「脳さえ元気なら人生なんでもできる」3.「金儲けはいい」「散らばる楽しみ」「夫婦の会話」「笑顔の会話」
今日は1月2日。
前投稿のつづき。
「脳さえ元気なら人生なんでもできる」(和田秀樹著/新講社)から引用していきます。
金儲けを考えることは脳にとってかなり強烈な刺激になります。
たとえば机上の計算であっても、「これだけ儲かれば」とワクワクした気持ちにもなるし、
儲かった自分がそのおカネを思う存分使いまくる姿を想像しただけで嬉しくなります。
実際、金儲けの好きな人は発想も若々しいし、万事に意欲的です。
思ったことをすぐに実行に移す行動力もあります。
そうでなければ金儲けなどできないからですが、
つねに脳を刺激することで若々しさを保っているせいでもあります。
そこで、シュミレーションでもいいから金儲けに挑戦してみるのも面白いです。
(中略)
その際、いちばん頼りになるのはなんといっても人生経験でしょう。
仕事も含めて、自分がいままで経験してきたことの中に、
金儲けのヒントが隠されているからです。
(中略)
それだけではありません。
実際に世の中を観察するときに、
「こうすれば儲かるはずだ」という視点をもつことができます。
近所のコンビニに出かけたら、立地条件や店員の応対、品揃え、ディスプレイ、
客の入り具合など観察して、
「オレだったらこうするのに」と考えることができます。
つまりいつでもどこでも、脳のトレーニングができるのです。(152~154p)
「オレだったらこうする」という発想はやっていたなあと思い出します。
継続しよう。
金儲けは二の次と思っていた・・・というより、思うようにしていました。
教師は副業はできないから、儲けようと思っても簡単にはいかないからです。
でも引退したらフリーです。考えてもいいですよね。
他の仕事をしてお金を稼ぐ体験は、しばらくしていませんから、
ちょっとワクワクします。焼き芋屋が以前候補浮かんだこともありました。
少なくとも今の中高年の男性は、
自分の楽しみぐらいは自分で見つけ出せる人間です。
けれども理想を言えば、その楽しみは旅行やゴルフや山歩きといった、
日を選んでわざわざ出かけるよりも、
「日常の暮らしの中」に散らばっていたほうがいいのです。
そのほうが毎日、楽しめるし、簡単に手っ取り早く楽しめます。
そこで「家事」に注目してください。
家の中も外も含めて、周辺の仕事一切に注目してみてはいかがでしょうか。
(163~164p)
ということで、和田秀樹さんは、大工仕事や料理を勧めています。
私の場合は引退後は山登りがあると思っていましたが、
「日常の暮らしの中」に散らばっている楽しみについてがまだまだ認識不足。
でも料理も大工仕事も嫌いじゃありません。
引退後に備えて、今のうちから技術アップをしておきたいです。
何かを話すというのは、脳のさまざまな場所を刺激します。
言語中枢だけでなく、記憶や知識をアウトプットすることで脳全体を働かせるからです。
しかも、それによって記憶がより確かなものとなって定着します。(中略)
夫婦が風通しのいい関係、屈託のないコミュニケーションを持つことです。
それができれば、脳は確実に若返ります。
一つ屋根の下に暮らしているのですから、
そんなに仲のいい友人よりもことばを交わし合う時間が長いからです。(180~181p)
夫婦の会話。どうなるかな?
大丈夫だと思うけど・・・。
最近の脳科学では、「笑顔のコミュニケーション」が前頭前野の活性化に
とても大切だということがわかってきました。
前頭前野は感情のコントロールも受け持っています。
いわゆるキレやすい子どもは笑顔のコミュニケーションが不足しているのです。
そのために前頭前野が活性化されず、
感情のコントロールができなくなっているのだそうです。(181p)
教師として大事なことも登場していました。
キレる子には、笑顔のコミュニケーション体験が必要。
覚えておこう。
以上で、「脳さえ元気なら人生なんでもできる」からの引用を終了。
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