィークもあって、理想のペースです。
今から2ヶ月に100本はきっと苦しい。
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