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2009年11月

2009年11月 6日 (金)

「ベテルギウス」の歌詞/変光星「ミラ」

コブクロの「ベテルギウス」の歌詞がいい。

    

オリオンの右肩に輝く ベテルギウスは もう無いと

知らずに僕らは今日も見てる 500光年前の光

(中略)

どんな離れてても 強く感じている

君からの光 ずっと届いているよ

たとえ君の気持ちが 消えたとしても

気付かないんだ 僕は

今も輝く あの星のように

YouTube: 【PV】コブクロ - ベテルギウス   

   

500光年先にあるベテルギウスにたとえて、

君の気持ちが消えたとしても、

気付かない自分を表現しています。

とても面白い。

   

    

日々、星空ではいろいろなことがあります。

明日(11月7日)の晩は、

くじら座の変光星ミラが最も明るくなり肉眼でも見える」そうです。

これはある資料で見たものであり、

他の資料を見ると、11月中旬がよく見えると、わりと広く期間があります。

ミラは特徴のある星です。

なんと332日周期で、明るい2等星から肉眼では見ることの出来ない10等星までその明るさを変化させます。

そんな星があるのですね。

もう星としては末期の星で、ふくらんだり小さくなったりしているそうです。

ふくらんだ時に赤く暗くなり、小さく縮んだ時に白く明るく輝くようです。

今が明るい時。

明るい時にしっかり見ておいて、暗くなっていくことを確かめてみたいです。

  

次のサイトが参考になります。

※「くじら座」http://yumis.net/space/star/cet.htm

※「ミラの光度変化を楽しもう、ミラキャンペーン2009」

http://www.astroarts.co.jp/news/2009/10/23mira_campaign/index-j.shtml?ref=rss

※「クリスマスにミラを見ようキャンペーン2009」

http://www5f.biglobe.ne.jp/~hosizora/mira/index.htm

    

ミラを確認したら、またブログに書きます。

2009年11月 5日 (木)

カニ座の四角形の中の星団に魅力あり

月刊「星ナビ」に、10月29日から11月3日にかけて、

火星が、カニ座の四角形の中に入り込むと書いてありました。

カニ座の四角形の中には、プレセベ星団があり、

双眼鏡で見れば、星粒が見られるとのこと。

※カニ座http://yumis.net/space/star/cnc.htm

上記のサイトには、プレセベ星団についても、詳しく書いてありました。少々引用します。

  

3月の下旬頃、宵の空のほぼ真上あたりを見上げると4個の小さな星に囲まれて、

肉眼でもぼんやりとした青白いしみのような光を見つけることができます。

これが蟹の甲羅部分にある散開星団M44プレセペ星団です。

この星団は、ビーハイブ(蜂の巣)とも呼ばれる散開星団で、

銀河星団中では600光年と最も近くて大きく明るい星団の一つです。

この散開星団は、古代から恒星ではなく、何か雲のような天体として知られていましたが、

バイアーはこれにヌピルム(雲)と記し、 ギリシアの天文学者ヒパルコスはネフェリオン(小さい雲),

アトラスは小さい霧、と呼んでいましたが、

この雲のようなものに 初めて望遠鏡を向けたガリレオが恒星の集まりであることを発見しました。

中国では、このプレセペ星団を「積尸気(死体を積み重ねたところから出る気)」という、

気味の悪い名前で呼んでいました。

ギリシアの哲学者プラトンたちの間では、人間の霊魂が天上からおりてきたり、

または天上界へ去って行く出入り口だと信じられていました。

   

とにかく昔の人たちは星をよく見ています。

    

この魅力的なカニ座の四角形を見てみたくなりました。

火星は目立つ星なので、この時期がチャンスだと思いました。

観察は早朝。火星はすぐに見つかりますが、

カニ座の四角形は、双眼鏡で見てもよくわかりませんでした。

カニ座はどうも暗い。

もっと星が見える場所に行かなくてはと思っているうちに、

火星は四角形から出ていってしまいました。

   

しかしDS「星ナビ」を使えば、カニ座はすぐに見つかるので、

星がたくさん見られる場所に行ったら、

カニ座の四角形、そしてプレセベ星団を観察したいと思います。

楽しみがまた一つ。

   

   

