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2012年9月

2012年9月 5日 (水)

今年は中央アルプス4・・・檜尾避難小屋~檜尾岳

 

今日は9月5日。

 

8月30日~9月1日の3日間、山の中にいました。

その報告のつづき。

 

8月31日の宿泊地は檜尾避難小屋でした。

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今回一緒にとまったのは、私たち2人を含めて9人。

一畳分のスペーズがあり、充分でした。

 

今回の夕飯担当は私。

昨年同様に、「山のカレードリア」にしました。

今回写真を撮りそこねたので、昨年のを見てみてください。

※参考2011北アルプス4・・・天狗の池~宿泊地

 

ここでサプライズ!

何とNさんが、ビール缶500mlを渡してくれました。

いつもいつもビールが飲みたいと言っている私のため?

Nさんは、500mlを2本、ザックに入れて持ってきてれくれたのです。

うれしかった!今日の頑張りに乾杯!

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不思議と冷えていておいしかったです。

 

RIMG0328 つまみ。

Nさんのが作った生姜を、味噌につけて食べました。

これまたおいしかったです。

私はワインを持参しました。

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ほろ酔いと疲れで早々と寝ました。

午後6時に就寝したかな。

 

よく寝た~と思って、時計を見たら午後9時。

山ならではの時間です。

その後12時、午前2時、午前3時、午後4時と小刻みに目覚めて、

小屋を出発したのは9月1日午前4時半。

ほぼ満月の月明かりの下、歩き始めました。

 

檜尾岳頂上で、その月が、面白い風景を作っていました。

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頂上の標識の向こうで、ほぼ満月が輝いていました。

 

東の空は雲が多く、なかなか日の出が拝めませんでしたが、

西の空ではほぼ満月が目立っていました。

しばらく歩いた時の西の空。

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9月1日の目標である宝剣岳を目指して歩きました。

 

(つづく)

 

 

 



今年は中央アルプス3・・・空木岳~檜尾避難小屋

 

今日は9月5日。

  

8月30日~9月1日の3日間、山の中にいました。

その報告のつづき。

      

8月31日のメインは、空木岳の頂上に登ること。

その後は、宿泊地の檜尾(ひのきお)避難小屋まで行くことです。

空木岳頂上から、檜尾避難小屋まで歩くことは、

どうも気分的に付録のイメージがあって、

あまり覚悟をして歩き始めませんでした。

それがいけなかったのでしょう。

すべてが予想以上。距離も長く感じ、アップダウンもきつかったです。

さらに大雨!なかなか困難な登山でした。

しかし、最後には素晴らしい風景が待っていました。出来事もありました。

疲労感が吹き飛びました。そんなことを書いていきたいと思います。

   

   

空木岳からの下りが長く急でした。

下りは足への負担がきついです。

下りの終点である木曽殿山荘を目にしたときにはホッとしました。

    

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↑ 下りの果てに「木曽殿山荘」を発見。

  

その下り道で猿の群れを見かけました。

何か加えてムシャムシャ食べていました。

私たちが近づいても、あまり逃げません。

少なくとも、私は疲労困憊の登山者なので、何もできないだろうと判断したのでしょう。

  

↓ 猿の群れ

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↓ 猿のアップ

RIMG0302さる

   

振り向けば、下ってきた空木岳が雲間から見えました。

格好良く見えました。

あんな高いところから下ってきたんだよなあ。

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木曽殿山荘前で休憩。

山荘で、水をペットボトルで購入。500ml 300円。

片道8分で水場があり、その水はタダだよと山荘の人に薦められましたが、

その8分がとても長く感じる状況でした。

木曽殿山荘からの登り返しがまたきつかったです。

そう考えると、木曽殿山荘は、奈落の底のような位置にあるんだなあと思いました。

  

   

↓ 熊沢岳頂上   

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↓ 熊沢岳付近の岩。上部が滑り落ちそう!

 RIMG0310

   

この熊沢岳~檜尾岳間に、大雨に出会い、

カッパをあわてて着ましたが、ぬれました!

雨はしばらくして止みましたが、ぬれたためか、檜尾までの行程が長く感じました。

やっと登った檜尾岳頂上 ↓

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ここで、疲れを忘れさせる景色に出会いました。

Nさんに、「あれが、今日泊まる小屋だよ」と指さされた方を見て感激しました。

頂上から見える檜尾避難小屋です。

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素晴らしい!

