「脳さえ元気なら人生なんでもできる」2.「老いとの闘い」「意欲が大事」「出合った時がいいタイミング」
今日は1月2日
今朝は雪が積もっていました。
昨日、愛知県山間部の奥さんの実家に行こうとしたら、
途中で電話があって、「雪がひどいで来んでもいいぞ」という連絡。
どうしようか迷いましたが、確かに途中から雪がひどくなったので帰ってきました。
今朝の実家は、雪に埋もれているだろうなあ。
それはそれで見てみたかったです。
さっき、昨晩書いた年賀状を投函するついでにミニドライブをしてきました。
その時の写真です。
スーパーの大きなガラスが、朝日を反射していました。
雪もすぐに解けてしまいそうな朝日でした。
さて、前投稿の続きで、「脳さえ元気なら人生なんでもできる」
(和田秀樹著/新講社)から引用していきます。
(老化に対する)闘いを、六十代や七十代で始めるのは遅すぎます。
間に合わないという意味ではありませんが、それまでただ老いるに任せてしまうと、
前頭葉がどんどん弱って意欲が衰えるからです。
意欲が衰えてしまえば、定年を迎えてから「さあ、やるぞ」と思っても気持ちが空回りします。
すぐに億劫になり、自信がなくなり、
「もう歳かな」と弱気になってしまいます。
その時点で、老いに逆らう気力がなくなってしまうのです。
したがって、一番大事なのは五十代といういまということになります。
アンチ・エイジングです。
老いには逆らうぞという決心をするかしないかで、
定年後の人生が大きく変わってくるのです。(136p)
一番大事な五十代の今、行動したいです。
まだ白髪になるのは早いと、髪の毛を染めだしたのも闘いですね。
もの忘れが多くなったのも、すべて意欲が衰えたせいです。
覚えようとする意欲がなければ、高校生だって暗記ものは苦手になります。
(中略)
覚えなきゃ仕事ができない。そういう環境になってしまえば、
たとえ五十歳過ぎても覚えています。
必死になってやればたいていのことは覚えてしまうのです。
したがって、「頭も歳取ったかな」は杞憂です。
知能が衰えたわけではなく、面倒くさがり屋になっただけなのです。
このことは知能テストの結果にもはっきりと現れています。
知識や理解力を示す「言語性IQ」は、年齢とともに落ちるどころか、
むしろ七十代、八十代になっても十分高い値を保ち続けるという報告もあります。(141p)
やっぱり意欲があればできるのです。
意欲を大事にしていきたい。
たった一度の山歩きで夢中になってしまい、
自分から催促して次の週も出かけたりします。
そんなとき、「ああ、もっと早くこの楽しさを知っていれば」
というセリフがかならず出てきますが、
趣味や勉強は「出合ったときがいちばんいいタイミング」
と考えるべきでしょう。
(中略)
勉強にも同じことが言えるはずです。
何がきっかけになるか人それぞれですが、
出合えた瞬間がいちばんいいタイミングです。
始めるのに遅すぎたということはなくて、
その人のそれまでの人生経験や興味の方向が、
知らず知らずのうちにその勉強テーマとピッタリ合ったのかもしれません。
したがって、遅くから始めた勉強であっても求めていたものに巡り合えた嬉しさで、
脳は一気にやる気を出します。(142~143p)
「始めるのに遅いことはない」と言い聞かせてきましたが、
「出合った時がいちばんのタイミング」もいい言葉です。
まだまだ新しいことを始めたくなります。
もう一回投稿します。(つづく)
コメント