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2010年6月19日 (土)

「混む」「込む」・・「混む」がお馴染になっているが・・

全体授業を担当される先生の指導案に、

どちらが人が「混んでいるか」という記述がありました。

それが話題になりました。

「混む」なのか、「込む」なのか?

私のイメージとしては、「混む」が正しいと思いました。

でも言われてみて、「込む」もありだなあと思うようになりました。

これはほっておけない。

いいお題をいただきました。

調べてみました。

    

     

まずは漢字辞典。

ここで決定的なことがわかりました。

「混」には音読みで「コン」、訓読みで「ま(じる)」とあるだけで、

「こ(む)」がないのです。

それに対して、「込」は国字で「こ(む)」の音読みだけ。

これで勝敗が決まった模様。

     

    

インターネットで探してみました。

やはり」「混む」「込む」で悩んでいる人は多くいるようで、

参考になるサイトはたくさんありました。

たとえば次のサイト。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1331711928

私の思いとドンピシャで納得する解答がありました。

   

両方、使用しても良いことになっていますが、

漢字として、正しい用法は、実は「込む」のほうです。

混雑の「混」は、音では、「コン」、訓では、「混じる・混ぜる(まじる・まぜる)」 としか読まないからです。

つまり、「混む」じたいが、混雑状況の意味からの当て字ということになります。

しかし、そうすると、「込む」の許容範囲ばかりが、広くなり、

心情的には、「混む」としたいところなので、

結局、一般的にも理解しやすい「混む」でも良いことになっているのだと思います。

私も、「込む」より「混む」のほうが、正しいと思ってましたから。

    

     

「混む」を使いたい気持ちは強いです。

「混む」の方が、その時の状況を表現しているように思えます。

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これからは「込む」でいこう。

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