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2010年2月

2010年2月 3日 (水)

どうなる風船

先の土曜日にサークルがありました。

4年生理科の実践をされた先生の報告がありました。

温められた空気のかさが変化することを、

風船で確かめていました。

その風船はしわしわ風船でした。

しわしわ風船を湯に入れることで、しわが伸びてふくらんだそうです。

そして水に入れると、再びしわしわ風船に。

注目はこのしわしわ風船

簡単には作れないそうで、実践された先生も、半年前に空気を入れて放置していたそうです。

       

半年前から!たかが?しわしわ風船を作るために半年前からとは驚き。

私もしわしわ風船が俄然!作りたくなりました。

本年度、しわしわ風船を授業で使うことはないと思いますが、

実際に作って見て、正確にどれくらいの時間でしわしわ風船ができるかを知ることは価値があることだと思います。

    

風船を買ってきて、1月31日に3つふくらませました。

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表面のアップです。もちろんふくらませた直後はしわなしのピンピンです。

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3つの風船は箱に入れました。風船と風船の間には紙をはさみました。

そうじゃないと風船と風船が癒着してしまう可能性があります。

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この箱は、更衣室の入り口に置きました。

通るたびに観察したいと思います。

結果はまたブログに書きます。    

2月2日の校庭の梅(ウメ)/フジ

家に持ち帰った校庭の梅の枝にあった冬芽がほぐれて花が咲いた。

先日そう書きました。

http://mitikusa.typepad.jp/blog/2010/02/post-8373.html

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それでは、本家本元の校庭の梅はどんな状態か?

昨日(2月2日)の朝、観察しました。

こんな感じです。

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まだ冬芽状態。

やはり持ち帰った枝の冬芽は、部屋の暖かさでほぐれたのでしょう。

あちこちで梅が咲いた話を聞くようになりました。

校庭の梅の花はいつ咲くかな?

観察をしていきたいです。

    

    

夕方、校庭のフジの冬芽と葉痕も撮影。

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おしゃべり自動販売機

先日出勤時に自動販売機でジュースを購入。

お金を投入したら、自動販売機がしゃべり始めました。

「温かい飲み物、どうでっか」

購入後。

「おおきに。いってらっしゃい」

関西弁の男の人の声でした。

    

「いってらっしゃい」?

朝だからいいけど、晩に同じことを言っていたら、おかしいぞ。

晩になったら、この自動販売機は何と言うのだろう?

疑問に思ってしまいました。

よせばいいのに、昨晩その自動販売機でジュースを買いました。

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お金を入れました。

「こんばんは」

お、朝とは違う。今度は女の人の声。

購入後。

「ありがとうございました。お疲れ様でした」

なるほどね、このパターンか。標準語でした。

   

この自動販売機は、ダイドーの「おしゃべり自動販売機」でした。

調べればちゃんと、自動販売機の「開発物語」まであります。

http://www.dydo.co.jp/corporate/jihanki/story/story1.html

    

(2008年、開発者へのインタビューです)  

声で説明する自販機は、当社でも25年ほど前に設置していた事がありますが、

当時は機械がしゃべる事になじみが無く、

「気持ち悪い」とか「うるさい」など、なかなか受け入れられず、

以来、自販機がしゃべることは業界のタブー!?とされてきました。

   

そうか、そうだったんだ。確かにしゃべる自動販売機は今までも見たことがあります。

   

しかし、25年経った世の中を見ると、銀行のATMや駅の券売機など、

しゃべる機械はいくらでも世の中にある...。

そこで改めて考えました。「今ならしゃべっても違和感無いんじゃないか」と。

とは言うもののしゃべるのは自販機です。

より温かみを出すために無機質な合成音声では無く、

人間の声を使うことにしました。実際に、声優さんに感情を込めていただき、

まさに自販機の前にいるお客様に語りかけるように収録しました。(中略)

その後、テレビなどで関西弁が日常会話的に使われていることをヒントに、

誰が聞いてもわかりやすい関西弁のおしゃべり機能を追加。

全国の自販機に導入しました。

   