そうだ、今晩、おうし座流星群が最も多く見られるとの情報あり。

次のサイトなどを参考にしました。

http://www.asahi.com/travel/hoshizora/TKY200911020116.html

http://www.astroarts.co.jp/i/alacarte/2009/1101a-j.html

年齢を気にしなければ自由だ

同じ職場の3人の先生と学級通信の交換をしています。

けっこういい勉強になります。

30代の先生の通信に、

「もう若くない。そう感じるときがある。」

という書き出しの時がありました。

勤務校の職員の平均年齢がとても若いこともあっての発言でした。

   

○○小に来てみると、自分が「若くない」ことに気付く。

担任をしている18人の先生の中で見てみると、

どうやら半分よりも上のグループに入るようだ。

それを知ったときには驚いた。

いったいどんな動きが求められるのか。

体力では完全に負けるし、経験では先輩たちに負ける。

自分が一番下であれば、思いっきり行動すれば良いだけだし、

一番上であれば、経験上学んだことを伝えたり見せたりすることで、

その役目がある程度は果たせると思う。

しかし、今はいろんなところで「微妙」な位置にいる。

それが結構大変に感じていた。

    

最近になって、その事実は変えることができないことにようやく納得し、

とにかく自分の思うようにやろうと決心がついた。

若かろうが若くなかろうが、

そのどちらの動きも取り入れていけば、2倍の強さを発揮できる。

どちらも中途半端ではなく、

どちらも思いっきりやれば、自分のためになる。

そう考えることにした。

    

次からの文章が特に印象に残りました。

10才あまり年下の先生が行きついた結論。

    

年齢を気にするから、そこの範囲内で動こうとしてしまう。

それが自分の行動を邪魔する。

気にしなければ自由だ。

責任は自分でとる必要があるが、

そこさえ我慢できれば、前に進み続けられる。

若くはないが、自信をもって行動しよう。

     

    

やりたいことをやる。しっかりやる。

そうでないとね。

ただし、まだ自分は若いと思っています。

   

他の先生の通信から元気をもらいました。

2009年11月 4日 (水)

月がきれいな晩でした

11月2日、校舎の窓から見えた月です。

Pb020009   

   

   

夕方のうす暗くなった空に、ほぼ満月の月が昇ってきていました。

とても大きく見えました。

この日の帰りは、この月を見ながら自転車で帰りました。

月の明かりのせいか、夜空は黒ではなく、青味がかかった群青色でした。

わきたつ雲には月の光があたり、雄大な景色を現出していました。

星とか月とかに興味を持ち始めると、

帰りに信号で止められても苦にならなくなりました。

夜空を眺めていると、じきに信号は青になります。

   

    

2日、3日の宿題は月の観察でした。

幸いにも、2晩ともいい月でした。

観察記録を読むと、

月がきれいだったと書いてくる子が何人かいました。

月を観察するだけでなく、鑑賞を始めた子がいます。

3日の朝は満月でした。

満月の輝きはやっぱり美しいものだと思います。

そのことに気がついた子が出てきたことはうれしいことです。

そんな子たちに、「立待月(たちまちつき)」「居待月(いまちつき)」などの話は通じるかも。

(後日につづく)

木枯らしの中、球場でお仕事

11月になれば思い出す言葉。

木枯らし

意味は2年前の投稿を見てください。

http://mitikusa.typepad.jp/blog/2007/11/post_4e12.html

今年は11月早々から木枯らしが吹きました。

11月2日の午後北風が吹き始めました。

11月3日文化の日には強い風が吹きました。確実に木枯らしでしょう。

   

11月3日は、息子の入っている少年野球チームのお手伝い。

朝5時半に集合して、大会が行われる球場へ。

テントを建てたり、駐車場案内をしたり、グランド整備をしたり、

外野ネット付近に座ってホームランの判定をしたり・・・・

風が強かったので、このネットがあおられて、コーンが倒れたりするのでなおしたりしていました。

Pb030037_5   

   

   

   

木枯らしでネットがあおられないように、

写真のようにネット下にはいろいろな物を重石(おもし)に置きました。

1日仕事だったので、また日に焼けてしまいました。

    

    

この大会のゲストで、

夏の高校野球優勝校中京大中京高校の河合選手と金山選手が登場。

子どもたちは大喜び。

多くの子がサインを書いてもらっていました。

うちの息子も、帽子のひさしに書いてもらいました。

2選手とも地元愛知県の東三河出身で、

かつて、この大会にも出たことがあるそうです。

ほんの6年前のことでしょう。

子どもたちにとっては、夢を実現した身近なあこがれの人でしょう。

写真。左が金山選手。右が河合選手。

Pb030031    

    

