村上先生の本からの学び2.みんなで楽しく国語や算数の授業をする
今日は1月11日。
1月6日の投稿のつづき。
本「キミヤーズの教材・教具」(村上公也・赤木和重編著/クリエイツかもがわ)より。
「はじめに」にはこう書いてありました。
楽しくなければ授業じゃない!という思いをこめて、私たちはこの本をつくりました。
とはいえ、発達障害のある子どもに、楽しい授業をするのは難しいものです。
年齢や発達レベルや障害が異なる子どもたちを対象に、
楽しい授業をするのは、難しいものです。
遊びであれば、笑顔を引き出しやすいのですが・・・・・・。
個別学習であれば、楽しさを引き出しやすいかもしれませんが・・・・・・・。
みんなで楽しく国語や算数を学ぶ、そういう授業をするのは不可能にも思えます。
でも、そうはいってもやっぱり、楽しい授業をしたいですよね?
子どもたちが、目をキラキラさせて学びたくてウズウズしている授業、
みんなが仲良く学び合う授業、そんな授業をしたいですよね?
そんな願いに応えるべく、私たちはこの本をつくりました。(2p)
私の学級は全員で7人の特別支援学級ですが、
もう一人の助っ人の先生のおかげで、4人の子どもに教えることが多いです。
学年は同じですが、障害の様子が違います。
それぞれ個別学習をやるのも手ですが、
できたら一緒に国語や算数の勉強をしたいと思っていました。
その気持ちをするどく突いてきた「はじめに」の文章でした。
村上公也先生の考え出した教材・教具が紹介されている本なのですが、
「はじめに」にはこう書いてありました。
キミヤーズの教材・教具は、決して見た目がユニークなだけではありません。
特別支援教育の常識をことごとく覆す起爆力をもっています。
(中略)常識が崩れる心地よさを感じてください。
(中略)読者のみなさんに、好意的に受け取られたかどうかを判断する指標は、
この本を読みながら
「あ~~、早く授業をしたくなってきた!本なんか読んでいる場合じゃない!」
と思ってもらえるかどうかです。
子どもの知的好奇心を引き出すのはもちろん、
読者の知的好奇心ー教えたがりという教師魂ーを刺激できたら、
私たちはとてもうれしく思います。(3p)
私は刺激されました、しっかりと。
村上先生のやり方をしっかり地や肉にしたくて、こうやってブログをうっています。
(つづく)
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