昨晩の自販機はこれですね。

        

フレンドリーなイメージと軽やかな男性の声で親しみやすいイントネーションが話題となり、

おしゃべり機能が市民権を得つつあるなと感じたのもこの頃です。

2005年になると、外国語をしゃべる自販機の登場です。

英語・ポルトガル語・中国語を、観光客などが多く訪れる地域に設置。

同時に、標準語バージョンには、年末年始やクリスマスといった季節のイベントにも対応したフレーズを加えました。

さらに津軽弁、名古屋弁、博多弁も加わり、より地域色を強めたおしゃべり機能が登場し・・・・(後略)

   

外国語に、名古屋弁などなど。いいですね。出会ってみたいです。

しかし、何にでもかかわった人がいて、歴史があります。

2010年2月 2日 (火)

読書週間に読んだ本2冊

今週は勤務校の読書週間。

読書カードが配られて、毎日読んだページ数を記録することになっています。

すごい子どもがいるもんで、初日600ページの子がいました。

    

私も読書カードが余っていたので、1枚をもらってページ数を書くことにしました。

初日の2月1日は「てつびん物語」(偕成社)を読みました。55ページ。

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阪神・淡路大震災に関するドキュメンタリー本。

今年、”自分は大震災について知識不足”だと実感しました。

少しでも知ろうと手に取った本です。

震災直後に駆け付けたカメラマンが撮った写真は、

今まで見たことがない写真でした。

学校の図工室と思われる部屋。

寄せ集められた机の上には、毛布にくるまれて、顔に白布をかけられた遺体。

写真には6体。どんな死に方をされたのだろうか。

   

作者が大震災12日目に出会った小料理屋「てつびん」のおばちゃん。67歳。

25年間営んできた店は大震災で崩壊。

しかしおばちゃんは、仮設住宅に入り、小さなプレハブで「てつびん」を始めました。

大震災から9ヶ月後のことでした。

それから8年。

おばちゃんは体の限界まで「てつびん」を営んで、

亡くなってしまいます。

主を失ったプレハブの小料理屋の写真もありました。

大震災があったから、このプレハブで店を開き、

死ぬまで頑張ったおばちゃんの証のお店。

大震災後も、被害を克服して生きた人のことを知りました。

   

    

今日(2日)は「すみ鬼にげた」(福音館書店)を読みました。80ページ。

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あとがきに、作者の岩城範枝さんがこの話を書いたきっかけについて書いてありました。

これが興味深い。

岩城さんは、唐招提寺の金堂の屋根下に設置された4つの「すみ鬼」を見て、

1体だけ表情が違っていると思えました。

3体は必死の形相で屋根を支えているのに、

1体だけ力がぬけた表情をしていると感じたようです。

その「すみ鬼」をじっと見ているうちに、

「この鬼をここから逃がしたい」という気持ちを持ち、

闇を駆け抜ける鬼の姿が見えてきたそうです。

そしてこの話ができました。

こうなると、本物の「すみ鬼」が見たくなります。

岩城さんもこう書いています。

   

唐招提寺にお参りのときには、ぜひ双眼鏡をお持ちください。

金堂の軒裏を見あげると、「すみ鬼」の姿が見えますよ。(80p)

   

    

「冬眠鼠」と漢字で書く生き物

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子供の科学」(誠文堂新光社)の最新号の特集が「生き物たちの冬」

まさに4年生の理科のためのような特集です。

   

ヤマネのことが書いてありました。

「子供の科学」に掲載されていた写真です。

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この丸まった姿は、テレビや写真でよく見かけます。

次のような説明が書いてありました。

   

国の天然記念物にも指定されているヤマネの漢字名は「冬眠鼠」というように、

冬眠する哺乳類の代表格です。

秋になると自分の体に脂肪を蓄え、

およそ6カ月間の冬眠に入ります。

冬眠前の体は春先の目覚めた直後と比較し、

体重が2倍以上になることもあります。

冬眠中は、頭を巻き込んで小さく丸くなり球形に近い形をとることが知られています。

できるだけ小さく丸まることで体温維持をはかっているのです。(14p)    