    

    

2人は開会式に参加。始球式も目の前でやってくれました。

投げる球の速さ、バットスイングの速さはビックリさせられます。

開会式ではこんなあいさつをしてくれました。(動画)

    

河合選手金山選手のスピーチ    

    

     

大会役員の人たちも、

とてもいい人たちをゲストに呼んでくれたんだなと思いました。

感謝です。

しかし1日外にいて疲れました。

2009年11月 2日 (月)

見つかってほしい5年生男の子

昨晩のニュースで次のニュースはきつい。

<行方不明>小5男子、家族と登山中に 宮崎・韓国岳

11月1日20時11分配信 毎日新聞

 宮崎県えびの市のえびの高原から韓国(からくに)岳の登山道を家族5人で登っていた宮崎市大坪西2、市立大淀小学校5年生の宮田将希君(11)が、10月31日から行方不明になっている。消防署員や自衛隊員らが1日、1100人態勢で捜索したが午後5時で打ち切った。手掛かりはないという。

 県警えびの署によると、将希君は、父、母、妹、祖父とともに、31日午前11時20分ごろから山頂を目指して登り始めた。将希君は2合目付近から1人で先に登り、頂上でも将希君が見当たらなかったため下山し、午後3時20分ごろ、署に通報した。

 31日は好天で登山客も多く、山頂から南西1.8キロの大浪池へ向かうルートや、同ルートの途中にある避難小屋付近で少年を見かけたとの情報もあったという。

 捜索隊に加わり、1日夕、会見した父の康史さん(40)=宮崎市職員=は「すごく寒いと思う。とにかく今晩は頑張ってほしい。明日、必ず見つけるから……」と目頭を押さえた。

 将希君は身長140センチ。白い長袖Tシャツの上に黒色のパーカ、紺色のジャージー姿。リュックにはおにぎり、お菓子、ジュースのペットボトルが入っているという。

 韓国岳は霧島連山の最高峰で標高1700メートル。えびの高原の登山口からなら、大人の足で約1時間で山頂に着くという。【小原擁、川上珠実】
   
   
このような低い山で、そして人が多い山で、先に行ってていいよということは、

我が家でもあります。

まさかの行方不明。

親の気持ちを思うと、寒さと不安に耐えている男の子のことを思うと、

私も出かけていって捜索の手伝いをしたい気持ち。

見つかってほしい。今日は幸い好天。

帰宅したらうれしい知らせが入っていることを祈ります。

豊川の堤防を走る

土曜日(10月31日)、息子の入っている少年野球チームの手伝いに行くことに。

豊川(とよがわ)河川敷にある球場の準備整備。

河川敷に行くのであれば、天気が良かったので豊川の堤防を自転車で走りたくなりました。

片道55分ほどの堤防コースを往復しました。

なかなかいい道です。

     

Pa310005   

   

   

よく見ると、川の中に人がいました。

釣りをしている人たちのようです。

Pa310008   

   

    

とてものどかな景色でした。

   

河川敷には公園もあります。

Pa310012    

   

   

左に公園があります。

上に写っている橋は、水道橋。

豊橋市の浄水場できれいになった水は、

豊川をこのようにして越えて、豊川(とよかわ)市にやってきます。

   

国土交通省水位流量観測所がありました。

Pa310016 Pa310016_2

   

   

    

既往最大水位は「昭和34年9月27日」と書いてあります。

この日はどんな日だったか?

ちょうど50年前のこと。

昭和34年9月26日に伊勢湾台風が襲い、大きな被害をもたらしました。

その翌日、最大水位を記録したことになります。

   

   

山もいいけど自転車もいい。

   

       

2009年11月 1日 (日)

「市原トンネル」開通

愛知県北設楽郡の東栄町で新しいトンネルが10月7日に開通しました。

曲がりくねった道が続き、

急カーブに細い小さなトンネルがあって、

出会い頭にぶつかりそうな危険な場所でした。

新任でこの町で過ごしたの体験済みです。

山をくりぬきまっすぐな長いトンネルをつくることで、

安全向上につながると思います。

名前は最近知りました。「市原トンネル」    

    

昨年の写真があります。

2008年8月30日撮影。

左がトンネル南口。右はトンネル北口。

長い橋があって、その向こうの斜面にトンネルが掘られました。

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2009年4月29日撮影。

トンネル北。

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2009年6月27日撮影。

左がトンネル南口。右がトンネル北口。    

P6270022P6270020    

   

