お盆にキツネノカミソリ、お彼岸に・・・
今日は8月15日。
昨日は奥さんの実家へ。
そこで見かけた植物。
ヒガンバナ?ちょっと早すぎでしょうと思ったら、
「キツネノカミソリ」という植物だと教えてもらいました。
調べました。
次のサイトから引用。
キツネノカミソリは本州から九州に生育するヒガンバナ科の植物である。
ヒガンバナと同様に、花が咲くときには葉がない。
※やっぱりというか、当然ながらヒガンバナの仲間でした。
早春からスイセンに似た葉を展開し、夏草が茂るころには葉が枯れる。
その後に花茎を形成し、花を咲かせる。
※ヒガンバナも春より前に一度葉は枯れてしまい、
忘れた頃に花を咲かせます。ここも共通点。
ただ、ヒガンバナは、花が咲き終わった頃から葉が出ますが、
キツネノカミソリは違います。
キツネノカミソリはお盆ころに、ヒガンバナはお彼岸に花を咲かせ、
なにやらご先祖様と因縁のある植物である。
※なるほど。私が発見しのも、「お盆」
ヒガンバナが人里の刈り取り草原や河原だけに生育するのに比べ、
キツネノカミソリは林縁や明るい落葉広葉樹林に生育している。
名前の由来は葉の形がカミソリに似ているとのことであるが、
花の色がキツネの体色をイメージさせ、
花だけが咲いているのが奇異であることも関連しているのかもしれない。
※やはり茎と花だけというのは奇異です。
ところで、昨年から今年にかけて、ヒガンバナの定点観察をしました。
1月に葉が刈りとられてしまったため中断していました。
予想では3月くらいまで葉があって枯れるだろうと予想していました。
しかし、見ることができませんでした。
最近の観察場所の写真です。
何やら丸い葉の草が繁茂しています。
全くヒガンバナの存在はありません。
お彼岸の頃には、ここらからニョキニョキヒガンバナが出てきて主役になるはずです。
いま、花と茎を準備している最中でしょう。
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