     

漢字名が「冬眠鼠」というのがいい。

こうやって眠っている姿を見れば、こう名付けたくなりますね。

   

「子供の科学」にはカエルの冬眠についても書かれています。

カエルが土の中で冬眠するのは、暖かいというよりも、日中の温度差が少ないからだそうです。

そういえば、テントウムシの集団冬眠が、日なたではなく日かげなのは、

やはり温度差が少ないためだと聞いたことがあります。

変温動物には温度変化は負担なのでしょう。

昨年度も見ようとして見られなかったテントウムシの集団冬眠。見てみたい。   

クマは「冬眠」ではなくて「冬ごもり」

理科で冬の生き物の様子を教えています。

植物編が「冬芽」なら、動物編が「冬眠

冬眠する生き物にはどんなものがあるか・・・知っているようで知らないことが多かったです。

    

コウモリは冬眠するのか?

カメは?

どちらとも冬眠します。

今回わかりました。

ところが、クマは「冬眠」ではなくて「冬ごもり」だそうです。

それは知らなかった。

そもそも「冬眠」とは?

    

国語辞典には次のように書いてありました。

  

季節的な低温に対して動物がとる生活を休止した状態。

カエル・イモリ・蛇などの陸生の変温動物や、ハリネズミ・ヤマネ・コウモリなどの恒温動物にみられる。

クマなどの冬ごもりは体温低下がわずかで、睡眠状態に近い。

    

もう少し詳しく、わかりやすい説明が、次のサイトにありました。

「のぼりべつ熊牧場」http://www.kamori.co.jp/bearpark/event_and_attraction/digest2009/01/index.htm

   

動物には変温動物と恒温動物に分けられ、

変温動物はカエル・ヘビ・トカゲ・カメなどの爬虫類や両生類がいます。

これらの冬眠はカエル型冬眠と言って、

冬になると外気温にあわせて体温が下がり、

土の中で仮死状態になって冬を越します。

恒温動物は、外気温が変わっても体温を一定に保つ動物なのですが、

コウモリ・シマリス・ハムスターなどはコウモリ型冬眠と言い、

冬の体になると外気温にほぼ近い温度(0℃近く)まで体温を下げ、

昏睡状態で冬を過ごします。

それではクマはどんな冬眠の仕方をするのでしょう?

クマはコウモリ型冬眠と違って体温は平常時より5℃くらいしか下がらず、

うつらうつらの状態で寝ています。

ですから、大きな音や振動などの刺激ですぐに目を覚まします。

このことから、クマ型の冬眠は本当の冬眠ではなく「冬ごもり」と呼ばれてきました。

しかし最近の研究の結果、クマも他の冬眠動物と同じ様な体の働きをすることもわかってきました。

   

クマと他の恒温動物の違いは・・・

クマは、しっかり餌を食べて体にエネルギーをためて100日あまり眠り続けます。

その間食べ物をとらないし、フンもオシッコもしません。(どうなっているんだ?)

他の恒温動物は、途中で目覚めて体温を上げ、ためておいた餌を食べたりして、

また眠るという「中途覚醒(かくせい)」があるそうです。

    

なかなか「冬眠」の奥が深い。

   

   

2010年2月 1日 (月)

持ち帰った枝に花が咲いた

1月に校庭で冬芽の観察をしました。

その時に冬芽のついた枝を家に持ち帰った子がいました。

植物は湿らせておけば生き続けるとその時話したのですが、

実行していました。

今朝、花が咲いたと学校に持ってきてくれました。

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これはですね。

部屋の中の窓際に置いてあったようで、

暖かさに恵まれ、

もともとの校庭の梅の木よりも早く開花したと思います。

「思います」と書いたのは、今日校庭の梅の木を実際に見ていないためです。

明日は確かめてみます。

   

  

今日は宝飯郡(ほいぐん)小坂井町(こざかいちょう)がなくなり、

新しい豊川市が誕生した日。

元町民としては、

いつどんな場面でどのように「豊川市民」になったんだと感じる瞬間が来るのか興味あります。   

   

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