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2009年11月 5日 (木)

カニ座の四角形の中の星団に魅力あり

月刊「星ナビ」に、10月29日から11月3日にかけて、

火星が、カニ座の四角形の中に入り込むと書いてありました。

カニ座の四角形の中には、プレセベ星団があり、

双眼鏡で見れば、星粒が見られるとのこと。

※カニ座http://yumis.net/space/star/cnc.htm

上記のサイトには、プレセベ星団についても、詳しく書いてありました。少々引用します。

  

3月の下旬頃、宵の空のほぼ真上あたりを見上げると4個の小さな星に囲まれて、

肉眼でもぼんやりとした青白いしみのような光を見つけることができます。

これが蟹の甲羅部分にある散開星団M44プレセペ星団です。

この星団は、ビーハイブ(蜂の巣)とも呼ばれる散開星団で、

銀河星団中では600光年と最も近くて大きく明るい星団の一つです。

この散開星団は、古代から恒星ではなく、何か雲のような天体として知られていましたが、

バイアーはこれにヌピルム(雲)と記し、 ギリシアの天文学者ヒパルコスはネフェリオン(小さい雲),

アトラスは小さい霧、と呼んでいましたが、

この雲のようなものに 初めて望遠鏡を向けたガリレオが恒星の集まりであることを発見しました。

中国では、このプレセペ星団を「積尸気(死体を積み重ねたところから出る気)」という、

気味の悪い名前で呼んでいました。

ギリシアの哲学者プラトンたちの間では、人間の霊魂が天上からおりてきたり、

または天上界へ去って行く出入り口だと信じられていました。

   

とにかく昔の人たちは星をよく見ています。

    

この魅力的なカニ座の四角形を見てみたくなりました。

火星は目立つ星なので、この時期がチャンスだと思いました。

観察は早朝。火星はすぐに見つかりますが、

カニ座の四角形は、双眼鏡で見てもよくわかりませんでした。

カニ座はどうも暗い。

もっと星が見える場所に行かなくてはと思っているうちに、

火星は四角形から出ていってしまいました。

   

しかしDS「星ナビ」を使えば、カニ座はすぐに見つかるので、

星がたくさん見られる場所に行ったら、

カニ座の四角形、そしてプレセベ星団を観察したいと思います。

楽しみがまた一つ。

   

   

そうだ、今晩、おうし座流星群が最も多く見られるとの情報あり。

次のサイトなどを参考にしました。

http://www.asahi.com/travel/hoshizora/TKY200911020116.html

http://www.astroarts.co.jp/i/alacarte/2009/1101a-j.html

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