なんと魅力的な場所なんだ。そしてドーム型のしゃれた建物。

へとへとだったのに、小屋に向かってどんどん進む足。

こんな気持ちのいいところで泊まれるうれしさが、自分を元気にさせてくれました。

(上の写真は、学校のパソコンのデスクトップ背景にしました)

   

少し近づいて撮影 ↓

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↓ さらに近づいて撮影

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さらにさらに近づいて撮影した写真は、次の投稿で。

うれしい出来事も次の投稿で。  (つづく)






8月上旬の花々3・・・マテバシイ・イヌマキ2・トキワススキ

 

今日は9月4日。

 

RIMG0276 8月1日撮影 勤務校

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マテバシイ

 

勤務校の運動場の片隅にあるマテバシイ。

ドングリが順調に育っています。

このドングリを、久々食べてみたくなりました。

3年前の10月に食べています。※マテバシイのどんぐり食す

 

 

 

RIMG0289 8月1日撮影 勤務校

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イヌマキ

 

実ができつつありました。ちょっと変わった実です。

赤く熟したら食べてみようと思います。

前回登場はここ。→6月上旬の花々23/イヌマキ他 

 

 

 

 

RIMG0313 8月1日撮影 通勤路

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トキワススキ

  

引用します。※植物図鑑 撮れたてドットコム トキワススキ

  

トキワススキは,ススキに似ているが,暖かい地方に生え花期が早く6-7月には出穂する。

ススキは山岳地帯などでは8月から穂が出るが,

本種が生えるような関東以南の沿岸地域では,早くても9月。  

しばしば,新聞の地方面などで「もうススキの穂」と本種の写真が掲載されることがある。

花期のほか,本種は花序が長いことでも識別できる。

また,名前のとおり冬にも葉が枯れない。多年草。



ずっとススキだと思い込んでいました。  

勉強になった。

 



2012年9月 4日 (火)

今年は中央アルプス2・・・池山避難小屋~空木岳

 

今日は9月4日。

 

8月30日~9月1日の3日間、山の中にいました。

その報告のつづき。

 

前投稿で、池山避難小屋に泊まったことを書きました。

山奥の木々におおわれた場所に一つだけある避難小屋で、

泊まったのは私たち2人だけ。

雨が降るような天気だったので、外は闇夜。

ヘッドランプをつけて外に水汲みに出ましたが、

覆いかぶさってくるような闇は恐怖でした。

この森の中には、大小の生き物がきっとたくさんいるわけで、

彼らは毎日、この闇を体験しているわけだなあ。たいしたものだと感心してしまいました。

人間は、闇夜では何も見ることができず、その闇から何か襲ってくるのではと想像し、

勝手に恐怖心をいだくのでしょう。

久々の闇体験。ドキドキして心臓を使いました。

8月31日の朝。池山避難小屋を出発する時の写真です。

もう全く恐怖心なし。太陽はすごい。朝はすごい。

RIMG0241  RIMG0240

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↑ 小屋のすぐ前にある水場。ここの水はチョロチョロでした。

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↑ 晩にやっと見つけた避難小屋。冬に雪に覆われると、さらに発見しにくいそうです。

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登山道の傍らにある水場。

前の晩は、この水場を発見して、小屋に近づいたことを知りました。

小屋はここから100mほどの場所にありました。

 

しばらくは樹林帯の中を歩きました。

しだいに天気が良くなるのがわかり、

空木岳に行く頃には晴れるだろうと期待しました。

今回、携帯食にしたものの一つがこれ。

RIMG0277

塩金平糖」(出雲市原寿園)

汗びっしょりの登山の休憩に、とてもマッチしたお菓子でした。

口に入れた途端にわかる塩味がうれしかったです。

値段は315円。しかし、送料で700円ほどかけたので、

奥さんには怒られました。

樹林帯を抜け出すと、見晴らしのいい登山道になりました。

下の写真は、駒石をいただくピーク。

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RIMG0285 ← 駒石 

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↑ 駒石付近から見た空木岳

いよいよいつかは登りたいと思っていた山に近づきました。

 

