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2010年9月12日 (日)

玉砕5 そこまでやらんならん場所であったのか

   

今日は9月12日。

前投稿のつづき。

話は再び「金とく 生き延びてはならなかった最前線部隊 ~ニューブリテン島・ズンゲン支隊~」のこと。

玉砕の生き残りの方が話されているシーン。   

RIMG0016そこまでやらんならん場所であったか

ズンゲン戦を評して

「そこまでやらんならん場所であったのか」

RIMG0017

そう考えると この戦争の犠牲者が

いかにも哀れだという感じ
   

   

根拠地ラバウルを守るために玉砕覚悟で戦ったズンゲン支隊。

後で「そこまでやらんならん場所であったのか」と評されました。

昭和20年3月当時、日本は追い詰められ、連合軍は日本近海まで迫っていました。

太平洋の南にある根拠地ラバウルは、

取り残されたような場所でした。

そのラバウルを守るための玉砕。

「そこまでやらんならん場所であったのか」という問いは、

死んでいった人たちにはつらい言葉です。

そもそも玉砕に見合う戦いがあるのでしょうか。

一つしかない命、

これから起こる未来を得る権利を捨ててまで価値ある戦いとは?

    

玉砕を美化した大本営。

戦争が招いた理不尽。

ちゃんと記憶して、2度と同じようなことが行われないようにしたい。

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