 

    

   

   

そして開通後。2009年10月25日撮影。

左が朝撮影したトンネル南口。右は午後に撮ったトンネル北口。

自動車が走っています。

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工事着工は平成14年。8年の月日をかけてつくられました。

事業費約26億円。海老嶋大橋219m、市原トンネル192m。

10月7日の開通式で記念演奏をした「和太鼓集団 志多ら(しだら)」のブログに、

開通式の様子を伝える投稿がありました。

http://shidara.hamazo.tv/e2039530.html

    

    

また月日がたってしまえば、

トンネルがあるのが当たり前になってしまうと思います。

でも私は知っているぞ。

昔はどんな危険な道があって、どんな願いがあってこのトンネルができたか。

ずっと完成を待ちわびていた一人として、

初めてトンネルをくぐり、橋を通った時はいい気持ちでした。

  

    

   

   

 

ふと見た「余所行き(よそゆき)」「レール」

昨日(10月31日)の昼に「クイズ雑学王」の再放送をやっていました。

対義語の問題で面白いと思ったのは、

「普段着」の対義語。

何だと思いますか?

    

    

ゲストの解答者の「余所行き着」はすごくよくわかりました。

でもこれは正解ではなく、

正解は「余所行き(よそゆき)」です。

「余所行き」には、「外出するときの衣服や持ち物」という意味もあるのです。

「余所行き着」としたいところですが、「余所行き」でOK。

ふと見た番組で勉強ができました。

     

     

同じ日、レンタル店に行って、

ふと見たら、HYの新しいシングルが出ていることに気がつきました。

もちろん借りてきました。

「レール」・・・この曲も癒されつつも励ましてくれるHY風?の曲でした。

10月30日のテレビ番組に出た時の映像。(CMは飛ばして下さい)

YouTube: HY 「レール」 091030 Mステ

    

宣伝用のポスターにHYの面々の写真がありました。

とてもいい写りでした。

ここにコピーを添付。

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ふと見るというのは、何かに引っ張られているんですよね、きっと。

今年度も後藤竜二さんの本「ひかる!」/スカイエマさん

2007年度。1年生を担任。

後藤竜二さんの「1ねん1くみ1ばん」シリーズを学級文庫に入れました。

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特に「1ねん1くみ1ばんでっかい」が子どもに好評。

何が1ばんでっかいかというと、う○ちです。

DVDも発売されていて、買いました。

    

2008年度。3年生を担任。

ちょうどスタートした「3年1組ものがたり」

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3年1組の担任の先生は、自転車通勤の痛快な先生でした。

痛快さは及びませんが、私と同じ自転車通勤がうれしかった。

何より私が3年1組を担任したその時から、

シリーズが始まったのがうれしかったです。

     

そして2009年。4年生を担任。

4年のお話を後藤竜二さんは書かれているかなと思って探しました。

書かれていました。

ひかる!〈2〉本気(マジ)。怒る! (ホップステップキッズ!) ひかる!〈2〉本気(マジ)。怒る! (ホップステップキッズ!)
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「ひかる!」シリーズでいいのかな。

主人公は小学4年生の女の子。

2巻目、3巻目を読みました。

※1巻目はまだ入手できていません。

一見して、前2つのシリーズと本の雰囲気が違い、

同じ作者?同姓同名の作者?という疑問を持ちました。

読んでいってもそう思いました。

文も絵も、人物が背伸びをしていて4年生らしくないように思えました。

しかし6年生に対抗意識を燃やしたり、

意気がっていても弱く、人に助けを求める主人公は、やっぱり4年生でしょう。

今まで庇護者やあこがれだった6年生が、

しだいにライバルや目標になってくるのが、4年生あたりなのかと

この本を読み、目の前の子どもたちを見てそう思います。

やっぱり後藤竜二さんの本は面白いという結論に。

    

挿絵を描いておられるスカイエマさん。

スカイエマさんの描く人物は、無駄な肉がなく恰好いい。

すでに「川の名前」(川端裕人著/早川書房)で出会っていました。

後藤竜二さんが書いた6年生のお話「12歳たちの伝説」シリーズの挿絵もスカイエマさんのようです。

スカイエマさんのブログやイラストサイトもお薦め。

「lotus eator」(スカイエマさんのイラストサイト/ここからブログに行くのも可能)

http://emma-sky.com/

このサイトの中の1枚「風」

子どものころを思い出す絵です。

       

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