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空木岳すぐ近くにある空木駒峰ヒュッテ

夕食朝食の提供はない素泊まりOKの小屋です。

冬季も一部開放しているところです。

この小屋ができたいきさつをWikipediaで読みました。

Wikipedia 空木駒峰ヒュッテ

空木岳付近で遭難が多く、空木岳の稜線上に避難小屋の必要が出てきました。

1963年1月にも、空木岳南の鞍部に於ける大学生の遭難事故が発生しました。

空木岳稜線で一週間近く生存すべく奮闘しましたが、死に至ったそうです。

行政がなかなか動けない状況下、駒峰山岳会が自分たちで材料を準備し、

担ぎあげ、1969年に完成させました。

現在の小屋は、1998年に新設されたものだそうです。

これは下山して調べたことです。あらかじめ知っていたら、もっと小屋をじっくり見ただろうなあ。

生ビールが飲めることはチェックしました。   

 

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↑ 稜線から見下ろした空木岳避難小屋

冬は雪に埋もれるため使用できないそうです。 

そしていよいよ空木岳に登頂。

残念ながら、周囲はガスに包まれて視界はほとんどなし。

上空に少しだけ顔を見せてくれた青空に敬意を払って、

頂上の柱と一緒に撮影しました。

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一つのことを成し遂げましたが、この日はこれからが大変でした。

(つづく)









2012年9月 3日 (月)

今年は中央アルプス1・・・菅の台バスセンター~池山避難小屋

 

今日は9月3日。

 

8月30日~9月1日の3日間、山の中にいました。

その報告を少々していきます。

 

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8月30日のスタートはここでした。

長野県駒ケ根市の菅の台バスセンターです。

前払いの500円。何泊してもこの値段と言うのがありがたいです。

駐車車両は少なかったです。(9月1日に下山した時には満車で、ビックリ)

写真中央に写っているのが、同行者のNさん。山の先生。

今回で5回目になる夏のアルプス登山です。

午後4時10分。さあ、スタートです。

 

山ではたくさんの花に出会いましたが、

この報告では省きます。後日「花々」シリーズで紹介します。

 

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今回は池山尾根登山口から登りました。

 

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1時間半ほど歩くと、登山道と林道が合流し、

広い場所がありました。

ここまで自動車で来て、空木岳を往復するのもいいなと思いました。

  

雨上がりで、風がなく、ムシムシした中を歩いたため、

猛烈に汗をかきました。全身から汗が出ていました。

  

スタートが午後4時過ぎでしたので、

目的地の避難小屋に迫るころは、すっかり闇。

何度も歩いたNさんと一緒だからこそ歩ける登山でした。

やっぱり暗い中を歩く登山は不安でした。

RIMG0221  

水場がありました。

豊富な水が出ていました。

この水場があれば、小屋は近いと教えてもらいましたが、

闇のためによくわかりません。

しばらくさまよって、探し当てました。

フラッシュ撮影をして、その建物が初めてわかりました!

 

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これが、8月30日の宿泊場所。池山避難小屋です。

立派でしょ?

宿泊者は、私たち2人のみ。

広々とした板の間で、荷物を広げてくつろぐことができました。

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この日の晩の食事は、Nさんの担当。

キュウリとローストビーフ、レタスなどのサンドイッチでした。

キュウリは自家製とのこと。パンにちょうどおさまるように湾曲していました。

そのキュウリの歯ごたえ、冷え具合、味がよかったなあ。

 

建物の中を、撮影してみました。

なかなかいい部屋です。

RIMG0227  RIMG0226 

明りはヘッドランプとロウソク。

ロウソクの明りが、いい感じでした。

そのロウソクにつられてとんできた蝶。

蝶とともに、シャッターチャンスが舞い降りてきました。

 

RIMG0229  RIMG0230

 

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(つづく)

    

【Nさんとの登山】


2007年 大町市扇沢→針の木岳→爺ケ岳→鹿島槍ヶ岳→種池→大町市扇沢

23日 針の木雪渓を登りました

   

2008年 五竜スキー場→五竜岳→唐松岳→天狗岳→鑓温泉→猿倉

今年も北アルプスその1・・・やっと雪が解けて春

   

2009年 深山荘(新穂高温泉)→南岳→中岳→槍ヶ岳→樅沢岳→笠ケ岳→クリヤノ頭→深山荘

運動不足を痛感した登山でした/2009年北アルプス

  

2011年 沢渡(松本市)・・・上高地→徳沢→横尾→天狗の池→中岳→槍ヶ岳→西岳→大天井岳→

       常念岳→蝶ケ岳→上高地・・・沢渡

2011北アルプス1・・・上高地・河童橋

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