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2010年5月16日 (日)

国分寺・国分尼寺下見4/垂木の黄色

復元された連子窓の緑、柱の赤、壁の白。

そして垂木(たるき)の黄色。

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古代は「五色(ごしき)」と呼ばれる色がよく使われていました。

「五色」とは、青、朱(赤)、白、黒、黄で、

当時は黄色を除く四色が主に使われていたそうです。

黄色を除く四色には、季節と方角の意味があります。

青・・・・・方角は東。季節は春。青春。

朱(赤)・・方角は南。季節は夏。朱夏。

白・・・・・方角は西。季節は秋。白秋。

黒(玄)・・方角は北。季節は冬。玄冬。

黄色は方角を示すさず、中心を表しました。

したがって、中国では、中心にいる皇帝を象徴する色でした。

    

相撲でも、この考え方。

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4つの房は「四色」が使われています。

土俵の土が、黄色なのです。

       

日本では、なぜかこの黄色はあまり使われなかったそうです。

その中で使われていた例として、

建物の垂木の木口に塗られた黄色というわけです。

     

以上の話は、次のサイトを主に参考にして書きました。

「五色」について勉強になります。

http://www.eonet.ne.jp/~kotonara/iroirono-2.htm

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