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2013年8月20日 (火)

星空観察 教材研究  金星/アンタレス

  

今日は8月19日。

  

この2日は神奈川・東京に行っていました。

18日の早朝に出発。神奈川県にある丹沢大山(おおやま)に登ってきました。

そしてその晩は豊島区の大塚駅近くのホテル泊。

19日の今日は、筑波大学附属小学校で行われた

第1回授業のユニバーサルデザイン研究会に参加。

そんなことをしていました。

この研究会の報告はまた明朝ブログにまとめようと思います。

  

  

  

今晩は「星」のことをやります。

  

  

   

8月21日から23日までは勤務校5年生のキャンプにお手伝いで参加。

星空観察を担当します。

星の復習中。

   

   

  

  

星のきほん」(誠文堂新光社)を久しぶりに引っ張り出してきました。

ネタを並べてみます。

    

   

    

〇昔の人は空に穴があいていて、そこから天国の光がもれるのが星だと考えられていた。

〇夜空に輝く星のほとんどすべてが太陽恒星 その星自体が光を出す

〇地上に降り注ぐ太陽のエネルギーは、全体の20億分の1。

1等星の明るさは、1km先の置いた1カンテラ、つまりろうそく1本の明るさ

  6等星は10km。

〇1等星は21個、2等星は67個。

〇星は何個見えるか。6等星くらいまで見える。全天でだいたい6000~8000個の星が見える。

  北半球に住んでいるので、3000個ほど。

〇さそり座のアンタレスは、太陽の直径の230倍の大きさ。でも遠いから小さな点に見える。

〇一番近い恒星は、ケンタウルス座α(アルファ)星。4.4光年。3つの恒星からなる。

  この恒星の周りに、生命のある惑星があったら、空に3つの太陽を見ることになる。

〇何万年もの長い目で考えると、星座の形は少しずつ変わっていく。

  あまりに遠いので動いていないように見えるが、

  星はいろいろな方向に猛スピードで動いている。

〇天の川の中心は、いて座の方向。夏は銀河系の中心に向かって見ている。

  だから夏の天の川は濃い。逆に冬の天の川は、天の川の端を見ているから薄い。

金星は最も明るい時(最大光度)には、ー4.5等になる。

  恒星で最も明るいシリウス(ー1等星)の15倍の明るさ。

  

   

  

  

※今の金星は「宵の明星」。夕方、西の空で一番星として輝いてくれたらうれしいな。

  ただ山の中なので、金星が山に隠れている可能性もあり。

※21日の星空観察は午後7時~8時15分。

  緯度と経度を打ち込むことで、どんな星空になるか教えてくれるサイトがあります。

  ※AstroArts 星空ガイド 星座早見

  そこで午後7時30分の星空を調べたら、こうなるそうです。

  

Starchartplnsj   

こと座のベガがほぼ天頂

満月はまだ低い。今回は控えめでいてほしい月です。金星が低いなあ。

やはり夕方の薄明るいときに、一番星として見つけさせたい。

西南の方向に土星もある。21日の夕方、金星土星は下見しておこう。

   

   

   

※さそり座のアンタレスも見たい。さそりの心臓部分にある星。

  名前の由来はギリシア語で「火星に対抗するもの」Anti-Aresからだそうです。

  火星も赤い惑星ですからね。

  日本ではこのアンタレスを中心に「あきんど星」と呼ばれていました。↓

  ※参考:ここでも道草 「ヒストリア 天文」より3・・・「さそり座」は「あきんど星」(2013年1月15日)   

   

   

次の投稿につづく。

 

 

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